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【フランス留学準備】フランスのテスト生ビザ、学生ビザのとり方

留学するためにはビザが必須!!
 
わたしはフランスに音楽留学していますが、最初日本を出発する時に取ったビザはテスト生ビザというものです。
 
 
このテスト生ビザについて、わたしの体験も交えながら詳しく書いていきたいと思います。
 
 
目次
■テスト生ビザとは?
■テスト生ビザのとり方
■学生ビザとは?
■日本での学生ビザのとり方
■テスト生ビザを学生ビザに切り替える
 
 
 
 

目次

テスト生ビザとは?


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テスト生ビザは割と最近できたのですが、フランスに着いて3ヶ月以内に学校の入学試験を受けて、もし合格してその証明書を持って手続きすれば、学生ビザに切り替えてそのままフランスに滞在できるというビザです。
 
不合格なら3ヶ月以内にフランスから出なければいけません。
 
 
 
 

テスト生ビザのとり方


まずはキャンパスフランスのホームページで自分のアカウントを作ります。
日本語で説明が書かれているので安心です。
 
 
アカウントができたら、自分の情報や受験する学校などを記入をしていきます。
 
 
 
ここでアップロードしなければいけない書類がいくつかあるのですが、その中でも手に入れるのが大変だったのが、受験する学校の願書
 
直接学校にメールしたりして手に入れなければいけない願書は、こっちが急いでいるのにもかかわらず、ヴァカンスの時期とも重なったりしてなかなか送ってくれません。
フランス人は本当にやることが遅いので、、
 
 
そして、最終学歴の学校の卒業証明書と成績証明書の英語バージョンも必要なので、自分が卒業した学校にお願いして作ってもらいます。
 
 
 
その他、履歴書や志望動機も記入しなければいけないのですが、これは英語かフランス語で書かなければいけません。
 
あらかじめしっかり考えておいたほうが良いですね。
 
 
そして、全部の記入が終わったら案内に従って手続き料金20000円を払い込みます。
 
 
 
支払いも終わりすべてが終了したら、キャンパスフランスへ面接に行く予約をとります。
 
 
キャンパスフランスはフランス大使館の中にあるのですが、キャンパスフランスの面接とは別に、フランス大使館でビザを申請する予約も取らなければいけません。
 
 
こちらはフランス大使館のホームページから予約がとれます。
 
予約の日にちと時間は選べますが、出国までの日にちまでに家にビザが届くような日程にしないと出発できなくなるので要注意です。
 
 
そして、フランス大使館の近くに住んでいる方は全然良いのですが、遠くから東京まで行く人は何度も行くのは大変だと思うので、この2つの予約がなるべく近くなるように、予約が空いている日を照らし合わせながら考えます。
 
 
 
そして、予約の日になったらキャンパスフランスへ面接を受けに行きます。
 
面接では、なぜフランスに留学したいかなどを聞かれるので、その辺りは大体言えるようにしておくと良いと思います。
 
 
面接官はパソコンをカタカタ打ちながら質問し、あっという間に終わってしまいます。
 
 
 
そして今度はフランス大使館の予約の日に、必要書類を持ってフランス大使館へ。
 
 
必要書類は、在日フランス大使館のホームページのテスト生用ビザのところに詳しく書いてあります。
 
☆テスト生ビザの必要書類
●短期ビザ申請書
●証明写真1枚
●パスポート
●60ユーロ相当の日本円の現金
●日本以外の国籍の場合、有効な日本の「在留カード」または「外国人登録証明書」
●留学先の入学テストの登録証明書(テストの日程が明記されたもの)
●1 カ月あたり最低 615 ユーロの経済証明
●フランス入国日からテストの結果が出るまでの住居証明
●90日をカバーする海外医療傷害保険
●ビザを送ってもらう場合は封筒
 
 
 
大使館の人は厳しいので色々細かくチェックされます。
書類のコピーを持っていくのも忘れずに!
 
大使館でOKが出れば、直接取りに行くか送ってもらうかで、ビザつきのパスポートを受け取って出国できます。
 
 
 

学生ビザとは?


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フランスの学校に通っている人のための1年間有効なビザです。
 
学生ビザをとるには
●テスト生ビザを持っている場合→フランスにそのまま滞在して学生ビザへの切り替えをする
日本に帰る必要がないので飛行機代がかかりません。
 
●試験が終わってから一度日本へ帰る
試験が終わった後のヴァカンス中などに一度日本へ帰って学生ビザをとります。
 
飛行機代はかかるけど、必要書類は全部そろっているはずなので、大使館の予約を上手くとってビザができるのをを待つだけ。
●エコールノルマルに仮登録する
エコールノルマルはネットで仮登録できるそうなので、出国前に学生ビザがとれちゃうんです。
登録料は高めですが。
 
●語学学校に登録する
語学学校で学生ビザがとれますが、学校によってとれるところととれないところとありあます。
ビザをとるためなら決まった期間以上の登録が必要なので、最初にしっかり確認しておくことをお勧めします。
 
 
 

日本での学生ビザのとり方


テスト生ビザと同じように、キャンパスフランスでアカウントを作り、必要事項を入力して大使館の予約をとります。
 
大使館のホームページの学生ビザ・3ヶ月以上のところに書かれている必要書類を持って大使館へ。
 
☆学生ビザ必要書類
●長期ビザ申請書
●証明写真1枚
●パスポート
●60ユーロ相当の日本円の現金
●日本以外の国籍の場合、有効な日本の「在留カード」または「外国人登録証明書」
●留学先の仮登録または登録証明書。3 カ月以上の登録証明。
●1ヶ月あたり最低615ユーロの経済証明
●移民局(OFII)提出用フォーム
●ビザを送ってもらう場合は封筒
 
 
テスト生ビザと大きく変わるのは、移民局(OFII)提出用フォームが必要なことでしょうか。
 
わたしは日本で学生ビザをとっていないので、詳しいことはわかりませんが大使館のページで印刷ができます。
 
 
 

テスト生ビザをフランスで学生ビザに切り替える


学校の試験に合格したら、3ヶ月以内に学生ビザに切り替えなければ不法滞在になってしまいます。
 
学生ビザをもらうために、パリに住んでいる場合はクリニャンクールかシテ・ユニベルシテにある警視庁に行きます。
住んでいる地区によって場所もやり方も違うので要確認です。
 
 
ここで必要書類を提出し、学校名や志望動機などを書いたりしますが、この必要書類を集めるのがまたまた大変なんです!
 
出生証明書を日本大使館にもらいに行かなくちゃいけないし、学校の在学証明書はなかなか作ってもらえないし、、
 
最後に移民局OFIIの日程をもらい、その日に健康診断を受けに行きます。
健康診断は並ぶのでけっこう時間がかかります。
 
 
最初の仮滞在許可書はたしか郵送で届いたような気がします。2年前のことなのではっきりは覚えていませんが。、、
 
そして本物のの滞在許可書を指定された日に警視庁へ取りに行ったらおしまい。
 
 
ここまでも本当に大変なのですが、これからまた1年に一度ビザを更新するのもまた大変なのです(T_T)
 

 
 
 

 
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この記事を書いた人

マソン優貴葉のアバター マソン優貴葉 クラリネット奏者

名古屋音楽大学を卒業後、フランスのムードン音楽院、ヴェルサイユ音楽院の最高課程を修了。
4年間のフランス留学を終え2019年に帰国し、現在は愛知県名古屋市を中心に演奏活動や、個人レッスン、音楽教室でのレッスンなど幅広く行っている。

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