ヴェルサイユ音楽院のクラリネットクワイアーのコンサート♪
ヴェルサイユ音楽院のクラリネット専攻生は、クラリネットクワイアー(クラリネットのみの合奏)という授業があります。
毎週授業があるわけではなく、コンサートの少し前に数回の練習があり、先生とクラリネットクラスのみんなで一緒に1年に1回のコンサートを行います。
そのコンサートがあったので、その様子を書きたいと思います!
学校での合奏練習の様子
練習は学校で行います。
こちらがヴェルサイユ音楽院です!
1回の練習は4〜6時間。
部屋の中にはエアコンも扇風機もない!!
暑い部屋にみんなが集合して汗だくで合わせをします笑
自分で朝から練習の予定を立てたのにも関わらず、先生は基本毎回30〜1時間以上遅刻してくる。
さすがフランス人、、笑
なので生徒はお互い連絡を取り合ったり、先生がいつ来るか予想しながら学校に集合していました。
先生より遅く着いてしまったら「遅刻だ!!」と言って怒られるし、かといって、狭くて暑い部屋で先生を何時間も待つのは嫌だし、、笑
練習ではその場で楽譜が配られて、初見で楽譜を読みながら練習します。
みんな譜読みがものすごく早くてついていけない、、
一緒に出演してくださった先生方
コンサートには生徒だけでなく、先生たちも参加してくれました!
指揮をしたのは、この学校のクラリネットの先生、Philippe Cuper先生。
わたしがこの音楽院で教えていただいている先生です。
そしてコンサートでは、Michel Portal、Alexandre Chabod、Christophe Dravers、Chrystelle Pochet、Chrystelle Pochet、Juan Ferrerという素晴らしいクラリネット奏者たちが一緒に演奏してくれました。
本番前リハーサルも遅れる??
今回のコンサートが行われた場所はヴェルサイユの市役所。
コンサートが行われたのは、シャンデリアがたくさんあって素晴らしい絵画が飾られているというこんなゴージャスなお部屋☆
ヴェルサイユって感じ!
舞台はこんな感じで設営されました。
出演者用の椅子がびっしり並べられ、舞台の上にはパーカッションが置かれています。
本番当日は17時半からリハーサル開始!
のはずが、実際に始まったのはその1時間以上後。
はい、これがフランスです笑
リハーサルは先生たちも参加して全員で最後の練習をしました。
先生たちも入るとさらに迫力満点!!
先生方は、難しいパッセージもさらさらっと吹いてしまいます。
おそらく初見なんでしょうけど笑
素晴らしい方々の音をこんなにすぐそばで聞くことができて、一緒に演奏できるなんて、、
留学して良かったな。日本にいたら絶対に経験できなかったことですね!
コンサート本番☆
今回演奏した曲はさまざまな時代、国の7曲♪
・ブランデンブルク協奏曲2番/J.Sバッハ
・4本のホルンと管弦楽のためのコンツェルトシュテュック/R.シューマン
・Spotlight2/A.リディン
・Shape of you/エド・シーラン
・クラリネットキャンディー/L.アンダーソン
・レズギンカ/A.ハチャトュリアン
クラリネット全員の合奏から、先生たちがソロを吹いて生徒が伴奏をやったり、インドのダンスつきの曲もあったりといろいろ。
ちなみにインドのダンスを踊ったのは、指揮者の先生の娘さん。
インドの素敵な衣装に身をまとい、とても美しいダンスでお客さんを魅了していました♪
本当に色んな国の音楽を楽しめるコンサートもまた面白いですよね。
日本の曲もやりたかったなあ笑
コンサート本番はほぼ満席という、たくさんのお客さんが聴きにきてくださり、とても楽しんでいるようでした。
ゴージャスな空間で、クラリネットクワイアーを聴くというのもまた良いのでしょうね♪
練習は色々と大変でしたが、素晴らしい先生や生徒たちと一緒に演奏することができて、とても貴重な経験をすることができました!
普段は、生徒同士でもなかなか一緒に演奏する機会は少ないので、こうやってたくさんのクラリネット奏者と一緒に演奏できるということは、とてもたくさんの刺激をもらえる良い機会だったなと思います(o^―^o)♪
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