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ムードン音楽院レッスン日記~ウェーバー作曲の『クラリネット協奏曲第2番』

今週から新学期が始まり、レッスンが始まりました。
  
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新学期最初のレッスンでやった曲は、ウェーバー作曲の『クラリネット協奏曲第2番』
  
この曲はドイツの作曲家、カール・マリア・フォン・ウェーバーが書いたクラリネット協奏曲の2曲目です。
  
  
  
ウェーバーはクラリネットのための曲をいくつか書いているのですが、それは当時クラリネットの名手だったハインリヒ・ヨーゼフ・ベールマンと出会ったからなのです。
  
  
ベールマンのクラリネットの美しさに感動したウェーバーは、彼のために『クラリネット小協奏曲』をたった2週間で書き、ミュンヘンの宮廷管弦楽団とベールマンのソロで初演されました。
  
これを聴いたバイエルン国王マクシミリアン1世は大いに感動!
  
ウェーバーはさらに2曲のクラリネット協奏曲を書くように命じられ、『クラリネット協奏曲第1番、2番』が出来上がったのです。
  
  
その後はさらに『クラリネット五重奏』も書かれ、1813年のベールマンの誕生日に3楽章までが贈られ、1815年のベールマンの聖名祝日に第4楽章が贈られ、その年に初演されました。
  
そんな互いに尊敬し合った2人の音楽家の出会いによってできた曲たちなのです。
  
  
  
今週レッスンしてもらった協奏曲2番は、ものすごいきれいな曲で、その旋律の美しさにうっとりしてしまいます。
  
  
短調である協奏曲1番とは反対に、2番は長調。
クラリネットの広い音域を幅広く使い、名人芸が盛り込まれた華やかな曲です。
  
  
ソロの始まりは、最初の1音から一気に3オクターブ下の2音目へ跳躍!
これを美しく演奏するのは本当に難しいし、付点のタッカタッカのリズムがたくさん出てくるし、細かいアーティキュレーションをはっきり吹くのは難しいし、、
  
  
とりあえず課題がいっぱいです(;_;)
 
 
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この記事を書いた人

マソン優貴葉のアバター マソン優貴葉 クラリネット奏者

名古屋音楽大学を卒業後、フランスのムードン音楽院、ヴェルサイユ音楽院の最高課程を修了。
4年間のフランス留学を終え2019年に帰国し、現在は愛知県名古屋市を中心に演奏活動や、個人レッスン、音楽教室でのレッスンなど幅広く行っている。

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