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クラリネットアンサンブルで学内コンサートに出演♪


 
ムードン音楽院で、室内楽の学内コンサートでした。

 

 

今回出演したのは、室内楽の授業をとっている7組。

 

わたしはそのうちの2つ、クラリネットトリオとクラリネットデュオで演奏しました。

 

 

 

クラリネットトリオで演奏したのは、ジャック・ブーフィル(Jacques Bouffil)作曲の『トリオ6番変ホ長調(Trio No.6 en mi♭ Majeur)』の1楽章。

 

 

 

ブーフィルはフランス人で、作曲家、そしてクラリネット奏者でもありました。

 

彼はパリ音楽院で1等賞をとってしまうくらい素晴らしいクラリネット奏者で、彼の先生はジャン=グザヴィエ・ルフェーヴル(Jean-Xavier Lefèvre)という、当時はまだ未発達だったクラリネットを改良した、とても偉大な人でした。

 

 

ブーフィルはクラリネットのためのデュオやトリオを何曲も書いていて、今回演奏したのはトリオの中の6番目の曲。

 

軽くてきれいでとても素敵な曲です。

 

 

 

そして、デュオで演奏した曲は、フィリップ・エルソン(Philippe Hersant)作曲の『2本のクラリネットのための10のデュオ(Dix duos pour 2 clarinettes)』から4曲です。

 

 

エルソンは1970年生まれで、彼もパリ音楽院を卒業し、たくさんの素晴らしい賞をとって今も活躍されている方です。

 

この曲は、2012年に作曲されたB♭クラリネット2本のための曲で、いろんな性格の短い10曲が集まっていて、聴いているのも演奏するのも、とても面白い曲です。

 

 

 

ムードン音楽院の先生は、なんと、作曲者のエルソン本人にわたしたちのレッスンをしてもらえないかとお願いしてくれたようなのですが、彼はいろんなところから引っ張りだこで大忙しのようで、残念ながら今年は来てもらうことはできませんでした(;_;)

 

 

 

今回一緒に演奏したのは、韓国人の男の子と日本人の女の子。

二人ともとっても上手で、一緒に演奏できてとても楽しかったです。

 

本番は上手くいかなかったところもあって、反省することは山ほどありますが、楽しく演奏できて良かった!

 

 

 
来週からまた室内楽の授業は再開するので、またどんどん続きを練習しないと、、
 

 
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この記事を書いた人

マソン優貴葉のアバター マソン優貴葉 クラリネット奏者

名古屋音楽大学を卒業後、フランスのムードン音楽院、ヴェルサイユ音楽院の最高課程を修了。
4年間のフランス留学を終え2019年に帰国し、現在は愛知県名古屋市を中心に演奏活動や、個人レッスン、音楽教室でのレッスンなど幅広く行っている。

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