この記事には[PR]プロモーションが含まれております。

パリでクラリネットを修理してもらえるお店

2017年12月11日2023年3月28日

楽器だって調子が悪くなることもあるし、不注意で壊れてしまうことだってあります。

さあ、パリでそうなったらどうしよう、、
日本じゃないし、ちょっと不安ですよね？

ということで今回は、わたしがパリでクラリネットを修理してもらったことのある2件のお店について書いてみたいと思います！

Cyrille Mercadier Clarinets

Cyrille Mercadier Clarinetsはクラリネットの専門店で、楽器や小物などの販売、修理もやっています。

今わたしが使っているクラリネットも、2年前にフランスに来てすぐにここで買いました。

クラリネットを買ったときに、2年間の保証がついてきたので、2年間は無料で修理してくれるんです。

日本では保証は1年間の場合が多いので2年と聞いたときは驚きました！

ただ、Cyrilleは人気店なので予約がなかなかとれない！

来店の前には電話で予約をとらなければいけないのですが、予約をとれるのはまざかの数ヵ月後！！
いやいや、そんなに待てないよ、、

それで学校の先生に相談してみたら、
「直接Cyrilleに行ってみて、僕の名前を言えばいいよ」
と言われました。

ということでCyrilleに行ったら、4日後に修理してくれることになりました。

こういうところがフランスだ。日本ならダメなものはダメだもんな。

それに、電話だとつたないフランス語にイライラされることもあるけど、直接表情とかジェスチャーも交えながら顔を見て話すと、受け入れてくれることもある(笑)

この緑で目立つところがCyrille Mercadier Clarinetsです。メトロRome駅のすぐ近くにあります。

9時半にCyrilleにクラリネットを預けて、11時にはできあがりました。
取りに行って試奏したら吹きやすくなってる！

最後にカードで修理代を払おうとしたら
「お金はいらないから、誰かに取られないようカードをポケットにしまって」って。

え？お金いらないんですか？？

もう保証期間は終わってるはずなのに。

そんなに忙しい中やってくれたのにお金をとらないなんて、本当に稼ぐ気は全然ないんだなあ、、

■お店情報
Cyrille Mercadier Clarinets
住所→46 Rue de Moscou, 75008 Paris
電話→ 01 42 93 54 93
営業時間→月～金曜9:30～12:30、13:30～18:30、土日休み

l’olifant

わたしがもう一つ行ったことがあるのがl’olifantというお店。

Gare de Lyon駅のすぐ近くにあります。

ここは電話予約はいらないので、フランス語で電話しなくても直接行けばOKなんです！

フランス語が苦手な方にはありがたいですよね(笑)

ただ少しお値段は高くて、わたしは今年l’olifantでB♭クラリネットのキイが曲がったのをなおしてもらうのと、Aクラリネットのタンポ(穴をふさぐ部分)を3個交換してもらうのと合わせて180ユーロ(2万円くらい)かかりました。

日本ならおそらく1万円ちょっとでやってくれると思うのですが、やっぱり高めです。

でも緊急のときはすぐにやってくれるのでここに持ってきます。
木管楽器でも金管楽器でも修理をやっています。

こちらのお店、わたしが行ったときは、支払いは現金か小切手のみだったので、お気をつけください。

↓↓ちなみに、l’olifantにクラリネットを修理に出して、忘れられてたときのお話もあります(笑)