Y U K I H A

クラリネット奏者~Yukiha~

名古屋市クラリネット音楽教室

名古屋市クラリネット奏者

CLOSE

-SNS-

  • フェイスブック
  • インスタグラム
  • ツイッター

~ Le Blog de Yukiha ~よく見られているブログです.

『クラリネットのエチュード(練習曲)ってたくさんある!わたしが今まで使ってきたエチュードをご紹介します』

クラリネットを練習するために使うのが、エチュード(練習曲)!
エチュードはいろんな人が作曲していて、たっくさんの楽譜があります。
 
エチュードはどれも、クラリネットが上手く吹けるようにと書かれたものばかりで、練習曲といっても素敵な曲がたくさんあります。
 
 
ということで今回は、わたしが今まで使ってきたエチュードをご紹介したいと思います!
(エチュードの写真は、わたしの古くて書き込みが多いものですみません、、)
 
 
 

中学~高校生時代

26のエチュード/ランスロ


フランスの最も偉大なクラリネッティスト、ジャック・ランスロが書いたエチュード。
ランスロはNHK交響楽団とも共演していて、演奏者として教育者としても日本のクラリネット界の発展に大きな役割を果たしました。
 
わたしがこのエチュードを練習していたのは、中学生~高校生の初めのころ。
わたしは中学1年生でクラリネットを始めたので、曲が吹けるようになったころでしょうか。
 
 

曲自体はそんなに難しくはないのですが、アーティキュレーションや強弱などを正確に演奏しようとするととっても難しい!
 
中には、ランスロの教え子である浜中浩一さんの解説があり、色々な練習方法が書かれています。
 
 
 

音大受験前

32のエチュード/ローズ


ローズの32のエチュードといえば、音大の試験入試曲!!
 
わたしが音大を受験するころは、入試の課題曲はこのエチュードから出るという音大が多かったです。
 
「~番と~番を吹いてください」だったり、「この1冊の中から試験監が当日指定した番号の曲を吹く」だったり、音大によって出し方は違いましたが、音大に入るためにはこのエチュードは避けては通れないものです。
 
 

奇数の番号はゆったりしていて歌う練習曲、偶数の番号は速くて生き生きした、指を回したりタンギングのための練習曲となっています。
 
 
 

大学生

40のエチュード/ローズ


先ほどご紹介した32のエチュードの続きのようなものです。
 

 

32のエチュードよりレベルアップしていて、音の数も多いし、跳躍する音がたくさん出てくるので、音を当てて滑らかに演奏するのが難しい、、
 
 
 

30のカプリス/カヴァリーニ

スカラ座の第1クラリネット奏者に任命され、「クラリネットのパガニーニ」とも言われたイタリアのクラリネット奏者、アントン・カヴァリーニ。
 
彼が書いたこのエチュードは超絶技巧がたくさん盛り込まれた上に曲がものすごく美しく、思わずうっとりしてしまいます。
 
最近では、このカヴァリーニのエチュードが音大の入試に使われることが多くなっているようです。
 
 
わたしはこのエチュードは、1度普通にやった後でC譜読み(クラリネットはin B♭なので、1音上げてin Cで演奏する)でもやりました。

 
 
 

48のエチュード1巻、2巻/ウール


ウィーンの作曲家アルフレート・ウールが作曲した48のエチュード。
 
彼はウィーン・フィルと親交が深く、その首席奏者達と話し合いながら作られました。
 
 

超絶技巧がたくさんあり、指をたくさん動かさないといけない上に♯や♭もたくさん出てきます。
これを滑らかに美しく演奏するのは至難の業。

 
 
 

40のエチュード/ブランク


ブランクのエチュードはタンギング、そして跳躍が多い!
 
 

タンギングが苦手という方には、とっても良い演習になると思います。

 
 
 

フランス留学期

20のエチュード/カペレ


フェルディナンド・カペレはフランスの作曲家、クラリネット奏者、指揮者でした。
パリ音楽院で音楽を学び、クラリネットで一等賞を獲得。
 
 

譜読みは大変ですが、きれいな曲も多く、吹いていて楽しいエチュードです。
 
 
 

14のエチュード/クローゼ


イアサント・クローゼはフランスのクラリネット奏者、パリ音楽院の教授、および作曲家でした。
 
彼は、楽器製作者ルイ=オーギュスト・ビュフェとともに、クラリネットの設計を改良したことでも知られています。
 
クローゼは熱心な教育者で、ベーム式クラリネットのためのメソッドとエチュードをたくさん作ってくれたのです。
 
 

その中の1つであるこの14のエチュードは、フランスでよく使われていて、フランスの先生たちは暗譜するまで練習していました。

 
 
 

10の現代のエチュード/ガブチ


イタリアのクラリネッティスト、アゴスティーノ・ガブッチはミラノスカラ座のソリストでした。
 
彼はソリストとしてもたくさんのコンサートを行い、さらにクラリネットのための曲もたくさん作曲しています。
 
 

この10の現代のエチュードは現代というだけあって、♯や♭がたっくさんついていて、ぱっと見でも音符だらけで真っ黒な楽譜です。
 
さらには、トリルや装飾音がたくさん使われていて、曲の流れを止めないようにこれらを上手く入れ込むのはとても難しいです、、
 
 
 

10のエチュード/マニャーニ


イタリアのクラリネッティストアウレリオ・マニャーニは、弟子が多かったためイタリアのクラリネット奏法の父と呼ばれ、演奏・教育の両面で活躍しました。
 
 

彼の曲は、華やかな部分もあり、陰影に富んだ穏やかに歌う部分もあり、このエチュードでも彼のそんな作風が表れた素敵な曲ばかりです。

 
 
 

20のエチュード/ローズ


最初の方にも出てきた、32のエチュードや40のエチュードを作ったシリル・ローズのエチュードです。
 
 

こちらはそんなに難しくはありませんが、書いてある通りに演奏することの難しさを思い知らされます笑
 
そして、C譜読みやA譜読みでもやったり、、
 
先生たちはそんな楽譜の読み替えを昔たくさん練習していたようで、簡単にこなしてしまいます。
 
この読み替えがすぐにできると、オーケストラでクラリネットのB♭とAクラリネッを持ち替えなくても吹けるし、他の楽器の楽譜をすぐに演奏できるから便利なんだそうです。
 
 
 

まとめ

エチュードは、それぞれ作った作曲家の個性が出ていて面白い♪
練習曲というより、曲を演奏していると思って吹くとまた楽しいですよね。
 
それぞれのレベルに合った素敵なエチュードを探して、是非やってみてください!
 
 
 

\この記事をSNSでシェアする/

次のblogはこちら

クラリネット奏者~Yukiha~

『ブログの目的』は音楽留学時のことや、フランス(パリ)現地のことや文化などの情報を発信しておりますので是非ご覧下さい。また、クラリネット奏者としても活躍中です!クラリネット音楽教室を開いていますので、是非お気軽にお問い合わせください。