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クラリネットで音大にいくためには何が必要??

クラリネットを専門に学ぶために、音大にいきたい!と思う方もいらっしゃるかと思います。

でも音大は専門的でちょっと特殊な学校なので、受験の仕方も普通の大学とちょっと違います。

ということで今回は、音大を卒業したわたしの経験から、クラリネットで音大にいくために必要なことを書いてみたいと思います♪

目次

まずはいきたい学校を決める


まずは自分が一番いきたい音大を決めます。

学校のレベルはどうか、習いたい先生がいるか、国公立か私立か、家から通える距離か、寮や一人暮らしをするか、学校の設備はどうかなどなど、、色んな条件から自分の受験する学校を決めます。

音大によって色々な特色があると思うので、まずは自分がどの音大を目指すのかをあらかじめ明確に決めておくことが大切です!

マソン優貴葉

一番行きたい学校に加えて、滑り止めの学校も決めておくと安心です。

いきたい音大をチェック


いきたい音大が決まったら、その音大のことをしっかり調べます。

  • 学校のレベルは
  • どんな授業があるか
  • 先生はどんな方か
  • 設備はどうか
  • 学費はいくらか
  • どんな受験方法があるか
  • どんな試験があるか
  • 試験はいつか
  • 課題曲は何か
  • オープンキャンパスや学校説明会はあるか

高い学費を払って数年間通う学校を決めるので、あらかじめ少しでも多く学校の情報を掴んでおくことが大切!

これを怠ってしまうと、後々後悔することになりかねません。

学校案内を取り寄せたり、ネットで情報を集めたり、オープンキャンパスに参加したり、、

特に、それぞれの大学が開催する「夏期講習」「冬期講習」では、実際に先生のレッスンを受けたり、受験対策などを教えてもらえるので、参加してみると良いと思います!

マソン優貴葉

わたしも受験生のころは、色々な大学の講習会に参加してたくさん情報をもらっていました!

自分が一番行きたい学校はもちろん、他の学校のことも調べながら、色々比較しながら考えると良いです♪

とにかく実技をレベルUP!


どこの音大に入るにも、一番大事なのは、自分の専攻とする楽器の実技の能力!

なので、クラリネットで音大に入りたいのなら、何よりもクラリネットの技術が一番大事!!

クラリネットの先生にしっかりレッスンを受けて、基礎からしっかりレベルを上げておくことが大切です。

そして、自分が入りたい音大の課題曲をあらかじめ調べておき、それを中心に練習をします。

クラリネットの場合、「スケール(音階)+エチュード(練習曲)+課題曲」の場合が多いですが、スケールやエチュードがない学校や、課題曲がなくて自由曲の学校もあったりと、その学校ごとで課題となるものが異なります。

てやってみたり自分が受験したい年の課題曲がまだ出ていない場合は、過去の課題曲を調べてやってみたりと、あらかじめその学校の傾向を知っておくと良いです♪

副科ピアノ

クラリネットを専攻すると、ラリネットの試験の他に、副科としてピアノの試験もある学校がほとんどです。

音大に入るためには、ある程度ピアノも弾けないといけないのいです、、

バリバリ弾けなくても良いのですが、もしピアノを今までやってこなかったという方は、ある程度は弾けるようにピアノの先生に習っておくと良いです。

副科ピアノは、課題曲がある学校と自由曲の学校とありますが、ツェルニーくらいが弾けるようになっておくと安心です!

ソルフェージュ

音大に入学するためには、ピアノに加えてソルフェージュの試験も受けなければいけません。

ソルフェージュは、楽器を演奏するための土台になる大切なもので、ソルフェージュ力を鍛えることで、楽器の演奏にも良い効果があります♪

ソルフェージュの試験は、

  • 新曲視唱→楽譜をもらって初見で歌う
  • 旋律聴音→メロディーを聞いて書き取る
  • 和声聴音→4声もしくは3声の和声を聞いて書き取る

というのが一般的です。

ソルフェージュも訓練が必要なので、やったことがない方は、ソルフェージュ専門の先生、もしくはピアノの先生のレッスンを受けて、練習問題や過去問などをやりながら、事前に慣れておくと良いです。

楽典

さらに、音大に入るのなら、もちろん音楽の知識も必要!

楽典の試験があるので、事前にしっかり勉強しておかなくてはいけません。

楽典は特に先生のレッスンなどを受ける必要はないので、自分で参考書などを購入したり、音大の過去問を解いてみたりしながら、知識をどんどん頭に詰め込んでいくと良いです。

マソン優貴葉

過去問は、入りたい学校のものだけではなく、色んな学校の過去問をやってみるのも良いと思います♪

習いたい先生のレッスンを受ける

音大には、それぞれの楽器の専門の先生がいるのですが、先生選びは本当に大事!!

大学なら4年間基本は同じ先生にずっと習うので、先生の演奏の仕方や指導の仕方などが自分の求めているものでなくてはいけません。

先生によっていろんな特徴があって、それが自分に合うか合わないかは人それぞれ。
誰かにとっては良い先生だとしても、自分が求めている指導が受けられなければ、せっかくの音大生活が無駄になってしまいます、

先生選びで考えるポイント
  • 音楽性は合うか
  • 的確なアドバイスを受けられそうか
  • 性格の相性は良いか
  • 熱心に指導してもらえるのか

先生との相性が良いかは、実際に先生のレッスンを受けてみるのが一番良くわかります。

大学が開催しているオープンキャンパスや講習会で実際にレッスンを受けれる機会があれば、是非活用してみてください☆

マソン優貴葉

試験の課題曲のレッスンを受けられると良いですよね!

もしそういう機会がなくても、先生たちは個人的にレッスンをしていることもあるので、コンタクトをとってレッスンを受けるのも良いと思います。

事前にレッスンを受ければ、先生のことを知れるのはもちろん、入学試験のときに先生の好みの演奏ができたり、受験前から先生に自分のことを知ってもらえるので、入学してからもすんなりレッスンを始められます♪

まとめ

音大にいくためには、あらかじめ準備しておかなくてはいけないことがたくさんあります。

大変なことも多いし、お金もかかることも多いですが、自分が一番いきたい音大にいけたら、素敵な大学生活が待っています♪

頑張って乗り切っていけると良いですね!

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この記事を書いた人

マソン優貴葉のアバター マソン優貴葉 クラリネット奏者

名古屋音楽大学を卒業後、フランスのムードン音楽院、ヴェルサイユ音楽院の最高課程を修了。
4年間のフランス留学を終え2019年に帰国し、現在は愛知県名古屋市を中心に演奏活動や、個人レッスン、音楽教室でのレッスンなど幅広く行っている。

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