『電子楽譜の使い心地は??「Boox max lumi」を電子楽譜として使ってみた感想』
Date 2020.12.15
最近はペーパーレスの時代へ移り変わりつつあります。
音楽界でも、紙の楽譜を郵送するという時代から、最近ではデータで送信する方が多くなりました。
そんな中で、わたしの周りでは電子楽譜を使う人もちらほら!
とても便利そうなところを見て、わたしも電子楽譜を使ってみよう!ということで、ついにタブレットを購入!
Boox Max Lumiというタブレットを電子楽譜として使ってみたので、その使い心地などを書いてみたいと思います
Boox Max Lumiって?
わたしが使っている「Boox Max Lumi」といのは、SKTという会社のタブレットで、電子書籍やデジタルペーパーとして利用できます。
Kindleなどで使われているE‐Inkを搭載しているので、まるで本物の紙に書かれているような見え方なのです。
画面を見るとすぐ疲れてしまうわたしにとっては、とても楽に使えます!
画面の大きさは13.3インチということでA4サイズほどあり、タブレットの中では大きく、画面を2つに分けて見ることもできるんです。
2200×1650(207dpi)の高解像度で、小さな文字でも美しく表示されます。
そして電池の持ちがよく、スタンバイモードでは最大4週間もちます。
Bluetoothに対応しているので、電子楽譜には欠かせないページをめくるためのペダルを使うこともできます。
Booxでも色々な種類がありますが、楽譜を見るためには画面が大きい方が見やすいのと、画面が光るので暗いところでも演奏できて良いなと思い、わたしはこの種類を選びました。
Boox Max Lumiのスペックです↓
パネル:フラット13.3インチEinkフレキシブルスクリーン
解像度:2200×1650 (207dpi)
タッチ:静電容量式タッチ+4096段階筆圧検知ワコムペン
CPU:8コア
メモリ:4GB LPDDR4Xメモリ
ROM:64GB (UFS2.1)
ネットワーク:Wi-Fi(2.4GHz + 5GHz)+ BT 5.0
ライト:フロントライト(寒色及び暖色)
■ソフトウェア
OS:Android 10
ドキュメントフォーマット:PDF、PPT、EPUB、TXT、DJVU、HTML、RTF、FB2、DOC、MOBI、CHM …
画像フォーマット:PNG、JPG、TIFF、BMP
オーディオ:WAV、MP3
APPストア:BOOXストア
DRMをサポート
■その他
ボタン:電源、バック(指紋認証付き)
拡張端子:Type-C(OTGサポート)
モニター接続:Micro HDMI
スピーカー:デュアルスピーカー
マイク:デュアルマイク
イヤホンジャック:USB Type-Cイヤフォンジャック
電池容量:4300mAh Polymer Li-on
電池持続時間:最大6週間(スタンバイモード)
寸法:310 * 228 * 7.9mm
重量:≤570g
認証:CE、ROHS、FCC、TELEC、CCC
Amazonで購入
わたしはBoox Max lumiをAmazonで購入。
立派な箱の中に本体、充電器、ペン、替え芯、画面保護シートが入っていました。
画面はこんな感じの見え方で、全然電子の感じがしないことにびっくり、、
電子楽譜として使ってみる
Boox Max lumiを電子楽譜として利用するために、まずパソコンや携帯のアプリなどを利用して楽譜をPDFにします。
ファイルに保存してこのまま楽譜として見ることもできますが、演奏会などで使うときにとても役立つのは、電子楽譜用のアプリ!
Boox Max lumiはAndroidを搭載しているので、Android用のアプリを使うことができます。
楽譜を整理できたり、楽譜に書き込みをしたりすることができます。
わたしが使っているのはMobile Sheetsというアプリ!
これは無料版もあるので、無料版でまず試してから、機能が多い有料版を買うこともできるのでとても安心です。
このアプリについての詳しいお話はまた後日書きます!
他にも使い方色々☆
Boox Max lumiは色々な機能があるので電子楽譜以外でも演奏活動に活用しています!
例えば、カレンダーをダウンロードして、予定を書き込んでスケジュール帳にしたり、コンサートについて話し合ったことをメモしたり、、
紙にメモをとると、かさばってしまったり、後から整理するのが大変なこともありますが、ここに書いておけば、フォルダに分けて整理したり、いらなくなったらすぐに消すこともできます。
これ一台もっておけば、忘れ物も減りますね笑
デメリット
とても便利なタブレットですが、もちろんデメリットもあります。
画面の動きがiPadなどと比べると少し遅く、書き込みを消したときに少しの時間うっすらと残ってしまうこと。
インクが黒のみなので、カラーは使えないことなど、、
そんなデメリットがあっても、わたしがこのBoox Max lumiを購入したのは、なんといってもiPadなどのタブレットに比べて目がチカチカせず見るのが楽なこと、ペンの書き心地がとても良くてまるで本物の鉛筆を使っているように書けることなど、このタブレットならではの機能に惹かれたからです!
まとめ
電子楽譜を使うことは、わたしも最初は抵抗がありましたが、使ってみるととても便利で、楽譜の整理整頓がしやすいし、色々な手間を削減することができます。
紙ではないと不安なところもまだまだありますが、これから少しずつ、ペーパーレスの時代に乗っていけたらと思います。