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ヴェルサイユ音楽院レッスン日記~28歳最初のレッスン

「」昨日はヴェルサイユ音楽院でのレッスンでした。

18時からの予定が、朝先生から、「他の子が休みになったから早く来れない?」というメッセージがきて、急遽16時15分からに変更。

 

先生は忙しい人なので、1時間や2時間レッスンが遅れたり、急に早まるのはいつものこと。

慌ただしく学校へ行きます。

 

 

 

わたしのレッスンの時間の少し前に部屋に入るとすぐ、

 

「遅いよ!もっと早く来て他の人のレッスンを聴かなきゃ!

他の生徒の音を聴くのはすごく勉強になるし、次に自分が同じ曲をやった時に同じ注意をされないように練習するんだよ

 

とお説教されます、、笑

 

 

今日みてもらったのは、ローズがヴァイオリンのために作曲したエチュードとドビュッシー作曲の『第一狂詩曲』。

 

 

目次

ローズのエチュード

まずはエチュードから。
 
エチュードをやっている途中で先生に、

「上唇も歯にかぶせて、ダブルリードみたいに吹いてみて!」

 

と言われました。

 

 

クラリネットは普段、歯がリードに直接当たらないように下唇は歯にかぶせるのですが、上唇はかぶせず、マウスピースに歯が直接当たるようにして演奏します。
 
でも昔はクラリネットを吹くときは両方の唇を歯にかぶせて演奏していたんだそうです。
 
 
このエチュードの作曲者もそのうちの1人。
 

その演奏方法は今はもう全然使われていませんが、その口の形は口の周りの筋肉を使うのだそうです。

 
 
口の周りの筋肉を鍛えれば音が変わるということで、毎日10分くらいはこの奏法で練習してみなと言われました。

 

先生はその奏法でも簡単そうに吹いていたのですが、わたしは初めてやるので上手く音が出ない、、

明日から少しずつ練習してみよう!

 

 

 

ドビュッシーの『第一狂詩曲』

そして曲はドビュッシーの『第一狂詩曲』。

この曲はクラリネットの名曲で、コンクールでよく課題になる曲です。

 
 
先生曰く、

 
「色んなコンサートやCDなどでこの曲を聴いていると思うけど、勝手に楽譜を変えている人が多いから、そういうマネをしちゃいけないよ。

ドビュッシーはやってほしいことを全部楽譜に書いているんだから、もっと楽譜に忠実に吹かなきゃ。」

 

 

でも、実際は楽譜通りに演奏するのはものすごく難しい、、

コンクールの録音に向けてちゃんと細かく練習しないとです。

 

 

ちなみに昨日はわたしの誕生日で、28歳になりました!

 

何歳になっても知らないこと、できないことはありすぎて、学ぶことは尽きません。

音楽留学生活はまだまだ続きます(゚∀゚)
 
 
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この記事を書いた人

マソン優貴葉のアバター マソン優貴葉 クラリネット奏者

名古屋音楽大学を卒業後、フランスのムードン音楽院、ヴェルサイユ音楽院の最高課程を修了。
4年間のフランス留学を終え2019年に帰国し、現在は愛知県名古屋市を中心に演奏活動や、個人レッスン、音楽教室でのレッスンなど幅広く行っている。

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