ムードン音楽院、吹奏楽のコンサート
パリの郊外、Sèvres(セーブル)という街で行われた吹奏楽のコンサート。
会場は、selという建物です。
会場に着くと準備をしていました。
18時15分集合でしたが、もちろん時間にはまだ全然人が集まっていません。
みんなが大体そろうと、リハーサルが始まりました。
遅れた人は途中から入って参加。
練習には来ているのに本番にいない人や、練習ではいなかったのに本番だけ急に来る人もいて、本番はいつもどうなるのか全くわかりません。
さすがフランス笑
今日のクラリネットは1stが5人、2ndが6人、3rdが3人という、とてもバランスの悪い人数になってしまいましたが、まあしょうがない。
20時開演で、最初は楽器を始めたたての小学校低学年くらいの子たちの演奏でした。
か、かわいすぎる!!!
こんなに小さくてもみんな一生懸命楽器を吹いていて、ちゃんと音が出てる!
みんな楽器を吹くのが楽しくてしょうがないんだろうなあ。
毎日楽器を練習していると、時々義務みたいになってしまって、楽器を始めたころの楽しい気持ちを忘れてしまったりするけど、小さい子たちのこんな姿を見ていたら、
自分が楽器を最初に持ったころの気持ちを思い出してしまいます。
初心忘れるべからずですね。
満席の客席では、みんなわが子を撮ろうと必死です。
小さい子たちの演奏が終わると次は、大きい子や親たちが中心となって、先生やわたしたちがお手伝いする吹奏楽の番です。
今回はたくさんの音楽院の先生に加えムードン音楽院の学長まで参加!!
学長は、ムードン音楽院とヴェルサイユ音楽院のチューバの先生で、日本が大好きなんです。
今日はユーフォニウムを吹いていました。
30分ほどのステージで、今回はイタリアとスペインの曲を5、6曲を演奏しました。
吹奏楽をバックに、サックスのソロ曲もあり、お客さんは自分の家族を応援しながら、先生の素敵な音を聞きながら楽しんでいました。
先生たちはやっぱりすごい!
こんなにいろんな人が演奏してる中でも、しっかりいい音がとんできます。
そして、やっぱフランス人ってすごいって思うのは、明らかにめちゃ上手い先生なのに子供たちの前でも全然手加減せず練習でもリハーサルでも、
俺だ俺だああ!!
って感じで吹きまくってる。
これが日本人の先生だったら、
「私は本気を出せば上手いけど、こんなところでは本気は出さないから、みんなせいぜい頑張ってねえ。」
って感じの人が多い気がします。
子供たちが出るようなコンサートでそんなに気合い入れてたら、疲れるし馬鹿にされる、みたいな。
もちろん人によるけど。
そこは文化の違いなのかなあって思います。
コンサートは大拍手の中終わりました。
わたしは今回で、小さい子の吹奏楽のお手伝いはおしまいです。
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