『フランダースの犬』の舞台を訪ねる。ベルギーのアントワープへ!
ベルギーの首都ブリュッセルの少し北に、アントワープという街があります。
アントワープといえば、、
『フランダースの犬』!!
イギリスのお話、フランダースの犬の舞台になったのがこのアントワープなのです。
この街で、フランダースの犬の舞台を訪れてきました!
まずは、アントワープのシンボル的存在である聖母大聖堂。
とっても大きい!!
お話では、ネオとパトラッシュが最後にたどり着いた場所です。
この大聖堂の中には、アントワープを代表する画家ルーベンスの傑作である、『キリスト降架』、『キリスト昇架』、『キリストの復活』、『マリア被昇天』という、4つの絵画が飾られています。
お話では、ネロは『マリア被昇天』の絵に描かれている聖母マリアを亡き母の姿と重ね、毎日眺めていました。
そして最終回、ネロはずっと見たいと憧れていた『キリストの降架』を見上げ、パトラッシュをとともに天に召されていきます。
昔はこの『キリスト降架』と『キリスト昇架』は分厚いカーテンで覆われていて、銀貨を払った人だけがこの絵を見ることができました。
なので貧しかったネロはずっとこれを見ることができずに、お話の中で「きっとルーベンスは貧しい人に絵を見せたくないなんて思わなかったはずなのに、、」と言っていました。
そんな、大事な最終回のシーンに登場した絵画をわたしも見てみたくて、大聖堂の中に入ると、、
閉館してる!!!
この日は17時までしか開いていなくて、わたしが到着したときは少しだけ17時をすぎていたので入れてもらえず。
ああ、残念、、
またいつか来よう!
大聖堂の前には記念碑があって、ネロとパトラッシュのモニュメントがあります。
こうやって今も仲良く眠っているんです。
聖母大聖堂の裏にあった、ネオがパトラッシュと一緒に毎日牛乳を運んだという牛乳市場跡は、今は何もなくなってしまいにぎやかな通りになっています。
「MELKMARK(牛乳市場)」という通りの名前だけは残されています。
こんな感じで、アントワープでは『フランダースの犬』のゆかりの地を巡ることができます。
もちろん『フランダースの犬』を知っている人はたくさんいると思いますが、大体のあらすじは覚えているけどちゃんと全部覚えているかと言われれば、うーん、、という人も多いのではないかなと思います。
わたしもその1人です笑
とっても良いお話なので、もう一度読み返したいなと思いました(*^_^*)
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