深音の館さんでピアノとクラリネットのコンサートを開催♪

先日、愛知県犬山市の「深音の館」さんにて、ピアノとクラリネットのコンサートを開催させていただきました！

お越しくださった方々、お世話になった方々、本当にありがとうございました。

お陰様で、温かいお客様に囲まれて、とても心地よく演奏させていただくことができました。

ということで今回は、このコンサートの様子や裏側などを書いてみたいと思います。

延期からの開催

このコンサートは、本当は4年前に開催する予定でした。

4年前の2020年、わたしがフランスから帰国して少ししたころ、深音の館の方から、「コンサートをやってみないか」とお声掛けいただき、ピアノとクラリネットのコンサートの開催が決まり、チラシまでできていました。

しかし、その直前にコロナが流行し始め、たくさんのコンサートが中止や延期となり、このコンサートも残念ながら開催することができなくなってしまいました。

そしてコロナがだいぶ収まってきたこともあり、やっと以前企画していたコンサートを開催することができるようになったのでした。

会場の深音の館さん

深音の館さんは、愛知県犬山市の犬山城下町近くにあるホールです。

70名ほど入れるホールで、犬山の古くて趣のある素敵な街並みの中に建っています。

音響にとてもこだわって設計されたホールで、響きが良い空間なんです！

さらに、「ウィーンの至宝」とも言われる、「ベーゼンドルファー」という、なかなかお目にかかることのない、素晴らしいピアノも置かれています。

夏と秋を感じて癒される曲

今回のタイトルは「夏の終わり・秋の風薫る癒しのメロディー」ということで、夏と秋を感じられる曲、癒しをお届けできる曲を中心にプログラムを組みました。

クラリネットの色んな音を聞いていただきたくて、クラシックを中心に、映画音楽やジャズ、クレズマー音楽、など色んなジャンルの曲を聴いていただくことに！

途中にはピアノソロを２曲入れて、ピアノだけの音も楽しんでいただけるようにしました。

練習の様子

ピアニストとの合わせは、東郷町民会館の音楽室をお借りして練習をしました。

音楽室はグランドピアノがあり、とても広くて、のびのびと練習ができるお部屋！

合わせ練習では、一曲を通したり、上手くいかなかったところを取り出して、集中して練習をしたりします。

タイミングをそろえたり、音量のバランスや曲の雰囲気などを二人で考えていると、あっという間に時間は過ぎていく、、

リハーサル

本番前に、ホールでリハーサルをさせていただきました。

ホールへ行く途中で道を間違えてしまい、予定より到着が遅れてしまうというハプニングもありましたが(笑)、それでも１時間半ほどしっかりリハーサルができました。

深音の館さんで演奏するのは初めてでしたが、本当に響きが良くて、まるで大きなコンサートホールで演奏しているかのような心地良い気分にさせてくれます♪

よく響くのに、細かいニュアンスもしっかり届くという、まるで自分がいつもより上手くなったかのように聞こえさせてくれるんです(笑)

お昼ご飯もしっかり食べて、お腹も満たして、準備万端で本番を迎えます。

本番

コンサートは、14時開演。

40名弱のお客様がお越しくださり、幼稚園くらいのお子様から年配の方まで、様々な年代の方がいらっしゃいました！

間にMCを挟んで曲の解説をしながら、途中で15分の休憩を挟んで、約1時間半のコンサート。

クラリネットをずっと吹き続けるとさすがにヘトヘトになってしまうので、ピアノのソロを2曲挟んでもらいながら、進めていきます。

そしてアンコールには、「菊にちなんだ曲を演奏してほしい」というお客様からのリクエストにお答えして、『庭の千草』という曲を演奏しました。

癒しの曲ということで、しっとり系の曲が少し多めだったと思いますが、皆さんとても熱心に聴いてくださり、アットホームで温かい雰囲気を作ってくださって、とても嬉しかったです！

感想

とても良い響きのホールで、素敵なピアニストと一緒に好きな曲を演奏できて、それを熱心に聴いていただけて、本当に幸せな時間でした。

地元の方、遠くからお越しくださった方もいらっしゃったりと、暑い中なのに足を運んでくださって、本当に感謝です！

こんな風に、クラリネットとピアノだけでこんな素敵なホールで演奏させていただける機会なんて、なかなかないので、自分のレベルアップのためにも、とても良い機会でした。

今後のコンサートでのリクエスト曲をお聞きしたら、色々な方々からリクエストをいただけたので、またどこかの機会で演奏したいと思います♪

本当にありがとうございました！