緊張してクラリネットが上手く吹けない?本番で自分の力を発揮するコツをご紹介!

クラリネットをたくさん練習して、さあ、いざ本番!というときに、「上手くできるかなあ?」「失敗したらどうしよう、、」など色々なことを考えて不安になってしまうこともあるかと思います。
せっかく一生懸命練習して臨んだのに、緊張に負けてしまって、自分の力が発揮できなかったら悔しいですよね?
ということで今回は、本番で自分の力を発揮するためのコツを書いてみたいと思います。
- 本番でなかなか思うような演奏ができない
- 緊張すると体が硬くなってしまう
- ここぞというところで力を発揮したい
緊張するのが普通

本番というのは、普段練習しているのとは全然違う環境だったり、プレッシャーがかかったりして、どうしても緊張してしまう方が多いと思います。
人前で演奏するときは誰でも、
「練習の成果を全て発揮したい!」
「少しでも上手く演奏したい!」
「ミスはしたくないなあ」
なんて思うのが普通だと思います。
ですが、自分にプレッシャーがかかればかかるほど、体がこわばって力んでしまったり、手足が震えてきたり、変な汗が出てきたり、、、
そんな普段は出ないような症状が出てきてしまうと、演奏に支障が出てしまい、いつもはできていたことが本番で急にできなくなってしまった、、なんていう残念なことも。
できることなら、練習の成果を少しでも多く本番で発揮したいですよね?
本番で自分の力を発揮するコツ

ということで、本番で日ごろの練習の成果を発揮するためのコツをあげてみます!
本番で思い通りに演奏するためには、事前の準備がとっても大切です。
しっかり準備をして挑めば怖いものはないはず!
1. 自分に期待しすぎない
「本番で100%の力を出したい!」と思うかもしれませんが、それはよっぽどでないと難しいです。
例えば私の場合は、本番で普段の60%くらいの力が出たら成功だなと思ってやっています。

時には30〜40%くらいの力しか出せず、練習でできたことの半分もできなかったことも、、
本番の環境や楽器の状態、自分の状態によっても色々と変わってくるのですが、最初から100%の力は出ないと思っているだけでも、少し肩の力が抜けて、リラックスして良い演奏ができると思います。
そして、自分が思っている100%の演奏を本番でやりたいと思ったら、その120~150%が練習でできて初めて、本番に自分が100%だと思う演奏をすることができるのだと思います。
なので、まずは自分が本番でどのくらいの演奏をしたいのかを考えてから、練習を進めていくと良いですね!
2. イメージトレーニングをしておく
イメージトレーニングはとっても大切!
実際に自分が本番で演奏している姿を思い浮かべてみましょう。
イメージしておきたいことは、
- 会場の雰囲気
- 演奏するときに見える景色
- 自分がどんな状態になりそうか
- 楽器の状態はどんな感じか
- どんな演奏ができているか
- お客さんの様子は?
などなど、、
もしかすると、イメージトレーニングするだけでも、ドキドキしてしまったり、手汗が止まらなかったりすることもあるかもしれません。
ですが、それをあらかじめ感じておくだけでも、本番に慌てることなく、安心して演奏に集中しやすくなります。
3. 深呼吸は大事
本番はどうしても緊張で、無意識のうちに、呼吸が浅くなってしまいがちです。
浅い呼吸だと、豊かな響きのある音は出ないし、力んでしまって、普段できたこともできなくなってしまいます。
そうならないように、本番前こそとにかく深呼吸!!
深呼吸すれば、心も落ち着くし、体もリラックスできて、良い演奏ができるはずです!
4. 緊張を味方に
「なるべく緊張したくない!」と思うかもしれませんが、全く緊張しなければ良いというわけではありません。
ある程度の緊張感を持って演奏することで、いつもの演奏がピシッと引き締まって、本番だからこそ出せる味のあるものになってくれます。
もちろん、緊張で多少のミスや、上手くいかない部分も出てくるかもしれませんが、それを超えて、「この瞬間のために一生懸命練習してきた自分の演奏を聴いてほしい!」と思う気持ちを持って演奏すれば、それはきっと聴いているお客さんのところに届くはず!
そのために、失敗を恐れず、今まで練習を積み上げてきた自分を信じて、堂々とステージで演奏することで、良い演奏ができるのだと思います
まとめ
本番で緊張するのは当たり前ですが、それに負けてしまうことなく、緊張を味方につけて、日ごろの練習の成果を発揮できると良いですよね!
本番を恐れず、楽しみながら、色んな場で演奏できるようになることを願っています。