クラリネットでよく使う高音の運指はこれだ!
クラリネットは他の管楽器に比べて、とても音域の広い楽器です。
なので時々、とても高い音も登場します。
高い音の運指は少し難しいですが、しっかり覚えておくことが大切です。
ということで今回は、クラリネットの「アルティッシモ音域」とも呼ばれる高音域の運指の中でもよく使われるものを載せておきます!
クラリネットの高い音って?
クラリネットは音域が広いので、それぞれの音域に名前がついています。
クラリネットの音域の詳しいお話は、こちらの記事をご覧ください。

中でも「アルティッシモ音域」と言われる一番高い音域は、運指が複雑で覚えにくいです。
とても高い音はあまり頻繁には使われないので、教則本にも載っていないものもあります。
高い音の運指
クラリネットのアルティッシモ音域と言われる「ド♯」から、「ラ」の音までの運指を載せておきます!
ド#レ♭

レ

左手の小指で押さえるキーは押さなくても鳴らすことができますが、押さえた方が安定した音を鳴らすことができます。
レ#ミ♭

半音階のときは、左側の運指を使った方が滑らかなレガートで演奏できます!
ミ

ファ
右側の運指の方が、指をたくさん押さえるので音の鳴りは良いですが、音程が上がりやすいのと、速いパッセージのときは指が難しくなってしまうというというデメリットもあります。

両方の運指を使えるようにしておくと良いですね!
ファ#ソ♭
先程のファと同じように、左は簡単な運指、右はたくさん穴をふさぐ運指です。
左側は運指は簡単ですが、音程が下がりやすく、音色も不安定になりやすいです。
そして逆に右側は、音色は良いですが、音程が上がりやすいです。

吹奏楽などは、このファ#あたりまでは時々出てくるので、しっかり覚えておきたいですね!
ソ
ソより上は吹奏楽曲などではほとんど見かけませんが、クラリネットのソロ曲では出てくることもあるので、普段から出せるようにしておくと良いかと思います。

この辺はとにかく音程が不安定なので、チューナーを見ながら自分に合った運指を選ぶと良いですね!
ソ#

ラ

まとめ
音域が広いことが魅力の一つであるクラリネット。
高い音が急に出てきても対応できるように、普段から音階などで出す練習をしておくと良いですね♪