緊張を味方に!本番前のメンタルとウォームアップをご紹介します♪

発表会、コンクール、演奏会などなど、、本番の舞台に立つとき、心臓がドキドキして、手が震えてしまうことってありますよね?

「練習ではできたのに、本番で失敗してしまった」

「緊張しすぎて、頭が真っ白になってしまった」

こんな経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか?

でも実は、緊張は悪いものではないんです。

緊張と上手に付き合えば、演奏を支える「味方」になってくれます!

今回は、本番での緊張と上手に付き合う方法と、本番前にしておきたいメンタルケアとウォームアップについてご紹介します♪

目次

緊張は「敵」ではなく「味方」

まず大切なのは、緊張に対する考え方を変えることです。

緊張は自然な反応

本番前に緊張するのは、とても自然なこと!

プロの演奏家でも、本番前は緊張します。

マソン優貴葉

わたし自身も、これまでに何度もステージに立っていますが、今でも本番前はドキドキします。

緊張するということは、「良い演奏をしたい」という気持ちの表れで、大切な本番だからこそ、身体が準備をしているのです。

適度な緊張はパフォーマンスを上げる

実は、適度な緊張状態は、集中力が高まって、パフォーマンスが向上することが知られています。

緊張すると、アドレナリンが分泌されて、反応速度が上がったり、感覚が研ぎ澄まされたりします。

なので、緊張を「敵」として排除しようとするのではなく、「味方」として受け入れることが大切なのです。

本番前のメンタルケア

本番で良い演奏をするために、事前にできるメンタルケアをご紹介します。

1. 十分な準備が自信に!

一番大切なのは、「自信を持てるくらい、しっかり練習すること」です。

本番で緊張しすぎてしまう原因の一つは、「準備不足による不安」です。

「ちゃんと吹けるかなあ、、」という不安があると、余計に緊張してしまいます。

逆に、「これだけ練習したんだから大丈夫!」という自信があれば、変な緊張をすることもなくなるはず!

マソン優貴葉

自信を持てるように、計画的に練習を重ねると良いですね!

2. 成功のイメージを持つ

本番の数日前から、自分が上手く演奏している姿をイメージする練習をしてみましょう。

「ステージに立って、最初の音をきれいに出している姿」
「難しいパッセージをスムーズに演奏している姿」
「演奏が終わって、拍手をもらって笑顔を浮かべているところ」

こんな感じで、具体的なイメージを繰り返すことで、脳が「成功体験」として記憶し、本番でも同じように演奏しやすくなるんです。

逆に、「失敗したらどうしよう」というネガティブなイメージばかり持っていると、本当にそうなってしまうことがあります。

マソン優貴葉

できるだけポジティブなイメージを持つように心がけましょう♪

3. 深呼吸でリラックス

緊張すると、呼吸が浅く速くなりがちです。

こうなると、不安な気持ちがさらに増えてしまいます。

本番前や緊張を感じたときは、意識的に深呼吸をしましょう!

鼻からゆっくり息を吸い、口からゆっくりと吐き出します。 

これを数回繰り返すだけで、心拍数が落ち着き、気持ちも安定してきます。

マソン優貴葉

深呼吸は、舞台袖で出番を待っているときや、ステージ上で演奏を始める直前にするのも◎です!

4. 本番前日の過ごし方

本番前日は、無理に長時間練習せず、体も心も休めておくことが大切です。

基礎練習をして、リラックスして良い音を出すことを体に覚えさせたり、難しいパッセージをゆっくり吹いておくと、本番に良い効果が出ると思います。

そして、早めに寝て、十分な睡眠をとることもとっても大切!

睡眠不足だと集中力もなくなり、緊張も増えてしまいます。

また、前日や当日の食事にも気をつけましょう!

重すぎるものや、お腹を壊しやすいものは避けて、消化の良いものを適度に食べることをおススメします。

マソン優貴葉

前日は頑張りすぎず、本番に力をとっておきましょう!

本番前のウォームアップ

本番前のウォームアップは、身体だけでなく心も準備するための大切な時間です。

1. 時間に余裕を持って会場入り

本番の会場には、余裕をもって、できるだけ早めに到着しましょう。

ギリギリに到着すると、それだけで焦ってしまい、余計に緊張してしまいます。

時間に余裕があれば、会場の雰囲気に慣れたり、音響を確認したり、落ち着いてウォームアップしたりすることができるので、あわてることもなくなります。

2. 身体のウォームアップから始める

楽器を吹く前に、まず身体をほぐしましょう。

首や肩を回したり、軽くストレッチをしたりして、身体の緊張をほぐします。

マソン優貴葉

特に肩や首のあたりは緊張すると硬くなりやすいので、意識的にリラックスさせると良いですね♪

3. 楽器のウォームアップは「いつも通り」を大切に

楽器のウォームアップは、普段の練習と同じルーティンで行うのがおススメ!

いつもと違うことをすると、かえって不安になったり、違和感を感じたりすることがあります。

ロングトーン、音階、簡単なエチュードなど、、いつもの流れで身体と楽器を温めていきましょう。

ただし、疲れてしまうと、本番で良い演奏ができなくなるので、本番前は練習しすぎないことも大切です。

4. 本番曲は部分的に確認

本番で演奏する曲は、全曲を何度も通すのではなく、難しい部分や不安な部分を部分的に確認する程度にしましょう。

最初の入りの部分や、テンポが変わる部分、技術的に難しい部分などを、とにかくゆっくりと丁寧に確認することが大事!

これをしておくと、たとえ緊張して頭が真っ白になったとしても、指や体が感覚を覚えていてくれるので、自信を持って本番に臨むことができます。

5. 本番直前の過ごし方

出番の直前は、深呼吸をしたり、成功のイメージを思い浮かべたり、演奏する曲のメロディーを心の中で歌ったりします。

焦らず、落ち着いて、「今までの練習を信じよう」と自分に言い聞かせると良いですね!

舞台袖で他の人の演奏を聴いている時間も、人と比べず、自分は自分のできることを発揮するために、リラックスすることを大事にしましょう。

本番中に緊張したときの対処法

どんなに準備しても、本番中に急に緊張が高まることはあります。

そんなときの対処法もご紹介します。

1. 呼吸に意識を向ける

演奏中に緊張を感じたら、意識を「呼吸」に向けましょう。

息をしっかり吸って、楽器に送り込むことに集中します。

呼吸に意識を向けることで、「失敗したらどうしよう」という不安から意識をそらすことができます。

2. 「今」この瞬間に集中する

本番中は、「さっき間違えた」という過去や、「この後が難しい」という未来ではなく、「今」演奏している音に集中しましょう。

一音一音を大切に、「今」だけに意識を向けることで、緊張から解放され、より良い演奏ができるようになるはず!

マソン優貴葉

色々考えすぎず、今このステージで演奏しいている瞬間を楽しむと良いですね!

3. 笑顔を忘れずに

緊張すると、つい表情が硬くなってしまいます。

ちょっとでもいいので笑顔を作ってみれば、気持ちも楽になり、身体の緊張もほぐれます。

聴いている人にも良い印象を与えることができますよね!

緊張を味方にして、最高の演奏を

本番の緊張は、誰にでもあるもの!

大事なのは、緊張を「敵」として戦うのではなく、「味方」として受け入れることです。

十分な準備、ポジティブなイメージ、適切なウォームアップ、そして「音楽を楽しむ」という気持ちがあれば、緊張は演奏をさらに良くしてくれる力になります。

ぜひ緊張を味方につけて、素敵な演奏ができることを願っています♪

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この記事を書いた人

マソン優貴葉のアバター マソン優貴葉 クラリネット奏者

名古屋音楽大学を卒業後、フランスのムードン音楽院、ヴェルサイユ音楽院の最高課程を修了。
4年間のフランス留学を終え2019年に帰国し、現在は愛知県名古屋市を中心に演奏活動や、個人レッスン、音楽教室でのレッスンなど幅広く行っている。

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