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フランスの手紙の出し方って?宛名の書き方から送り方までご説明します。

フランスでの手紙の出し方は日本とは違うところも多い!

言葉もなかなか通じない中で、手紙を送るのは難しいことも多いかと思います。

ということで今回は、フランスから手紙を出すときの宛名の書き方から郵便局での切手の買い方、出し方まで、細かくご説明していきたいと思います!

目次

宛名の書き方

宛名の書き方を、フランス国内に送る時と日本に送る時と、それぞれ説明します。

フランス→フランス

封筒の表には、送り先の名前と住所を書きます。日本は住所が先ですが、フランスでは名前が先です。

名前の前には、

相手が男性→「M.」

既婚女性、もしくはわからない時→「Mme.」

未婚女性→「Mlle.」

を書きます。


住所は、1.通りの番号→2.通り名→3.郵便番号→4.地区名→5.Franceの順番です。


裏には自分の名前と住所を記入します。

フランス→日本

日本に送る時はこんな感じで書きます。

日本の住所は、1.番地の番号→2.番地名→3.市町村名→4.都道府県名→5.Japonと、日本とは逆の順番で書くので『ご注意を』

まあ、実際は書く位置や順番は少しくらい違っていてもちゃんと届けてくれるのですが、その中でも一番大事なことは「Japon」を目立たせること!

手紙はまずフランスで国ごとに仕分けされるので、その時に間違ってしまったら全然違う国へいってしまいます。

なので、Japonの文字だけ大きく書いたり色をつけたりして誰が見ても、日本への手紙だと分かるようにしておくと良いと思います。

そして、日本に着いた時に日本の郵便屋さんが読みやすいように、送り先の日本語も書いておいてあげると親切です☆

切手の買い方

手紙の宛先が書けたら、切手を買いに行きます!


切手は郵便局(La Poste)で買うことができます。

受付の人にお願いしても買えますが、並ぶことも多くて待たされるので、今回は切手を買う機械を使ってみたいと思います!

(今回わたしは、手紙を普通郵便で手紙をフランスへ送ります)

郵便局に何台か置いてある黄色い機械。

まずはこの上に送りたい手紙を乗せると、機械が重さを測ってくれます。


送るものの種類を選びます。

今回は手紙を普通郵便で送るので、一番左を押します。


送り先を選びます。

フランスなら1番上。

ちなみにフランスの海外領土というのは、フランスだけど離れたところにある島などのことです。

もし日本に送りたいなら、「International」を選ぶと国名を選択する画面へいくので、そこで「Japon」と入力すればOKです。


郵便の種類を選びます。

郵便の種類によって、届くスピードが違います。

自分の郵便物がどこにあるのかを知りたい方は、追跡郵便を選べば追跡することができます。


今回は追跡なしの郵便を選びましたが、+0.40ユーロで追跡ができますよ~というオススメの画面が出ました。

そんなに大事な手紙でもないので、「Non, merci.」で断ります。


そしてこの画面で、送る手紙の数と値段を確認したら「Payer」を押して支払い画面へ進みます。


8.80ユーロで10枚の切手を買いませんか?というオススメが出てきました。

そんなにいらないので「Non, merci.」で笑


支払い方法を選びます。
元気かクレジットカードです。
機械によってはクレジットカード支払いのみのものところもあります。


現金なら小銭を入れ、カードなら差し込んで暗証番号を入力します。


レシートや領収書がいるかどうかを聞かれるので、お好みのものを選びます。


支払いが終わると、下から切手が出てきます!


こちらが、機械で買った切手です。

シールになっていて、郵便の種類と値段が書かれています。

ちなみに、かわいい記念切手が欲しければ、受付カウンターでしか買うことができません。
(フランスのかわいいバレンタイン切手のお話はこちらからどうぞ)

これを手紙に貼って完了!

追跡郵便の場合は、一緒に出てきたバーコードつきの切手も手紙に貼りつけて、追跡用のレシートは大事にとっておきます。

ポストへ投入

さあ、手紙の準備が整ったら、ポストへ投入します。

ポストはもちろん郵便局にもあるし、街の至るところに立っています。


この黄色いのがポストです。

入れる場所は2つあり、「Paris-Banlieue」の方はパリとその周りの郊外。

宛先の郵便番号が、75,77,78,91,93,94,95から始まればこちらに入れます。

もう一つの「Autre départements」「Internartional」の方にはその他の宛先のものを入れます。

これで全部完了♪
あとは届くのを待つのみです。

手紙を送る際の注意点

フランスで手紙を送る時に注意しなければいけないことを書いてみます。  

☆途中でなくなったり、盗まれたりすることもよくある

フランスでは、手紙をちゃんとポストに入れたとしても、送る途中でなくなってしまったり、盗まれたりすることも頻繁にあります。

なので、なくなったら困る手紙には追跡郵便にしたり、小切手などとても大事なものを送る時には書留で送ることをオススメします!

後でなくなってからでは、残念ながらどうすることもできません、、

(実際知り合いで、小切手を送る途中に盗まれたという人もいます。)

☆予定通りの日数では届かないことが多い

先ほど切手を買う時、郵便の種類を選択する画面に配達日数が回あったと思います。

しかしこれはあくまで目安なので、実際はよく遅れます。

特にヴァカンス期間中とかぶると、だいぶ届くのが遅れたりします。

そのことを考えて、期限つきの手紙は早めに出すことをオススメします。

まとめ

フランスでの手紙の送り方こんな感じです。

日本とは違うので初めてやる方はわからない部分もあるかと思いますが、何度もやっているうちに慣れてくると思います。

最近ではネット文化がどんどん広まっていて、手紙を送る機会も減っていますが、手紙ならではの良い部分も大事にしたいですよね(^^)

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この記事を書いた人

マソン優貴葉のアバター マソン優貴葉 クラリネット奏者

名古屋音楽大学を卒業後、フランスのムードン音楽院、ヴェルサイユ音楽院の最高課程を修了。
4年間のフランス留学を終え2019年に帰国し、現在は愛知県名古屋市を中心に演奏活動や、個人レッスン、音楽教室でのレッスンなど幅広く行っている。

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