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Trio familiar 2ndリサイタルが終演!コンサートの裏側を覗いてみよう♪

私が所属しているクラリネット2本とピアノのグループ、「トリオファミリア」の2ndリサイタルが、無事に終演しました!

お越しくださった方々、お世話になった方々、本当にありがとうございました。

約1年かけて準備して迎えた本番。

今回は、この2ndリサイタルの本番の様子や裏側を書いてみたいと思います!

目次

1stリサイタルから4年

トリオファミリアが1stリサイタルを開催したのは、2020年2月12日でした。

写真は1stリサイタルの時のものです!

1stリサイタルが無事に成功に終わり、次は2ndリサイタルをやりたいなあ!と思ったとき、世の中ではコロナが流行し、演奏がなかなか思うようにできなくなってしまいました

それでもリモートなどを使って演奏活動を続けていると、数年かけて徐々にコロナも収まり、今までのようにコンサートもできるように。

そんな1年ちょっと前に、メンバーで集まって話し合い、2ndリサイタルの開催に踏み切ることにしました!

日にちは、1stリサイタルからちょうど4年後の2024年2月12日にホールを予約し、2ndリサイタルの開催が決定しました。

テーマは「コンチェルト」

そしてタイトルは、「Trio familiar 2nd リサイタル 〜コンチェルトへの誘い〜」です。

ゲスト

今回は、ゲストを招いて一緒に演奏したい!ということで、私たちの尊敬する大学時代のサックスの先輩である磯貝充希さんが、ゲストとしてお越しいただけることに!

磯貝さんは、海外のコンクールでも優勝経験があったりと、とっても美しいサックスの音色と音楽で、聴く人を魅了します。

イベールの「コンツェルティーノ・ダ・ガメラ」を演奏してくださることになり、私たち3人でその伴奏をすることになりました♪

プログラムに悩む

リサイタルの開催が決まり、そこから悩んだのが演奏する曲目!

「コンチェルト」というテーマなので、どうしても一曲一曲が重くなってしまい、メイン曲は決まったものの、なかなか他の曲が決まらず、、何度か話し合いをしてやっときまったプログラム。

クラリネット2本とピアノのためのオリジナル曲に加え、話し合いながら自分たちでアレンジした曲、ピアノソロもあり、そして最後にゲストと演奏するというプログラムが出来上がりました。

  • 2本のクラリネットとピアノの為の協奏曲 op.35 / F.V.クロンマー
  • 協奏的二重奏曲 / H.J.ベールマン
  • クープランの墓より 1.前奏曲 / J.M.ラヴェル
  • ピアノ協奏曲第1番ニ短調 〜第一楽章〜 / J.S.バッハ
  • アルトサクソフォンと11の楽器のための室内小協奏曲 / J.イベール
マソン優貴葉

曲数は少ないですが、一曲一曲がしっかりしていて、演奏しがいのある曲ばかりでした♪

自分たちで作り上げる舞台

今回は、自主企画のリサイタルだったので、全て自分たちで準備しなくてはいけませんでした。

コンサートを開催するためには、演奏以外にも準備することがたくさんあるんです!

  • ホールの予約・打ち合わせ
  • 集客・チラシの設置
  • チラシ、チケット、プログラム等の作成・印刷
  • スタッフの手配・説明
  • タイムスケジュール・影アナ原稿の作成
  • 受付備品の用意
  • ゲストへの花束準備
  • お金の計算

この他にも細々としたことが色々、、

大変なこともありますが、何もないところから自分たちだけのオリジナルのコンサートを作り上げるのもまた、やりがいがあって、楽しいところでもあります♪

本番当日

色々準備をして、いよいよ迎えた本番当日。 

当日は、楽器を吹きすぎると体力を消耗してしまうので、少しだけ合わせ練習をして、あとは本番に備えました。

マソン優貴葉

ピアノや弦楽器などの方は本番直前でもしっかり弾き込むことが多いと思いますが、管楽器は体力勝負なところもあるので、力を本番に取っておくという方が多いのかなと思います!

ということで、ヘアセットをしてもらいに予約していたサロンへ。

髪の毛をアップにしてもらうと、なんだか気持ちも引き締まります。

夜の本番は、ドキドキソワソワしている時間が長いので、一日が長く感じる、、 

リハーサルの前にはしっかり腹ごしらえもして、本番に向けて体力をチャージ!

いよいよ本番

本番前約1時間の間に、スタッフさんや会館の方にも手伝っていただきながら、受付を作ったり、舞台での立ち位置を決めたり、軽く音合わせをしたりします。

事前にホールで打ち合わせをしていたので、ある程度はわかっていましたが、それでも色々やっていると、あっという間に時間は過ぎていく、、

リハーサルを終えるとすぐに開場し、私たちは楽屋で着替えや楽器の準備を整えます。

楽屋では、本番直前に私のドレスのチャックが壊れて閉まらなくなってしまってしまうという事件もあったのですが、メンバーが手伝ってくれてなんとか本番ギリギリ間に合って舞台袖へ。

マソン優貴葉

本番というのはやっぱり何が起こるかわかりませんね、、

そして迎えた本番。

ホールは広いので、普段の練習のときより奏者同士が遠く感じて、ちょっと孤独感もあり、、

本番は、やっぱり心拍も上がっているので、練習よりも少しテンポも速くなって、すごい勢いで突き進んでいく!笑

今回は15分の休憩中にドレスを着替え、後半は別のドレスに。

前半も後半も、3人色違いのお揃いのドレスにしました⭐︎

休憩後はピアノソロ、そして最後はゲストとの演奏もあり、体力と気力をなんとか維持しながらやりきりました。

本番中はドキドキでしたが、終わってみたらあっという間だったなあ、、

カメラマンのKatsunori Michiyamaさんが、当日素敵なお写真を撮ってくださいましたので、そちらを掲載させていただきます!

演奏を終えた感想

遅い開演時間だったにも関わらず、100名を超えるお客様がお越し下さり、本当に嬉しかったです。

マソン優貴葉

やっぱりたくさんのお客様に聴いてもらえることが一番幸せなことだなと思います!

モリモリのプログラムで、体力がもつのか心配なところもありましたが、なんとか最後まで演奏することができ、温かい拍手をいただけたときは、このリサイタルをやって良かったなあとしみじみと感じました。

私個人的には、このリサイタルの10ヶ月前に出産をし、どのくらいで今までのように演奏をすることができるのかがわからず、不安な時期もありました。

それでも、「このリサイタルを絶対に成功させる!」と自分に言い聞かせたことで、慣れない子育てでどんなにヘトヘトになった日も、気づいたら毎日体が勝手にクラリネットのところへ向かっていて、、

このリサイタルがあったおかげで、無事に演奏を復帰をすることができたんだと思います。

そして、聴いてくださったお客様からの温かいお言葉や、的確なアドバイスをいただいたおかげで、自分たちを見直すきっかけにもなり、今後の目標もできました!

トリオファミリアのこれから

この度Trio familiarのホームページが出来上がりました!

作ってくださったのは、深見駿介さんです。

マソン優貴葉

とっても素敵なホームページなので、是非ご覧ください! 

Trio familiarは来年2025年に、グループ結成10年目を迎えます。

それを記念して、何かできたらいいねと話しておりますので、またその際はホームページやSNSなどでお知らせさせていただきます!

これからも頑張っていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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この記事を書いた人

マソン優貴葉のアバター マソン優貴葉 クラリネット奏者

名古屋音楽大学を卒業後、フランスのムードン音楽院、ヴェルサイユ音楽院の最高課程を修了。
4年間のフランス留学を終え2019年に帰国し、現在は愛知県名古屋市を中心に演奏活動や、個人レッスン、音楽教室でのレッスンなど幅広く行っている。

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