ヴェルサイユ音楽院入学試験
ヴェルサイユ音楽院の入学試験を受けてきました!
この学校を受験した理由は、以前講習会で教えてもらった先生がとても良くて、その先生がこの学校で教えていて習ってみたかったからです。
わたしが受験したのはPerfectioonnementという課程だったのですが、その試験曲は指定された曲の中から合計して20分になる2曲を選ぶというものでした。
指定曲は、
○ウェーバーかモーツァルトかシュポアの協奏曲の1楽章か3楽章
+
○ストラヴィンスキーかプーランクかフランセかブーレーズ
でした。
この中でわたしが選んだのは、ウェーバーの協奏曲第2番1楽章とフランセの『主題と変奏』。
受験の申し込みは先月ネットで済ませていて、試験日前日に学校から試験時間が書かれたメールが送られてきました。
わたしの時間は10:50開始。
10時ごろ学校に到着!
入口から入ると受験生のための案内があって、試験の部屋と音出しの部屋が書かれています。
今日の受験生は11人。
試験の部屋の外の壁には、受験生の名前と年齢が書かれている紙が貼られていました。
年齢は何歳何ヶ月まで。年齢は大事だもんなあ。
音出しの部屋で音出しをしていると、まだ試験時間まで20分くらいあるのに、もう係りの人が呼びにきました。
試験時間が早まっていて、いる人からどんどん終わらせいきたいというようでした。
緊張する暇もなく試験会場へ。
本番の部屋は合奏ができるような大きな部屋で、5人の審査員がいました。
伴奏してくれたのはこの学校の伴奏者で、日本人の方。
事前のピアノとの合わせは全くなく、メールでやり取りをして伴奏の楽譜を送りました。
試験の本番で初めて一緒にやるのでとても緊張、、
ピアニストへの合図の仕方も大事になってきます。
20分分の曲を用意してきましたが、実際に試験で演奏したのはその半分くらい。
2曲とも途中で止められておしまい。
試験の部屋はとても良く響く部屋だったので、音のコントロールが難しかった、、
それに、最後の方も練習してきたからせっかくなら吹きたかったなあ。
試験が終わったら、後は結果を待つのみ。
最後の人が終わるまで時間があったので、すぐ近くにあるヴェルサイユ宮殿を見に行ってきました。
ものすごい観光客の多さだったので、中には入りませんでしたが、いつ見てもゴージャスな宮殿です☆
全員の演奏が終わり、先生たちの話し合いが終わった13時ごろ、全員試験の部屋に集められて結果発表。
1人ずつ名前を呼ばれて、その場で先生から結果を言われます。
結果は、、
無事合格できました!
ただ、希望の先生は募集人数の枠が少なくて受けることができず、他の先生になりました。
先生はPhilippe Cuper先生。
パリ国立歌劇場管弦楽団の首席クラリネット奏者です。
今回Philippe Cuper先生のクラスに入ったのはアジア人ばっかり!
韓国人、台湾人が何人かと、日本人はわたしを含めて2人でした。
結果を言われた後は、審査員の先生に講評を聞くことができます。
先生たちは一人一人の演奏について、メモをとってくれているのです。
わたしの講評は、部屋の響きを考えていなくて強く吹きすぎ、ウェーバーが兵隊の行進っぽくなってしまって、もっと歌う部分をなめらかに演奏した方が良かったと言われました。
先生方に講評を言ってもらえるのは、とてもうれしいですよね。
そして先生の連絡先を聞いて、1人ずつレッスンの日にちを決めました。
わたしの最初のレッスンは2週間後の25日。
初めて習う先生がどんなレッスンをするのかとても楽しみ♪
希望の先生に習えないのはとても残念でしたが、また夏の講習会などで教えてもらえる機会はあるし!
最初のレッスンまでの宿題は、自分のやりたいスケール(音階)、エチュード(練習曲)を4ページ、ソナタや協奏曲などを1曲です。
さあ、練習しないと!
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