演奏家育成プログラム「スター・クラシックス・アカデミア」の第一期生になりました♪
先日、スター・クラシックス・アカデミアのオーディションが行われました。
スター・クラシックス・アカデミアとは、名古屋の若いクラシック演奏家を育てる活動。
クラシック演奏家に自分をプロデュースする力を養ってもらい、それぞれの個性を輝かせることを学んでもらうプログラムです。
このプログラムは今年始まったばかりということで、第一回のオーディション。
一次の書類・録音審査、二次の実技審査で参加者は10名に絞られ、嬉しいことにそこに私も入れていただきました!
今回はこのスター・クラシックス・アカデミアのオリエンテーション、そして2コマの講義を受けてきたのでその様子を書いてみたいと思います。
オリエンテーション
参加者同士が初めてお互い顔を合わせるオリエンテーションは、二次審査の会場でもあったメニコンHitomiホールにて行われました。
とっても素敵なホールです♪
入口では参加者に名札が配られ、記念品の缶バッチをいただきました。
ホールの中に入ると、このプログラムに関わった方々がたくさん座っていて、後ろにはカメラもあり、それに囲まれるように10名の参加者が座ります。
緊張感ある、、
この1時間弱のオリエンテーションでは、まず今回のプログラムについての説明や携わった方々のお話を聞きます。
関係者の皆さんが、このプログラムに対してものすごい熱い思いを持っていることが伝わってきました!
そして最後には参加者がそれぞれ自己紹介をします。
参加者はみんな個性的!
いろいろな場所で音楽を学んでいて、すでに素晴らしい実績をもっている人たちばかり。
とても魅力的な人たちが名古屋にたくさんいたことにびっくりでした。
オリエンテーションが終わると、CBCラジオのインタビュー録音が始まります。
参加者が1人1人録音の部屋に呼ばれ、ラジオパーソナリティーの方からの質問に受け答えするのを録音しました。
こんなことは初めての経験でしたが、ラジオパーソナリティーの方はわたしたちが話しやすいように受け答えしてくれて、やっぱりプロはすごいなあと感じました。
録音したものは、CBCラジオで使われるそうです。
『コミュニケーション力』
スター・クラシックス・アカデミアのプログラム、初めての講義は『コミュニケーション力』という講義でした。
講師は平野裕加里さんという、愛知出身で名古屋を中心に活動されているアナウンサー。
現在も活躍中のしゃべりのプロが、しゃべりについて教えてくれるのです!
平野先生は、話をする上で大事なこと、言葉の選び方や伝え方、ご自身がラジオやテレビに出演するときに意識していることなど、とても分かりやすく教えてくださいました。
先生の話し方や言葉の選び方は、ものすごく人を引きつけるなあと感じるし、1時間聞いていても全く集中力が切れずに聞くことができました。
さらに、参加者それぞれに話す上での悩みを聞いて、それに一つ一つ答えてくれたりもしました。
今まで、こんなにも話について深く考えたことはなくて、なんとなく人と会話したり、コンサートでMCをしたりしていました。
でも今回の講義で、話についての基礎的なことから専門的なことまで教えてもらえたので、今後いろいろな場面で使っていけると思います!
『音楽に必要な国際教養』
この講義の講師をしてくださったのは、甚目裕夫先生。
甚目先生はウィキペディアではピアニスト、音楽プロデューサーとなっていますが、歌を歌うこともあったり、いろんな言語を操って世界中の人に指導もしたり、、様々なことをやってしまう素晴らしい先生なのです。
そんな甚目先生の『音楽に必要な国際教養』という講義。
いろんな国の言葉を交えながら、音楽の歴史や曲、楽器の構造まで学んでいきます。
ところどころに英語が出てくるので、頭の体操をしながら頑張ってついていっていました。
英語なんて全然勉強してなかったから、簡単な言葉でもすぐに出てこない、、
さらには、「これはフランス語でなんて言うでしょう?」なんていう、フランス語の問題まで出てきてしまったりするので、気が抜けない講義でした。
そして最後には、楽器を出してみんなで合奏をしながら、曲についてだったり、合わせ練習の仕方だったりを教えてもらいました。
この講義では、日本だけでなく幅広い視野で音楽を勉強できたので、留学帰りのわたしにとっても、すごく興味深い講義だなと思いました。
まとめ
スター・クラシックス・アカデミアの初日でしたが、自分が知らなかったことをたくさん知れた日だったと思います。
音大でも教えてもらえないことばかり!
次回からの講義も、どんなことを教えてもらえるのかなあと、とてもワクワクしています♪