2億5千万円のヴァイオリン!?
ムードン音楽院のオーケストラで演奏するコンサートに参加してきました。
コンサートの会場は、ムードン音楽院の近くにあるBellevueの教会。
今日の曲はフランス人作曲家サン=サーンス作曲の『ヴァイオリン協奏曲第3番』と『交響曲第3番「オルガン付き」』の2曲。
ヴァイオリンソロを演奏したのはNicolas Dautricourt(ニコラ・ドートリクール)という超大物ヴァイオリニスト!
彼が使っているヴァイオリンはストラディバリウスなのですが、そのお値段なんと、、
約2億5千万円!!!
彼がその楽器を使えているのは、フランスのボルドーのワイン製造会社のお偉いさんが購入したものを、素晴らしい演奏家である彼に演奏してもらえるよう貸しているからなんだそうで。
リハーサルを聴きましたがとにかく素晴らしい、、
こんな素晴らしい演奏を、田舎の小さな教会で無料で聴くことができるんだから街の人は幸せだよなあ。
リハーサルは14時半から行われ、17時本番。
わたしは今回はバスクラリネットという、いつも使うクラリネットの1オクターブ下の音が出る大きなクラリネット担当で、協奏曲では出番がないので交響曲のみの演奏でした。
吹くところもあまりなく、休みを数えるのに必死、、
今回演奏したサン=サーンスの2曲はどちらも素敵な曲です。
『ヴァイオリン協奏曲第3番』は、パブロ・デ・サラサーテに献呈された、サン=サーンス最後のヴァイオリン協奏曲。
そして『交響曲第3番「オルガン付き」』は、サン=サーンスが51歳のときにロンドンのフィルハーモニーから依頼されて書いた大作で、この初演直後に亡くなったフランツ・リストに捧げられました。
彼自身が「この曲には私が注ぎ込める全てを注ぎ込んだ」と言っているくらい本当に素晴らしい作品で、メインのオルガンはソロのときも、オーケストラと一緒になったときも大活躍します。
コンサートには満員のお客さんに、テレビの撮影まできました。
教会はとても寒かったですが、お客さんは満足していたようで良かったです(*´v`)
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