忘れてた!ビザ更新の予約の日
留学生にとって一年に一度の大事な行事。
学生ビザの更新!!!
なのですが、わたしは昨日とっていたビザ更新の予約の日を完全に忘れてしまいました。
本当にバカだ、、
この予約、なかなかとれなくて大変なんです。
ビザ更新のやり方
ビザ更新の仕方はフランスの中でも住んでいる地区によって全然違うので、自分の地区はどうすればいいのかをホームページで調べます。
わたしが住んでいるパリ12区の場合だと
ビザ更新はどうやってやる?
まずpréféctureの予約をとって、その日に決められた場所に必要な書類を持っていきます。
書類がそろっていれば紙をもらえて、そこに必要事項(自分の情報、フランスでやりたいこと、その後どうするかなど)を書きます。
それが認められればrécépissé(仮の滞在許可証)をもらえて、3ヵ月後の指定された日に本物のカードをとりにきて終了。
予約はどうやってとる?
ネットでPréfecture de police(パリ警視庁)のページでとります。
日にちや時間は空いてる中から自分で選べます。
予約はいつごろとる?
滞在許可証の期限が切れる3ヶ月前までくらい。
ただ、予約の日に必要書類を全部用意できる日にちにしないといけません。
※わたしの場合今回9月30日に期限が切れたのですが、学校の進級試験が10月半ばにあって、その後じゃないと学生証明書がもらえない!なので確実に書類がそろう12月に予約をとりました。
滞在許可証の期限が切れたら不法滞在になる?
ちゃんと予約をとってあるという証のconvacationとtitre de séjour(滞在許可証)を持っていれば不法滞在にはなりません。
予約がとれないと受けつけてもらえない?
急いでいてどうしようもない人は予約なしで直接並ぶこともできるそうです。(予約ありと予約なしの列があります)
※実際に予約なしで並んだ人の話を聞くと、朝7時からから並んだのに全然進まず、トイレも我慢しながら8時間並び続けたそうで。ひぇぇ~(。Д゚; 三 ;゚Д゚)
更新の場所は?
ClignancourtのpréfectureかCité universaireです。
北と南で全然違うのでよく確認を。
とりあえず、予約の日からまだ1日しか経っていないので、もしかしたらどうにかなるかもしれない!ということで、フランス人に通訳としてきてもらい行ってきました。
Cité universitaireへ
今日は朝から雨。
8時ごろCité universaireに到着。
もう8時なのに真っ暗。
ビザの更新はここCité universitaireなのですが、わたしのconvacationにはClignancourtに行ってくださいと書かれていました。
本当はでした。
場所が急に変更したなんて全然連絡もなく、今回はたまたま知り合いに聞いてCité universaireに来たのです。
これが正面で、この左側の小さな建物の中でビザの更新手続きが行われます。
もうすでに列ができています。
予約をとっている人ですら早くからきて並んでいるのです。
8時半に開くはずがやっぱり遅れて10分後に扉が開きました。
係員の男の人が1人出てきます。
彼はまず
「朝の5時から並ばないでください!」
と叫びます笑
そして、順番にconvacationをチェックし始めました。
「今日の日付のものしか受けつけませんから」
と言うと、人がどんどん後ろから押してきて、スロープがあるにも関わらず横からまわってくる人まで、、
そうすると係員のひとはめちゃくちゃ機嫌悪そうに
「私より前に来ないでください!下がって!!」
と怒鳴ります。
第1グループが入ってその後9時くらいにわたしたちが一番前になりました。
わたしは今日の日付のconvacationを持っていないので、帰れ!って言われるかなとビクビクしながら係員に見せたら、
「中に入りなさい」って。
えっっ!あんなに日付のこと言っといて、実はちゃんと見てない??
そして玄関でもまた係員がいてconvacationを見せるように言ってきました。
わたしは傘を持っていなかったので並んでいる間にconvacationが雨でベタベタ。
それを見た係員は、
「ベタベタだから見せなくてもいいよ」って。
おお!今日の日付じゃないのに中に入れちゃった!
そして中でもまた並びます。
受付には3人いて、そこで書類が全部そろっているかチェックされます。
少しでも不備があったら、その場でさようなら。
ちゃんとそろっていれば番号札をもらえます。
※わたしは1年目、学校の証明書が1枚じゃ足りないからもう1枚何かもってこいと言われてさようならでした。
さあ、わたしたちの順番がきました。
パスポートを見せると、受付の人が今日の予約リストの中からわたしの名前を探し始めます。
そしてわたしの名前がないことに気づきました。
あるはずないです、わたしの予約は昨日なんですから、、、
わたしのベタベタのconvacationを見て
「予約は昨日じゃないか!」
そこで、付き添いのフランス人が
「このconvacationには、場所はClignancourtと書いてあるので昨日時間通りにClignancourtへ行きました。
しかしそれが違っていて、その後ここに来たかったのですが、彼女は学校の授業があったので来れませんでした。違う場所を書いているあなたたちが悪いんでしょ。」
なんて上手く言ってくれました。
さすがフランス人。偉そうな感じで。
実際は、場所が変更になったことも知っていて、ただ忘れていただけなんですけど、、、と申し訳なさすぎるわたし。
しかし受付の人も負けません。
「学校よりビザのほうが大切でしょう!ビザがないと授業すら受けられないんだから!
帰って予約を取り直してこい!」と。
こちらも偉そう。場所変更のお知らせをしていなかったのに。
次予約をとれるのはいつかと聞くとなんと6ヵ月後!
ビザがない間、アロカ(住宅補助~わたしの場合毎月210ユーロ)がもらえなくなってしまうかもしれないからそれは困る!!
その話を聞いていた隣の受付の女の人。
少し待っててと言って裏の部屋へ。
すると、新しく予約をとったconvacationを持ってきてくれました。
そこには、次の予約は2月12日と書かれていました!
2ヵ月後!
ありがたい!!なんて親切なんだああ。
雨はまだ降り続けます。
今回は運が良かったけど、フランスは人によって全然違います。
1番大事なことは、とった予約は忘れないということですね、、、