ヴェルサイユ音楽院レッスン日記〜クラリネット奏者マニャーニとカユザック
今日ヴェルサイユ音楽院のレッスンでやったことは、
○エチュード/アウレリオ・マニャーニ(Aurelio Magnani)
○『ヴァリエーション(Variations sur un air du pays d’Oc)』/ルイ・カユザック(Louis Cahuzac)
です。
マニャーニのエチュード
マニャーニ(1856~1921)はイタリアのクラリネット奏者。
彼はヴェネツィアとローマで学び、クラリネットのメソードを書きました。
このエチュードは、テクニック的にものすごく難しい!というわけではないのですが、とてもきれいな曲がたくさんあって、テクニックだけでなく音楽の勉強にもなります。
↓マニャーニのエチュードはこちらからご購入できます。
マニャーニ: 上級者のための10のエチュード・カプリス/ルデュック社/クラリネット教本・練習曲
カユザック作曲『ヴァリエーション(Variations sur un air du pays d’Oc)』
カユザック(1880〜1960)はフランスのクラリネット奏者で、作曲もしました。
彼はパリ音楽院で名クラリネッティストのシリル・ローズ(Cyrille Rose)に習い、彼自身も20世紀半ばの名クラリネッティストとなり、たくさんの曲を録音しました。
パリオペラ座管弦楽団(現在のパリ国立歌劇場管弦楽団)の首席クラリネット奏者を務め、退団後はソリストとしてフランス内外に演奏旅行をしました。
カユザックの作品は、クラリネットのものが中心で、彼の故郷である南フランスのインスピレーションを得て作曲しています。
この『ヴァリエーション』という曲は、前奏、主題と4つの変奏で出来ていて、親しみやすいとっても素敵な曲です。
↓↓先生がこの曲を吹いている録音です
先生が大好きな作曲家たち
マニャーニもカユザックも、先生は大好き。
やっぱり大好きな曲のレッスンには、先生も熱くなります笑
カユザックの『ヴァリエーション』は、最初カデンツァがあるのですが、先生がこれを目の前で吹いてくれたときは、なんて素敵なんだ、、と感動。
先生はこの曲のCDを出していて、わたしもそれを持っていてとても好きなCDなのですが、CDで聴くのと目の前で吹いてくれるのは迫力がまた全然違う!
先生の情熱が伝わってきました。
↓ちなみにそのCDはこちらです。
Complete Works of Louis Cahuzac the
いつかわたしも、そんな風にかっこよく吹けたらいいな。
↓↓海外留学についてのオンライン無料相談ができちゃう!「留学ショップリュックサック」の公式サイトはこちら♪
留学の気になる全てがわかる【留学ショップリュックサック】