「クラリネットの高音が汚い!」と言われる!その原因を突きとめてみよう♪
部活動や楽団などでクラリネットをやっていて、先生や先輩などに、
「高い音が汚い!」「高い音をもっと良くして!」
なんてことを言われたことはないでしょうか?
クラリネットの高音は、本来なら美しい音が鳴るはずなのですが、どこか上手くいっていないと、固い音だったり、キンキンした音など、思わず耳をふさぎたくなるような音になってしまうこともあります。
ということで今回は、クラリネットで高音を出したときに、汚い音になってしまう原因と解決方法を書いてみたいと思います!
- 「高い音が汚い」と言われて困っている
- 高い音をもっときれいに出したい
- 高い音に苦手意識をなくしたい
高い音は難しい?

クラリネットは、低い音は割と初心者さんでも出しやすいのですが、高い音となると、なかなか上手く鳴らなかったり、汚い音になってしまったり、音程が定まらなかったりして、高い音に苦手意識を持っている方も多いです。
高い音は、低い音に比べて、良い音が鳴るポイントが狭いので、それをしっかり見つけ出すまでは、なかなか思い通りに鳴らないかもしれません。
ですが、そのポイントさえ見つけてしまえば、低い音と同じように、自由自在に音を出すことができます。
高音が汚くなってしまう原因

高い音が汚くなってしまう原因さえわかれば、気をつけて治すこともできますよね?
ということで、高い音が汚くなる原因を4つあげてみるので、確認してみてください♪
1.リードを噛み過ぎている

クラリネットのマウスピースをくわえて音を出すとき、どうしても「くわえなきゃ!」と思いすぎて、リードを強く噛み過ぎてしまう方がいらっしゃいます。
クラリネットはリードを振動させることで音が鳴る楽器なので、リードを噛み過ぎてしまうと、リードの振動も止まってしまい、良い音が鳴らなくなってしまいます。
さらに、息の通り道もふさいでしまうので、詰まった固い音になってしまいます。
そうならないために、口の上下で噛む力だけでなく、左右からマウスピースを包み込むための口の周りの筋肉も使うようにしてみましょう♪

口笛を吹くときの口の形を思い出ながら、マウスピースをくわえるようにすると、良いと思います!
2.喉が閉まっている
高い音がキンキンしてしまっている方に多いのが、喉を閉めて吹いている!
喉が閉まった状態で音を出しても、響きはつかないし、喉に力が入ってしまい、喉が痛くなってしまうこともあります。
そうならないように、あくびをするときや裏声で歌を歌うときのように、喉が開いた状態でクラリネットを吹くようにしてみましょう!
それができれば、高い音もきれいな音になるはずです♪

3. 息の方向が定まっていない
楽器に息を入れる方向をどうするかも大切です。
息の方向が下がってしまうと、高い音が鳴らなかったり、ぶら下がった音になってしまいがちです。
なので、高い音は特に、息を入れる方向をなるべく上の方に向けて、まとまった息を入れるようにすると、良い音で鳴りやすいです。
息の方向が定まらずにふらふらしていると、汚い音になってしまいやすいので、息を楽器のもっと先まで飛ばすように入れるようにすると良いですね!
4. 力んでいる
高い音に苦手意識をもっていると、どうしても高い音を吹こうとしたときに、変な力が入ってしまうことが多いです。
全身に力が入りすぎたままクラリネットを吹くと、どうしても固い音になりやすいです。
特に、指や腕、肩などに無駄な力が入っていないかを注意しながらやると良いと思います。

「高い音が怖いなあ」という思いを捨てて、リラックスしてクラリネットを吹くことを意識してみましょう!
響かせる意識を持とう!
良い音というのは、ある程度の良い「響き」がついています。
もちろん高い音にも!
なので、響きをつけるように意識して吹いてみましょう!

わたしがクラリネットのレッスンを行っている生徒さんの中でも、響かせることを意識して吹いてもらうだけで、全然違う音が出てくることが多いんです☆
大きなホール全体に自分の音を響かせるようなイメージを持って、普段から練習することで、自分の音がどんどんと変わっていくはずです♪
まとめ
高い音に苦手意識を持ってしまう方も多いですが、自分の意識次第でも音はグンっと良くなっていきます。
自分の音をよく聞きながら、良い高音が出せるように頑張っていきましょう♪
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