フランスのエリート大学生
今日は、一年に一回の日本語能力試験がパリで行われました。
これを受けるために、マルセイユに住んでいる、フランスで育ちのベトナムと中国人のハーフの子がはるばるパリまでやってきました。
本当はマルセイユから近いリヨンでも試験を受けられたのに、それを知らずにパリ受験にしてしてしまったそうです。
そんな彼、日本に数ヶ月だけしか住んだことがないのですが日本語がペラペラ!!
今大学1年生で、通っている大学はÉcole des mines de Saint-Étienne(サンテティエンヌ国立高等鉱業学校)というフランスのエリート大学!!
宇
宙のことを勉強しているそうです。
将来はロケットを作りたい!とか言ってて、、
前に遊びでロケット作ったことがあるんだよってムービーを見せてくれました。
砂糖が燃料だそうです。
すごすぎて、すげーとしか言えない笑
そんなエリート大学に入るのにもやっぱり苦労したようで、大学に入る前は2年間予備校に通っていて、そこではずーーっと勉強だったそうです。
朝から晩まで勉強して、家でやる課題もたくさん出されて。テストも毎週大量にあって。
もう二度と予備校には戻りたくないそうです笑
大学でももちろんたくさん勉強しているようですが、大学色んな実験をしたりして楽しいそうです。
そこはフランスの大学なのですが、授業のプリントや課題の文章は英語で書いてあることが多いそうで、英語が読めるのは当たり前なんだとか。
色んな話を聞いていると、世界が違いすぎて面白い!!
そんな話の中でも、大学の制服があることに驚きました。
フランスでは、普通は学校の制服はありません。
でも、フランスの大学で2校だけ制服があるそうで、その中の1校がこの子が通っているサンテティエンヌ国立高等鉱業学校で
制服はこんなのだそうです。
こ、これが大学の制服??
帽子とか手袋までついてるし。
ちなみに、普段は使わないけど制服には剣もついているそうで、そこにはそれぞれ自分の名前が彫られていてそれだけで500ユーロくらいするんだとか、、
ひぇぇ~Σ(´Д`lll)
制服は偉い人がお客様として学校に来たときとかに着るんだそうで、普段は私服だそうです。
そして、その制服がある2校のうちのもう一校は、フランスで一番のエリート大学École polytechnique(エコール・ポリテクニーク 通称X)だそうです。
制服はこれ。
帽子はナポレオンみたいです。
このエコール・ポリテクニークに入るためにも、まず高校を卒業してから予備校に通うそうなのですが、この予備校にもランクがあり、エコール・ポリテクニークに入れるくらいのレベルの予備校に入るためには、高校2年生からの成績が関わってくるそうです。
しかもエコール・ポリテクニークは軍隊に関わる学校なので、勉強だけでなくスポーツもできないと入れないそうで、ここにはみながあこがれる理想の人しかいないそうです笑
まあ、そんな話をしながらも、彼は日本が大好きで、試験の前の日にイッテQを観てました。
今回パリに来て、焼き鳥を食べてキリンビールを飲んでめちゃ喜んでた!
いつか、ロケットできたら見たいなあ。