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【パリ市民講座】入学試験の日

先日、パリ市民講座のフランス語の授業に応募し、見事週1回の会話のクラスに当選しましました!
  
  
パリ市民講座はパリ市がやっている講座で、いろんな種類の講座があり、受講料が安く、授業の質が高い授業を受けることができます。
  
中でもフランス語の講座は特に人気があって、受けたくても定員が限られていてなかなか受けることができません。
  
  
  
今回わたしは初めて応募してみました。
  
  
 
8月の後半から申し込み受付が始まり、その申し込みが始まった当日にネットで申し込みします。
申し込みはCours Municipaux D’adultesのサイトからできます。
 
 
筆記(Ecrit)だけ、会話(Oral)だけ、筆記と会話両方のクラスがあり、時間やレベルも選べます。
 
クラスは1回の申し込みにつき3つまで申し込むことができます。
  
  
 
わたしが今回申し込んだのは、1週間に1回の会話のクラスと、週4日の総合クラスでした。
  

  
そして後ほどメールが届き、結果が送られてきます。
  
週4のクラスは定員がいっぱいでダメでしたが、週1の会話のクラスに当選することができました!
  
  
ただ、当選しただけでは授業を受けることができず、試験を受けて合格しなければ受講できません
  
 
   
その試験を受けに行ってきました。
  

こちらが学校です。
  
13時からという連絡がきたので、その10分前くらいに着くと、時間になるまで入れず外で待たされました。
  
そして時間になると、入口が開き、証明書を見せて教室へ向かいます。
  
  
教室には20人くらいの生徒が集まりました。
日本人も2、3人ほどいました。
  
 
先生が来るのを待ち続けること30分。

ようやく1人の男の人が入ってきました。
  
 
彼はみんなの前に立つと、
  
「私はこのクラス先生ではありません。このクラスの先生は今日は風邪で来れないので、今の試験はなしです
試験については後日また連絡します。せっかく集まってもらったのにすみません。」
  
と言います。
  
  
みんなは驚いて困った顔をしました。
  
そりゃ、待たせるだけ待たされて、急に今日の試験がなしなんて言われたらまあそんな顔にもなるよなあ。
  
  
するとその男の人は、
  
「ねえ、そんな、変な顔をしないで。僕は悪くないんだから。
ってことでじゃあ解散!」
  
と言って終わりました。
  
  
事前に連絡はなし、待たせるだけ待たせる、とりあえず自分のせいにならないようにする笑
  
さ、さすがフランス!!!
  
  
  
来週の木曜日から授業が始まる予定だったのですが、試験は一体いつになるのやら、、
>>後日行われた試験の様子はこちら
 
  
  

  
  

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この記事を書いた人

マソン優貴葉のアバター マソン優貴葉 クラリネット奏者

名古屋音楽大学を卒業後、フランスのムードン音楽院、ヴェルサイユ音楽院の最高課程を修了。
4年間のフランス留学を終え2019年に帰国し、現在は愛知県名古屋市を中心に演奏活動や、個人レッスン、音楽教室でのレッスンなど幅広く行っている。

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