【クラリネットのリード】ダダリオのレゼルヴ3種類を比較!音色や吹き心地は?
クラリネット奏者の間でも最近人気の高まっているリードが、ダダリオの「レゼルヴ」という種類。
様々な種類のリードの中でも、割と新しいリードです。
わたしは長年他の種類のリードを使っていましたが、このレゼルヴのリードを試しに吹いてみたら、とても好きになっってしまいました!
わたしの周りでもこのリードを使う方が増えてきています。
ということで今回は、ダダリオ社のリード、レゼルヴを3種類比較してみます♪
- レゼルヴのリードが気になっている
- レゼルヴがそれぞれどんな特徴があるのか知りたい
- 自分に合うリードの見つけ方がわからない
レゼルヴのリードって?
元々は「リコ」という名前でしたが、2004年に楽器用アクセサリーの会社、ダダリオ(D’addario)社の傘下に入り、ブランド名が「ダダリオ」になりました。
ダダリオは買収したとき、リコから受け継いだケーンの栽培やリード制作機などを再構築するため、たくさんの設備投資をします。
それによって、ダダリオ社のオリジナルとしてできあがったのが、「レゼルヴ」というリードです。
レゼルヴの種類
レゼルヴのリードは3種類あります。
- レゼルヴ
- クラシックー
- エヴォリューション
どれも人気ですが、それぞれに特徴があるので、人によって合うものが違うと思います。
わたしが実際に吹いてみた感想を交えながら、この3種類を比較してみます!
レゼルヴ
レゼルヴの中でも一番スタンダードで、素直に音が鳴るリードです。
低音から高音まで均一に鳴らしやすく、他と比べてお値段も安いので、初心者さんも手に取りやすいリードだと思います。
実際に吹いてみて、息がスッと入るので、やりたいことをそのまま音にしやすいリードだと思います。
- ファイルドカット
- お値段が安い
- 全体的に薄め
- カット部分は短め
- 低音から高音まで均一に鳴らすことができる
レゼルヴ クラシック
深みのある音色が出る上に、柔軟性もあるリードです!
カット部分が長いのでレスポンスが良く、発音がしやすいのも良いところです。
バンドレンのV12に似てるとよく言われ、耐久性もある人気の種類です。
バンドレンのV12が好きなわたしにとっても、このクラシックはとても吹きやすくて、音色もつくりやすいなと感じました♪
- ファイルドカット
- 全体的にに厚みがある
- 深みのある音色
- カット部分は長め
- 先端はやや厚め
- 柔軟性がある
レゼルヴ エボリューション
レゼルヴシリーズの中でも新しいのが、エボリューション!
最先端の機械で、全自動で作られているリードです。
丸みのある温かい音色で、遠くまでよく響いてくれるのが特徴です♪
先端に厚みがあるので、アーティキュレーションがつけやすく、音量もしっかり出すことができるリードです。
響きのある、太くて豊かな音色を作りやすいなと感じました!
- アンファイルドカット
- 最もヒールが厚い
- 遠くまでよく響く
- 先端は厚め
- 高品質のケーンを使用
- 最先端の機械で全自動生産
レゼルヴのサンプラーパック
「レゼルヴを試してみたいけど、どの種類、どの厚さが自分に合っているのかわからない、、」
という方もいらっしゃるかと思います。
そんな方におススメしたいのが、「レゼルヴサンプラーパック」!
「レゼルヴ」と「レゼルヴクラシック」の違う厚さのものが4枚入っているので、お試しすることができます。
まずはこれを吹いてみて、自分の気に入ったものがあれば、それの種類を箱で購入すると良いですよね!
レゼルヴを吹いた感想
「レゼルヴは良いリードだよ!」という噂はきいていたものの、今まで実際に吹いたことがなかったのですが、今回初めて吹いてみたら、とても気に入ってしまいました!
わたしがレゼルヴの良いと思った点は、
- 芯のある豊かな音色を出せる
- 柔軟性があって、コントロールしやすい
- 一箱の中でばらつきが少ない
- 長持ちする
わたしは昔、リコを吹いていたことがあり、レゼルヴにリコの面影も少し残っていると感じながらも、今までになかった新しい吹き心地も体感できて、レゼルヴの良さを実感できました。
わたしは特に「クラシック」が気に入って、バンドレンのV12を使っていたのを一旦やめて、レゼルヴに乗り換えてしまいました笑
まとめ
自分に合ったリードを見つけるのはとても大変なことですが、自分にぴったりのものを使えば、上達もどんどん速くなります。
レゼルヴはとても良い吹き心地だったので、是非機会があれば試してみてください♪