クラリネットアンサンブルをやってみよう!アンサンブルで大切なこと
クラリネット吹きが何人か集まったなら、やっぱりクラリネットアンサンブルをやってみたくなるのではないでしょうか?
人と合わせるのって楽しいし、1人1人それぞれ違うパートを受けもつので、誰一人欠けることのできない全員が大切な存在となります。
お互いを信頼してわかり合える良い機会にもなると思います!
今回は、そんなクラリネットアンサンブルについて書いてみたいと思います♪
何人でアンサンブルするのがいい?
アンサンブルをやろうとするとき、まず重要になってくるのはメンバー集め!
何人で演奏するのかを決めます。
クラリネットアンサンブルは、2人以上いればできるのですが、少人数と大人数では特徴が違ってきます。
ということで、それぞれのメリットデメリットを書いてみたいと思います♪
少人数のアンサンブル
- 呼吸や音程を合わせやすい
- メロディーをたくさん吹ける
- 練習の日程を組みやすい
- ダイナミクスの幅が小さくなるので、迫力に欠ける
- 休みが少なくて、体力が必要
- 間違えるとすぐにバレる(笑)
大人数のアンサンブル
- 迫力が出る
- 特殊楽器の種類が豊富
- 少しのミスならバレにくい(笑)
- 全員のリズムや音程を合わせるのが難しい
- 技術のレベルに差が出てしまうことも
- 練習場所に広い部屋が必要
どんな楽器を使うの?
そしてクラリネットの仲間は、持ち運ぶのも大変なくらい大きくて低い音が出るものから、コンパクトでかわいくて高い音のするものまで、様々なクラリネットの家族がいます。
基本は、B♭クラリネットを使って演奏しますが、曲によってはB♭クラリネット以外を使って演奏するようにと指定があるものもあります。
アンサンブルでよく使われるのは、バスクラリネットやエスクラリネットです。
4重奏以上になると、アルトクラリネットを使った編成も増えます。
そして、8重奏以上になると、コントラアルトクラリネットやコントラバスクラリネットという、普段はなかなか使わないようなものすごく大きな楽器を使ったアンサンブルもあり、低音が加わることでものすごくダイナミックな演奏になり、演奏の幅を出しやすくなります☆
曲決め
良い演奏をするために、曲の決め方もとても大切になってきます。
例えば、演奏会で演奏するためなら、聞きやすい曲だったり、みんなが知っている曲を選んだり、アンサンブルコンテストのためなら、少し難しめで迫力のある曲を選ぶようにしたり、、
まずはどんな目的で演奏するのかを考えて選ぶと良いと思います。
そして、その曲の楽器編成も重要!
もし特殊管が必要なら、楽器を準備できるのか、その楽器を吹ける人はいるのかをしっかり考えてから、その範囲の中で曲を選びます。
さらに、楽譜には曲の難易度がグレードとして書かれているものも多いので、自分たちのレベルにしっかり合ったものを選ぶと、良い演奏ができやすいです!
そして、それぞれのパートの難易度や目立ち方も少しずつ違ってくるので、それぞれのパートがメンバーの技術や性格に合うかどうかもあらかじめ確認できると安心です。
クラリネット アンサンブル de クラシック
ENMS84255 アンサンブルクレコション(255)クラリネット三重奏 3つの魔法/高橋宏樹
FME-0140 魔法使いの弟子/クラリネット8重奏 ポール・デュカス/小栗克裕 / フォスターミュージック
アンサンブルをやるときに大切なこと
アンサンブルは、1人ではできません。
なので、お互いのことを考えて、「お互いに歩み寄る」ことが大切です。
お互いの気持ちが寄り添うことで、呼吸、音程、音色、リズムなど、色々なことが合ってきて、1人ではできないような素敵なハーモニーが出来上がるんだと思います。
大人数になればなるほど、技術レベルの差がでてきたり、色んな性格の人がいたりして、なかなか上手くいかないこともあるかと思います。
そんな中でも、良い演奏にするために曲決めやパート決めなどから、しっかりみんなで話合って、お互いの意見を交換し合って、全員が納得した上で演奏を始めることも大切なことです。
メロディーを演奏する人だけでなく、全員1人1人大切なパートなので、それを忘れないようにしてアンサンブルを楽しみましょう☆
まとめ
アンサンブルはわたしも大好きですが、1人で演奏するのとはまた違った楽しさがあります♪
みんなで音を重ねて、素敵なハーモニーを作り出していきましょう!