クラリネットのタンギングが速くできるようになるコツを教えます♪
Date 2022.2.8
クラリネットをやっている方で、「タンギングがなかなか速くできない!」という方も多いかと思います。
タンギングが追い付かないせいで、曲のテンポについていけなかったり、せっかくの良い曲が台無しなんてこともあるので、タンギングを速いテンポでもできるようにしておくことは、とっても大切なことです。
ということで今回は、クラリネットのタンギングが速くできるようになるコツを書いてみたいと思います♪
目次
まずは基本をマスターしておこう!
クラリネットのタンギングを速いテンポでもできるようにするために、まずはタンギングの基本をマスターしておきましょう!
何事も基本は大事!
基本ができていないまま、速いテンポでタンギングをやろうとしても上手くいきません。
逆に悪いクセがついてしまい、音色が悪くなったり、音の切れ方が汚くなったりしてしまうこともあります。
↓↓ タンギングの基本はこちらの記事で書いておりますので、タンギングのやり方が不安だという方は、まずは良いタンギングの基本を身に着けてください(^▽^)
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速いタンギングをやるために一番大事なこと
速いテンポでタンギングをやるために一番大事なことは、、
リラックスすること!!
「なんだ、そんなことか」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
でも、これが思っているよりも難しくて、思っているよりも大事なことなのです。
速いテンポでタンギングをしようとするとき、どうしても一生懸命になって力んでしまいがちです。
力めば力むほど、舌は自由に動いてくれず、タンギングができる速さに限界が出てきてしまいます。
とにかくできる限り体の力を抜いてリラックスした状態でタンギングができれば、速いテンポのきれいなタンギングに近づけると思います。
少しずつテンポを上げていこう!
速いテンポでタンギングをするためには、ゆっくりのテンポから少しずつテンポを上げていく練習方法が一番効果的だと思います!
↓↓ こちらの楽譜を使いながら練習してみましょう。
このタンギング練習はよく使われる練習方法ですが、4分音符→ 8分音符→ 4分3連→ 16分音符とどんどん音符が細かくなっていくので、タンギング練習にはとても効果的です。
音は自分の出しやすい音で構いませんが、メトロノームを使い、まずは自分が余裕でできるテンポから始めましょう。
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できたら、メトロノームを1目盛ずつ上げて少しずつ速くしていきます(80→84→88…という感じです)。

そうすると、どこかで自分の限界がくると思います。
その限界を覚えましょう。
日々同じようにこれを練習していると、その自分の限界を超えることができるようになると思います。
いきなりは難しいと思いますが、少しずつやっているうちに少しずつ自分の限界を超えていき、気づいたときには、自分が速すぎて難しいと思っていたテンポでも楽々タンギングができているはずです。
そのために、リラックスすることはお忘れなく!!
「Tu Tu Tu…」と言い続けよう!
テンポの速くて良いタンギングをするためには、まずは楽器なしでも「Tu Tu Tu…」と速いテンポでも言えるようにしておくことが大切です。
意外とこれが最初は難しかったりします。
寝る前やお風呂に入っているとき、暇なときなどいつでもいいので、「Tu Tu Tu…」と何度も口ずさんでみることで、少しずつ言える速さも速くなってくると思います。

ちょっとしたことも積み重ねると大きな力になります。
ほんの少しのすきま時間も大事に使えば、さらに上達していくこと間違いなしです♪
まとめ
クラリネットのタンギングは、最初は難しくてなかなか上手くできないかもしれませんが、正しい練習法で地道に練習を続けていけば、美しくて速いタンギングができるようになります。
あきらめずに、少しずつレベルアップしていきましょう☆
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