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クラリネットのリガチャーってどれがいいの?吹き心地の違いがこんなにある!


クラリネットのリードをマウスピースに固定するための器具をリガチャーと言います。
実はこのリガチャー、たっっくさんの種類があるんです。
 
 
素材が金属だったり、皮だったり、紐のものもあったり、、

締めるネジだって、1つのもの、2つのもの、ネジが手前にくるもの、奥で締めるもの、、
 
 
様々な種類の中から自分に合ったものを選んで使うのですが、リガチャーによって吹き心地や音色が全然変わってきます。
 
今回は、わたしがこれまで実際に吹いたことのあるリガチャーの吹き心地を書いてみたいと思います!
金額の低い順にしましたので、少しでもリガチャー購入の参考になれば嬉しいです(#^^#)

 

目次

10000円以下

M|O(エム・オー)


バンドーレン B♭クラリネット リガチャー M|O(エムオー) シルバープレート(銀メッキ)

 
 
わたしがフランスに留学していたころは、周りでこのM|Oを使っている人が多く、フランス人の先生方もたくさん使っていました
 
わたしも吹かせてもらいましたが、リードの響きを潰さないでくれ、クラリネット本来の自然な音が鳴ってくれるところが、すごく好きでした。
 
とても軽くて、ネジを回すのがラクなのもこのリガチャーの魅力です。
 
 
 

ボナード(Bonade)


ボナード B♭クラリネット リガチャー 逆締め ピンクゴールドプレート仕上げ (2250UPG)

 
 
ボナードはお手頃価格なのに心地よい吹き心地で、自由度も高い優れものです!
 
わたしは大学時代にこのリガチャーを使っていました。
抵抗感が好きでとても気に入っていて、金属がだいぶ変色してしまうまで使い込んでしまいました。
 
 
 

ロヴナー(Rovner Versa)


Rovner リガチャー VERSA B♭クラリネット用 V-1R

 
 
こちらは皮でできたリガチャーです。
皮のリガチャーの中で特に人気が高いのが、このロヴナー。
 

息がスッと入っていき、やりたいことがやれるリガチャーだと思います。
皮のリガチャー特有の柔らかい音が出るのも特徴的です。
 
リードに接する面を、金属か皮かを選べるのもまた面白いです。
 
 
 

ハリソン(Harrison)


ハリソン・ハーツ B♭クラリネット用リガチャー ピンクゴールドプレート仕上げ

 
 
わたしは学生の頃、ハリソンを初めて吹いた瞬間、なんて良いリガチャーなんだ!と感動しました。
 
 
ハリソンはリードを固定する面積が狭く、リード本来の振動を妨げずに、ストレスなく良い音を鳴らせるなと感じ、一時期ハリソンを使っていました。
 
 
しかし、、
数ヶ月間気持ちよく使っていると、ある日ネジを締めた時にリガチャーが切れてしまいました。
その時は知らなかったのですが、ハリソンは切れやすいのだそうです。
 
ハリソンが良いリガチャーなのは間違いないと思いますので、使う方はネジを強く締めすぎないように、そしてできるならスペアのリガチャーを持っておくことをオススメします。
 
 
 

10000~20000円

オプティマム(Optimum)


バンドーレン B♭クラリネット リガチャー オプティマム(Optimum) プラスチックキャップ付き (LC01P) シルバープレート(銀メッキ)

 
 
わたしは、中学、高校と、このオプティマムを使っていました。
オプティマムは音がよく飛ぶし、しっかり息が入るので、初心者の方にもオススメです!
 
リードに面したところについているプレートが3種類あって、自分の好きなものをつけられるのも、オプティマムの魅力の一つです♪
 
 
 

ICON


ビュッフェ・クランポン Bクラリネット用リガチャー ICON アイコンシリーズ

 
 
リードを2つの点で支えるこのICONは、抵抗感があるので、しっかり息を吹き込んで楽器を鳴らしたい方にはぴったりだと思います。
 
ダークで深みのある音色もまた魅力的です。

 
 
 

ウッドストーン(Wood Stone)


ウッドストーン リガチャー バスクラリネットバンドレン用リガチャー ゴールドプレート

 
 
クラリネット奏者の中でも人気が高いのがこのウッドストーン。
 
吹いてみると、結構抵抗感があるなと感じました。
豊かでふくよかな音が遠くまで良く響いて鳴ってくれるし、音をきれいにまとめてくれるので、人気の理由がわかります。
 
 
 

30000円以上

JLV


【大人気】JLVリガチャー24金メッキ (Bクラリネット)

 
 
JLVは、これがリガチャー??と思ってしまうような、ちょっと変わった形をしたリガチャーです。
 
わたしはこれを購入したことはなく、少し吹かせてもらったことしかないのですが、すごく楽に良い音が鳴ります
息が入れやすく、小さい音から大きい音まで幅が出て、音色がまとまってくれるので、良いことだらけ♪
 
ただ、お値段は高いです、、
 
 
 

シルバースタイン(Silver Stein)


シルバースタイン Silverstein Works リガチャー HEXA Champagne Gold BクラリネットM/アルトサックスS HG07A

 
 
シルバースタインは、2014年に発売されたばかりの新しいリガチャーです。
 
コードにはなんと、NASAの火星探査機に使われるワイヤーと同じ製造方法のコードを採用。
伸びにくくて、とても強いんです!
 
 
わたしはフランス留学中にこのリガチャーと出会い、友達のを吹かせてもらった瞬間、一目ぼれ(一吹きぼれ?)して即購入しました。
 
シルバースタインはとてもはっきりした音が出て、音の飛びも良いので、当時、音がモサモサすることに悩んでいた自分にとってぴったりのリガチャーでした。
 
 
元々音の飛びが良い方にとっては、もしかしたら鳴りすぎてしまうかもしれません。
高価なので、購入はじっくり考えてからにすることをおススメします。

 
 
 

まとめ

今回ご紹介したリガチャーは、色んな種類があるうちのほんのわずかなものに過ぎません。
 
同じ種類であっても、色によって音や吹き心地が変わったり、人それぞれ感じ方も違います。
 
 
リガチャーにこだわることも大切なことなので、色んなものを吹き比べてみて、自分にぴったりのリガチャーを見つけてください(o^―^o)☆
 
 

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この記事を書いた人

マソン優貴葉のアバター マソン優貴葉 クラリネット奏者

名古屋音楽大学を卒業後、フランスのムードン音楽院、ヴェルサイユ音楽院の最高課程を修了。
4年間のフランス留学を終え2019年に帰国し、現在は愛知県名古屋市を中心に演奏活動や、個人レッスン、音楽教室でのレッスンなど幅広く行っている。

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