東郷町でレクチャーミニコンサートに出演!解説や物語も交えて楽しい時間に♪
先日、クラリネット2本とピアノのグループ「Trio familiar」で、わたしの住んでいる愛知県東郷町で行われている「レクチャーミニコンサート」に出演させていただきました。
お越しくださった方々、お世話になった方々、本当にありがとうございました。
今回は、そのコンサートの様子を書いてみたいと思います♪
レクチャーミニコンサートとは?
レクチャーミニコンサートは、東郷町民会館で定期的に開催されている、次代を担うすぐれたアーティストの楽しいお話と質の高い本格的な演奏で大好評の東郷町オリジナル・サロン風コンサートシリーズです。
大ホールで行われるのですが、お客さんは客席ではなく、ステージの上に並べられた椅子で演奏を聴きます。
なので、奏者とお客さんとの距離が近く、ステージ上ならではの豊かで臨場感のある響きを楽しめるのが魅力のコンサートなのです。
今回のテーマ
今回、わたしたちのコンサートのテーマは、「ファミリアとみんなで学ぶクラリネット&ピアノ塾」
レクチャーミニコンサートということで、せっかくなのでお客様に少しでも音楽に関することを知っていただきたいという思いで、私たちの演奏している楽器のことや、音楽の豆知識など、まるで塾のように学びながら楽しんで聴いていただけるように考えてみました。
演奏はもちろん、初めての方もにもわかりやすい解説にも力を入れた企画を練りました。
リハーサルの様子
当日、コンサートの前2時間ほど、舞台をお借りしてリハーサルをさせていただきました。
リハーサルの前には調律師さんがいらっしゃって、ピアノの調律もしていただき、準備万端な状態でリハーサルを始められました!
リハーサルでは、曲をところどころ演奏しながら、ピアノの位置や、クラリネット2人の立ち位置を決めます。
今回は、レクチャーでホワイトボードに図や絵を貼りながらお話するということで、ホワイトボードの使い方やお客様からの見え方を確認したり、マイクをテストしたり、、
色々やっていると、あっという間に時間は経ってしまいます。
リハーサルが終わると楽屋へ戻ります。
すると担当者の方が、軽食を用意してくださっていました!
東郷町にあるだし巻き卵専門店「高坂桜」さんのサンドイッチとおにぎり!
ふわふわで、すごく美味しかったです♪
コンサート本番
コンサートは19:00開演でした。
わたしたちを囲うように舞台いっぱいに並べられた椅子に、お客様がたくさん座ってくださいました。
今回のコンサートは、まず、バロック時代の曲から始めて、古典、ロマンと、時代の移り変わりを感じていただきました。
そしてその間に、クラリネットとピアノの楽器について、詳しく解説していきます。
楽器の歴史や構造、クラリネットは解体して見せたり、普段の演奏の裏側を紹介したりなど、普通のコンサートではなかなか知ることのできない細かい部分までお話します。
そして、有名な童謡「クラリネットをこわしちゃった」の変奏曲では、「変奏曲」というのを感じていただけるように、曲の全体の流れを物語にして、絵を描いて紙芝居を作りました。
こんな感じで♪
物語に登場するキャラクターは、わたしたち3人をモチーフに!
キャラクターがつけているリボンを、ピアノの太田さんが手作りしてくれて、3人色違いのリボンをつけて演奏しました♪
そして最後は、この編成のための名曲、メンデルスゾーンの『2本のクラリネットとピアノのための演奏会用小品第2番』を演奏し、アンコールには『クラリネットキャンディー』で明るく終演しました。
お客様からいただいた感想
終演後にいただいた、お客様からのアンケートでは、
- クラリネットを間近で見たり聴いたりすることは少ないが、とても良い機会になりました。
- 演奏もさることながら、お話がとても興味深く楽しかった。
- 3人の息の合った演奏、楽しいお話もよかった。
などのご感想をいただきました。
すごく嬉しいです♪
コンサートを終えて
温かいお客様方に囲まれ、会館の方にもとても良くしていただき、気持ち良く演奏させていただくことができました!
普段は、演奏して少しお話したら次の曲、、というのが多いですが、今回はしっかりお話して解説をさせていただくということで、自分たちもとても勉強になったコンサートでした。
お客様との距離が近かったので、反応を直接感じることができたり、まるで会話をするように進められて、わたしたちもとても楽しかったです。
また東郷町で何かできたらいいなあ♪