本番で上手く演奏したい!プロが本番前にやっていることをご紹介します
コンクールやコンサートの本番ではやっぱり誰でも、「上手く演奏したい!」と思うと思います。
しかしいざ本番舞台に立つと、緊張していつもの力が全く出せないことも多いのではないでしょうか?
緊張して体が固くなってしまったり、汗が大量に出たり、呼吸が浅くなったり、、
いつもは簡単にできていたはずのことが急にできなくなって、そんな自分に気づいてさらに焦ってボロボロの演奏になってしまう。
緊張するのはしょうがないし、緊張したほうが良い演奏ができることも多いのですが、緊張によって起こるミスは少しでも減らしたいですよね。
ということで今回は、本番で失敗を減らすため、わたしが本番前にやっていることをご紹介したいと思います!
本番の状態をイメージする
練習している時って、いつもの部屋の景色に囲まれていて、誰かに集中して見られていることもく、リラックスしていて、、、
という、本番とは全く違う状態ですよね。
本番でパニックにならないために、練習のうちに本番の状態をイメージしてみることはとっても大事だと思います。
目をつぶって本番をイメージ。
「本番の会場はこんな感じかなあ。」
「お客さんはこのくらい入っているかなあ。」
「わたしって緊張すると、手汗の量がすごく増えるんだよなあ。」
「足も震えるだろうなあ。」
なんていう感じで、自分が舞台に立った時に見えるであろう光景や、陥るであろう状態を勝手に想像してみます。
それが本番と全く同じじゃなくでも全然OK!
大事なのはたくさんイメージすることです。
こういうイメージトレーニングは、スポーツ選手なんかでも、試合で良いパフォーマンスを出すためにやっている人が多いんだそうです。
速いパッセージはゆっくり練習しておく
本番で緊張すると心拍数が上がります。
なので、自分が気づかないうちにテンポが上がる!
普段できていたはずの速くて細かいパッセージができなくなってしまうことも多いです。
そうならないために、普段から速いパッセージはゆっくりのテンポで、自分の指や耳に記憶させながら練習しておくことが大事だと思います。
もちろん本番通りのテンポでも練習しますが、そればっかりやっていると本番で指が滑ってしまいます。
わたしは、特に本番直前にゆっくりのテンポで練習してから舞台に上がると、本番で上手く演奏できることが多いです。
本番前日はよく寝る
せっかくたくさん練習してきても、本番で万全の体調じゃないと良い演奏はできません。
なので、わたしは本番前日はしっかり寝ます!
どんなに本番が心配でもっと練習したくても、とりあえずしっかり寝ることを一番大事にしています。
緊張して寝られなくても、とりあえず布団に入って目をつぶる!
今までの経験上、眠いと集中力が落ちてしまって失敗することが多いということがわかり、睡眠は大事だなあと気づかされました。
本番前の食事の仕方を考える
わたしは本番でお腹がすいた状態だと、お腹に力が入らないし集中できないので、本番直前にしっかり食べておきます。
これは人によって違って、本番前に食べると気持ち悪くなってしまうので本番前は食べないという人や、本番の時間から逆算して食べるという人もいます。
自分に合った、本番前の食事の仕方を知ることも大事ですよね。
本番は息を深く吸うようにする
そんな、いろいろ準備して迎える本番ですが、それでもやっぱり緊張はします。
緊張の中で特に管楽器の人に多いのは、本番で呼吸が浅くなること。
呼吸が浅くなってしまっては、良い音が出ないし、フレーズはつながらないし、聴いているお客さんもなんだか息苦しくなってしまいます。
なので、本番はいつも以上に意識して息を深く吸って吐くことがとても大事になってきます。
深呼吸すれば、体もリラックスして無駄な力も抜ける!
当たり前のことを、本番にもちゃんとできる人が成功するんだなと思います。
まとめ
これまで挙げたことは、あくまでわたしが本番に向けて意識していることですが、やってみれば効果はあるかと思います!
緊張は誰でもするし、緊張しなくなってしまったらそれもあまり良くないことだと思います。
緊張と上手に付き合っていきながら、本番で素敵な演奏ができると良いですよね(o^―^o)