本当にあるんだ、逆カルチャーショック!~フランスから日本に帰国して
4年間のフランス留学を終え、日本に完全帰国してから約2か月。
フランス留学生活ではたくさんのことを学ぶことができ、フランスの文化に驚いたり、時には困ったりもしながら、刺激的で楽しい日々を過ごすことができました。
しかし、日本に帰ってからなんとなく気持ちが落ち着かない、、
そんな、留学を終えて帰国した後の、わたしの現象を書いてみたいと思います。
日本に帰国して思うこと

そんな4年間のフランス生活から日本に帰ってきた今、思うこと。
それは「習慣や文化というのは、自分が思っているよりも強くしみつくものなんだなあ」ということ!
わたしの場合、日本で過ごしていた24年間に比べて、フランスで生活していたのはわずか4年間。
外国かぶれなんていう言葉はよく使われますが、「そんなたかが数年外国に住んだくらいじゃ何も変わらないでしょ~」と思っていました。
フランスに住んでいたとはいえ、フランスにいる日本人とも一緒にいたし、日本の動画やニュースだって見てたし、日本に帰ったら今まで通りの生活に戻るんだろうなあと。
なのに、いざ日本に帰ってみると、なんか変な感じがする、、
久しぶりに会う人たちに会って、日本のおいしい料理を食べて、言葉も困らないし、ごみは落ちてないし、トイレの便座は温かいし。
だけど、どこに行ってもきちっと並んだ列があって、自分たちは悪くないのにものすごい丁寧に謝る店員がいて、街には働きすぎてヘトヘトになった人たちが溢れかえっている。
みんながお互いの空気を読みながら行動していて、1秒でも遅刻したら終わりという空気。
そんな周りの環境になんだかついていけなくて、どうしたら良いのかわからなくなることも、、
逆カルチャーショック

こうやって、日本に帰ってきてから、色んな場面で不意に現れる違和感。
これを「逆カルチャーショック」というんだそうです。
日本とフランスの違いなんて頭ではいくらでもわかっているはずなのに、体がそれについていかなくて、上手くいかないことばかりで落ち込んでしまったり。
たかが4年くらい日本にいなかっただけで、そんなことになるなんて思ってもみませんでしたが、実際にこうなっている人は世の中にたくさんいるんだそうです。

わたしの場合は4年間フランスに住んでいましたが、数日の海外旅行の後になる人もいるそうです。
フランスに戻りたいと思っているわけでもないのに、日本の生活にもなかなか馴染めず、行き場がない感じ。
フランスに行った時より大変な気がする、、
だんだん戻っていく?

逆カルチャーショックは大変ですが、これは時間が解決してくれるんだそうです。

わたしの場合も実際に、最初の1ヶ月はこんな感じでしたが、最近はだんだん日本の生活に慣れてきました!
それにしても、こんなにも外国の文化が簡単にしみついてしまうことには驚きでした。
もちろんフランスは好きだけど、めちゃくちゃ好き!!フランスじゃないと無理!!とかいうわけでもないのに笑
そしてきっとこれから、どんどん日本の生活に慣れてきたら、次にフランスに行く時は逆に違和感があるんだろうなと思います。
海外生活をしている方、これから海外へ行かれる方には、海外へ行く時だけでなく、日本に帰ってからも気楽に過ごせると良いですね(o^―^o)