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パリオペラバスティーユで、ベッリーニの『清教徒』を観る

日本に帰る前最後に、パリのオペラバスティーユでオペラを観てきました!

 

演目はベッリーニ作曲の『清教徒』

 
 
Opera de Parisのアプリで、28歳以下はカテゴリー1の余った席を35ユーロで買えるというお得なチケットが出ていたのですぐさま購入!

 

本当ならカテゴリー1は120ユーロだったのでとってもラッキー☆

 
 
 

目次

いざ会場へ


オペラバスティーユに開演15分前に到着。

 

 

 

メールで送られてきたEチケットを見せて中へ入ります。

 

 

 

やっぱりカテゴリー1の席はめちゃくちゃ観やすい!

安い席だと、舞台の見えない部分があったりするので、良い席はやっぱり最高ですね。

 

 

 

『清教徒』ってどんなオペラ?


今回の『清教徒』というオペラは、ベッリーニが亡くなる前、最後につくったオペラです。
 
イタリアのヴェネツィアで前作のオペラが失敗に終わったベッリーニは、念願だったパリにやってきました。

そこで依頼されてつくったのがこの『清教徒』!
 
 
1835年、パリ歌劇場のイタリア座で初演されると大成功を収め、勲章ももらいます。
 

彼はそこで一躍有名になりますが、病気にかかってしまい、その8ヶ月後に33歳の若さで亡くなってしまうのでした。

 
 
 

今回の演出

今回の演出は、舞台の真ん中にお城があって、床が回転します。
 
写真は撮れないのでお見せできませんが、ゆっくり回転するお城を、みんな何事も無いかのように踊りながら行き来していたのがすごかった!
 
 
今回は、歌が終わる度毎回お客さんからのブラボーと大きな拍手が長く続いて、歌っている人たちも嬉しそうでした。
 
 
本当に美しい声だよなあ。

 

だんだん消えていく小さな声も、こんな大きなホールの隅々までしっかり響きわたって、聴いている人の動かしてしまいます。

 

人間の声ってこんなこともできるんだあ、なんて思ってしまいます笑

 
 

オーケストラも、始まった瞬間からもうわくわくさせてくれて、、

こんな音を、これからも忘れないようにしなきゃ。

 
 
 

休憩中の過ごし方


休憩中はみんなロビーに出て、飲んだり食べたりしながらおしゃべり。
 
日本では、あんまりこういう光景は見られないけど、ヨーロッパのこういう文化は素敵だよなあ。

 
 
 

生のオペラって良い!!


オペラは大抵3時間とかあるので長いし、お値段も普通のコンサートより高いですが、素敵な音楽に凝った舞台、聴いても観ても楽しめる場です。
 
 
今の時代、ネットを使えば色んなものを見られるので、昔の人のように娯楽のためにオペラを観る必要なんてないはずなのに、そんな時代でもまだたくさんの人がオペラを観にくるのは、なんかすごいですよね!
 
やっぱり生の舞台は画面で見るのとは全然違う迫力があるし、演出も時代に合わせて少しずつ進化しているのも面白いですよね。
 

 
日本で観られるオペラは値段の高いものが多いので、日本に帰ったらなかなか観に行けないかもしれませんが、それでもまた観に行く機会をつくりたいなと思います(^^)
 
 

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この記事を書いた人

マソン優貴葉のアバター マソン優貴葉 クラリネット奏者

名古屋音楽大学を卒業後、フランスのムードン音楽院、ヴェルサイユ音楽院の最高課程を修了。
4年間のフランス留学を終え2019年に帰国し、現在は愛知県名古屋市を中心に演奏活動や、個人レッスン、音楽教室でのレッスンなど幅広く行っている。

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