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ちょっと気になる??吹奏楽の強豪校あるある

たくさんの学校の吹奏楽部が毎年参加する吹奏楽コンクール。
 
そんな吹奏楽コンクールで毎年のように都道府県大会、支部大会、全国大会と駒を進める、吹奏楽の強豪校と呼ばれる学校があります。
 
 
他の学校の部活の様子を覗くことはなかなかないと思うので、強豪校がいったいどんな活動をしているのか、どうして強豪校なのかがわからないということが多いかと思います。
 
ということで今回は吹奏楽の強豪校あるあるをご紹介したいと思います♪
 

目次

部活の休みはない


強豪校は、基本休みなしで練習!!
今はコロナの影響でなかなか思うように練習ができないことが多いかと思いますが、普段であれば毎日休みなく練習します。
 
放課後の練習はもちろん、朝練や祝日の1日練習などは当たり前。
学校の門が開くのと同時に学校に入ります。
 
お盆やお正月などといった普通なら休むはずの日まで、休まず練習を行っている学校もあります。
 
本当に、吹奏楽に全てをかけてるって感じですよね!

顧問の先生が熱い


顧問の先生が部活に熱心というのは、強豪校となるための絶対条件と言っていいほど!
 
みんなで上の大会を目指すのであれば、まずはその中心となる顧問の先生の吹奏楽に対する熱い想いが大切。
 
熱心な顧問の先生は、部活動の時間だけでなく、家に帰ってからも、休日だって部活のことをずっと考えている
指揮や曲についての勉強会に通ったり、他の学校の研究をしたりする先生もいます。
 
 
熱くなった顧問の先生は、どうしても生徒たちに厳しくなってしまいます。
 
生徒にきつく当たってしまったり、泣かせてしまったり、、
でもそれだけの熱い気持ちがなければ、上を目指すことはできません。
 
その熱心さが自然と生徒たちに伝わり、みんなの気持ちが一つになることで、さらに強い力になっていくんでしょうね!

礼儀正しい


強豪校では吹奏楽の演奏方法だけでなく、礼儀について教える学校が多いです。
 
上下関係だったり、返事や挨拶をしっかりすることなど、部活動の中で色々なことを教えてもらいます。
 
なので吹奏楽コンクールで強豪校が会場に現れると、他の学校関係者への挨拶をしっかりしていたり、演奏以外でも動きが素早かったり、演奏中も立ち振舞がきれいだったりと、色々な場面で素敵だと思われるような行動をとっていることが多いです。
 
 
部活動で教わった礼儀は、社会に出てからも役に立つことも多いので、吹奏楽部での経験がきっと将来役立つ日がきますよね!
 

部活内オーディションをやってる


強豪校というのは、部活動全体の中から選ばれた上手い人だけがコンクールに出られるということが多いです。
 
なので部活内でも頻繁にオーディションや順位付けが行われます。
 
 
部活の仲間は仲間でありながらライバルでもある!
日々競い合いながら、お互いを高めていくのです。
 
ライバルの存在は、自分が大きく成長するために欠かせない大切な存在なのです。

当たり前のようにMy楽器を持ってる


楽器の値段って高いですよね、、
吹奏楽で使われる楽器は、数十万〜数百万するものもあります。
 
吹奏楽部をあまり知らない方だと、みんな学校にある楽器を使ってるんでしょ?って思われるかもしれませんが、強豪校ではそれぞれが自分の楽器を購入するのが当たり前という学校が多いです。
 
 
親は中学生や高校生の子供のために、一生懸命貯金を切り崩して楽器を購入するのです。
強豪校は、先生や生徒だけでなく、その家族の協力なくしては成り立たない!

 
さらに、強豪校になればなるほど、学校も部活動に力を入れます
学校からの援助を受けることができると、普通なら買えないような特殊管を購入してもらえたり、悪くなった楽器を買い替えたりすることができます。
 
楽器の種類が多ければ厚みのある演奏ができたり、良い楽器を使えば、さらに良い演奏ができるようになるのです!

楽器ごとに講師の先生がいる


顧問の先生がいくら熱心に勉強しているは言え、色々な楽器を使う吹奏楽では、全ての楽器を教えることができる顧問の先生はなかなかいません。
 
先輩から後輩に教えると言っても、教えられることに限りがあると思います。
 
 
なので強豪校では、それぞれの楽器に専門の講師の先生をつけます。

定期的に講師の先生を学校に呼んで、それぞれの楽器ごとにレッスンをしてもらうのです。
 
その楽器のプロから教えてもらうことで、正しい奏法や練習方法を知ることができて、成長がさらに早くなります。
 
レッスンは毎月定期的に行われます。
それぞれがレッスン料を支払い、パート全体だったり個人でみてもらったりするのです。
 
ここでも、ご家族の金銭的な協力が不可欠になってきますね、、
 
 
顧問の先生と生徒、そのご家族、さらにそれぞれの楽器の講師の先生が力を合わせることで、さらに大人数で同じ目標に向かっていくことができるのです。

本当に大切なことは、、


吹奏楽コンクールというのは、上の大会に上がる学校がある一方で、次の大会に進めない学校もあります。
 
日々一生懸命頑張ったとしても、落ちてしまうことだってたくさんあります。
順位がつくコンクールというのは、そういうものですよね。
 
 
吹奏楽コンクールは、それぞれの学校の演奏の上手さを競い合う場でもありますが、それぞれの学校が本番に向けてそれぞれ一生懸命練習した成果を発表する場でもあります。
 
 
吹奏楽をやっていると、上の大会を目指して一生懸命やったけれどダメだった、本番で上手くいかなかった、3年生だけどメンバーに選ばれなかったなどなど、いろんなドラマがあります。
 
強豪校にあこがれるけれど、顧問の先生が熱心ではなかったり、金銭的に難しかったりと、色々な状況もあるかと思います。
 
 
 
今回は強豪校について書いてみましたが、わたしが吹奏楽コンクールで大切だと思うことは、

「吹奏楽部の活動を通じて何を学ぶか」だと思います。
 
 
もちろん上の大会に行けたら嬉しいし、達成感があって、上の大会に行けた人にしか見えない景色を見ることができるのだと思います。
 
だけどそれ以上に、自分たちが決めた目標に向けて、同じ部活の仲間と一緒に一生懸命取り組んだという経験や、仲間と楽しんだり競い合ったり、励まし合ったりした思い出が、きっと大人になったときに自信につながったり、周りの人への思いやりにつながったりするのだと思います。
 
 
強豪校でもそうでなくても、吹奏楽コンクールの結果だけでなく、そんな吹奏楽を通して学べることを大切にしてほしいなと個人的には思います!
 

まとめ

吹奏楽の強豪校は簡単に上の大会に出場できているわけではなく、とても大変な努力と周りの人たちの協力があって、初めて強豪校となることができています。
 
どんな目標をもって吹奏楽をやるかは人それぞれ!
どんな目標でも、みんなと一緒に音楽を奏でる楽しさや喜びを忘れずに、吹奏楽をやっていきたいですよね!

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この記事を書いた人

マソン優貴葉のアバター マソン優貴葉 クラリネット奏者

名古屋音楽大学を卒業後、フランスのムードン音楽院、ヴェルサイユ音楽院の最高課程を修了。
4年間のフランス留学を終え2019年に帰国し、現在は愛知県名古屋市を中心に演奏活動や、個人レッスン、音楽教室でのレッスンなど幅広く行っている。

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