演奏するのはクラリネットだけじゃない!?アイデアいっぱいのコンサート「バレンタイン大作戦!」
みよし市のCar-Denさんにて、「クローバーカルテットのバレンタイン大作戦」を開催させていただきました!
たくさんの方々にお越しいただけて、とっても嬉しかったです。
皆さま、ありがとうございました!
こちらの会場で、このメンバーで演奏させていただくのは3回目でしたが、今回のコンサートは普通のコンサートとはちょっと違う、面白い企画をご用意しました♪
そんなコンサートでの様子を書いてみたいと思います。
カホンに乗って演奏♪
今回のコンサートでは、椅子に座って演奏するのではなく、打楽器の「カホン」に乗って演奏することに!
「カホン」というのは木でできた箱型の楽器で、叩く場所によって色々な音色が出せる打楽器です。
もちろんメインはクラリネット4重奏ですが、クラリネットを持ってカホンの上に座り、それぞれの休みの箇所でカホンを叩くという、なかなかない演奏方法です。
パーカッションならではのリズムを取り入れることで、クラリネットアンサンブルの演奏がさらに盛り上がる!
わたしはカホンを叩くのは初めてだったので、経験者に教えていただいたり、動画を見たりして練習しました。
それぞれが2つ目の楽器を演奏!
演奏する楽器はカホンだけじゃない!
今回のメイン曲、ラヴェル作曲の『ボレロ』は、オーケストラの様々な楽器が順番にソロを演奏してつなげていく曲です。
そんな『ボレロ』をちょっと面白く演奏するために、わたしたち4人それぞれが、クラリネットに加えてもう1つずつ違う楽器を演奏することに!
4人が選んだのは、「鍵盤ハーモニカ」「アルトサックス」「ソプラノサックス」「EWI4000s」です。
それぞれ本当にやりたい楽器を選んだので、楽器の種類はバラバラですが、そんなバラバラさがまた面白さを際立たせてくれます笑
始めてEWIを演奏
わたしは、初めてT-SQUAREさんのバンド演奏を聴きに行ったときに、「EWI」という楽器の魅力に惹かれました。
「EWI」は、見た目はクラリネットとちょっと似ていますが、息を吹き込むとセンサーが反応して音量を変えたり、指の動かし方で音程を変えたりできる電子管楽器です。
それまでは、アンプやスピーカーを通して音を出す電子音というのはちょっと味気ないものだと思っていて、あまり興味はなかったのですが、T-SQUAREさんの演奏を聴いて、EWIの表現の幅の広さに驚かされました。
あらかじめ良い具合に設定された心地良い音色に、息の入れ方や指の動き、ベンドの仕方によって、演奏者の個性が出る!
電子楽器はこんなにも奥深い世界だったのか!と気づかされて、わたしも演奏してみたくなり、EWI4000sを購入して家で練習していました。
そんなEWIを今回コンサートで演奏できるということで、ドキドキワクワク、、
コンサート本番
今回は、「バレンタイン」がテーマということで、皆さまに聴きなじみのあるバレンタインの曲だったり、愛や恋の曲を中心に演奏しながら、間に曲のことやわたしたちのアンサンブルことなど、色々なおしゃべりを交えつつ進めていきます♪
会場には、たくさんのお客様がお越しくださり、わたしたちの演奏を温かい雰囲気で盛り上げてくださいました!
そして、メインの『ボレロ』では、わたしたちが普段演奏して慣れているクラリネット以外の楽器も演奏するということでドキドキでした。
こんな感じで、クラリネットで伴奏を演奏している人、カホンでリズムを叩いている人、そしてもう一つの楽器でソロを演奏する人と、それぞれがこの役目を入れ替わりながら演奏していきます。
このたくさんの楽器たちは、全てわたしたち4人がそれぞれ持ち寄った楽器たちです!
EWIはアンプにつないで音を調節したりと、クラリネットではやらない準備もあって不安なこともありましたが、リハーサルでしっかり音確認できたこともあり、無事にソロを演奏できました。
EWIの演奏経験は浅いので、やりたいことをやるにはまだまだ足りない部分も多いですが、これからこの楽器も少しずつ練習しながら、EWIの良さも引き出せるようになれたらと思います!
そして、わたしは今回妊娠中のためカホンに跨って叩くことができなかったので、かわりにこの黄色くて三角形の「ミカホン」という、手に持って叩く小さなカホンを叩かせていただきました!
ミカホンは見た目は小さくてかわいい楽器なのですが、叩く場所や叩き方によって音の高さや音色などが変わって、色々な種類の音を出すことができるという、驚きの打楽器です。
お客様に笑っていただきながら、無事に盛り上がって終わりました♪
これからに向けて
クローバーカルテットは、聴き応えのある曲から、ちょっと笑えるような面白い企画まで、お客様に喜んでいただけるようなコンサートを作っていけたらと思います!
クラリネットアンサンブルの魅力を伝えながら、お客様に楽しんでいただき、そして自分たちも楽しんじゃう!
そんなコンサートを開催できるように、色々な企画を考えていきますので、また次回のクローバーカルテットのコンサートが開催されるときも、是非是非お越しください☆