みんなコンクールに向けて必死
ヴェルサイユ音楽院で「第3回ルイ・カユザッククラリネット国際コンクール」が開かれます。
ルイ・カユザックというのはフランスのクラリネット奏者で、1901年から1920年までパリ・オペラ座管弦楽団の首席クラリネット奏者を勤めていた人。
わたしがヴェルサイユ音楽院で教えてもらっている先生は、現在のパリ・オペラ座管弦楽団の首席クラリネット奏者で、カユザックの弟子の弟子なのだそうで、彼のことをとても尊敬しています。
彼が作曲した曲を集めたCDも録音しているほど。
そんな彼を讃えて行われるコンクール。
審査員はヴェルサイユ音楽院の先生を始めとした色々なクラリネッティストです。
1次審査は、3月15日までに課題曲を録音して送り、そこから選ばれた人が6月に行われるコンクールに出場する権利をもらえるのです。
この音楽院で開催されるとあって、この音楽院の生徒はほぼ全員が参加するようです。
1次審査の課題曲は、カユザックのエチュードから1曲と、ドビュッシーの『第一狂詩曲』。
この2曲は同じ音から始まり、似ている部分も多いのです。
録音の期限が近づいているので、みんなレッスンにはこの2曲を持ってくる!
そして学校にいると、この2曲がいろんなところから聴こえてきます笑
先生は一日に何度も同じ曲を繰り返し聴いているにもかかわらず、それぞれにしっかりアドヴァイスをしていきますてすごいなあ。
来週からヴァカンスに入りますが、録音までは頑張らないと、、
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