この記事には[PR]プロモーションが含まれております。

パリで伝説が残る通り『釣りをするネコ通り』

ノートルダム大聖堂の近くに、とっても狭くて暗い通りがあります。

この通りの名前はRue du chat qui pêche

日本語に訳すと『釣りをするネコ通り』と言います。
 
ちょっと変わった名前のこの通りは、昔からの伝説が残る通りなんです!

その伝説とは、、

昔々、錬金術師と呼ばれた人がここに住んでいて、彼はネコを飼っていました。
そのネコはセーヌ川で釣りをしていたのだそうです。

人々は、「釣りをするネコなんて悪魔に違いない!」と言って、そのネコをセーヌ川に沈めてしまいます。
 
するとそのネコを飼っていた錬金術師も亡くなってしまいました。

伝説なので、少しずつ違ったいろんな話があるそうですがこんな感じの話です。

ではなぜそんな伝説ができたのかというと、
 
フランス語のことわざに「Aller voir pêcher les chats (簡単に騙される)」というのがあって、このことわざを看板にしたお店が昔この通りにありました。
 
すると、この通りについてのお話をいろいろな人が小説に書くようになり、そこから伝説が作られていったのだそうです。

この辺りは観光客でにぎわっているのに、この通りだけ暗くて人が全然通っていなくて、不思議な感じでした。

作り話だとしても、色々考えながら通りを通ってみるのは、ちょっと怖いけど面白いですね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

マソン優貴葉のアバター マソン優貴葉 クラリネット奏者

名古屋音楽大学を卒業後、フランスのムードン音楽院、ヴェルサイユ音楽院の最高課程を修了。
4年間のフランス留学を終え2019年に帰国し、現在は愛知県名古屋市を中心に演奏活動や、個人レッスン、音楽教室でのレッスンなど幅広く行っている。

目次