パリで伝説が残る通り『釣りをするネコ通り』
ノートルダム大聖堂の近くに、とっても狭くて暗い通りがあります。
この通りの名前はRue du chat qui pêche。
日本語だと『釣りをするネコ通り』と言います。
ここは昔からの伝説が残る通りなんです!
その伝説とは、、
昔々、錬金術師と呼ばれた人がここに住んでいて、彼はネコを飼っていました。
そのネコはセーヌ川で釣りをしていたのだそうです。
人々は、「釣りをするネコなんて悪魔に違いない!」と言って、そのネコをセーヌ川に沈めてしまいます。
するとそのネコを飼っていた錬金術師も亡くなってしまったのだそうです。
伝説なので、少しずつ違ったいろんな話があるそうですがこんな感じの話です。
ではなぜそんな伝説ができたのかというと、
フランス語のことわざにAller voir pêcher les chats(簡単に騙される)というのがあって、このことわざを看板にしたお店が昔この通りにありました。
すると、この通りについてのお話をいろいろな人が小説に書くようになり、そこから伝説が作られていったのだそうです。
この辺りは観光客でにぎわっているのに、この通りだけ暗くて人が全然通っていなくて、不思議な感じでした。
作り話だとしても、色々考えながら通りを通ってみるのは面白いですよね!
こちらもどうぞ🎶
☆緑に囲まれながら好きなように時間を過ごせる!パリ6区のリュクサンブール公園へ
☆ソー公園の桜はどうなった?
☆パリ12区にこんな素敵な散歩道が!プロームナードプランテを歩いてみよう
☆ソー公園の桜、何分咲き?
☆パリとセーヌ川が一望できちゃうSaint Germain-en-Laye(サン・ジェルマン・アン・レー)へ