夜行バスがキャンセルに!暗闇でのフランス、ミュールーズ歩き
フランスのアルザス地方にあるコルマールという街で、クリスマスマーケットを楽しんで、予約していた夜行バスでパリに帰ろうとしたら、、
帰りのバスがキャンセルに!!
Flixbusという高速バスです。
関連の記事はこちら
1ヶ月ほど前にキャンセルのメールが入っていたようなのですが、迷惑メールの方に入ってしまっていて気づかなかった、、
パリへの終電もない。
ホテルに泊まれるようなお金もない。
うわああ、どうしよう??
そんな時わたしたちがしたことは、
まず、今日最後の電車に乗って近くのミュールーズ(Mulhouse)という街へ。
ココ↓↓
電車は9ユーロでした。
0:20Mulhouse到着。
しかし、パリ行きの終電はもう終わっていたので、始発は5:22。
なのでMulhouseで5時間待ちです。
この方法が一番安くて早くパリに帰れる手段でした。
まあ、5時間なんてすぐでしょ!その辺ふらふら歩いて時間つぶせばいいんだから♪
なあんて、このときは思っていました。
駅は0:30〜4:00は閉まってしまうので、夜道を歩いて時間がたつのを待ちました。
夜のMulhouseを観光することに。
電気がついていなクリスマスツリー、、
大聖堂に観覧車。
クリスマスマーケットをやった後で、テントの中では打ち上げパーティーが開かれていました。
暗闇の中にサックス発見!
道をウロウロしていると、たまに酔っ払いの叫び声が聞こえたり、若い子たちが騒ぎながら歩いていたり、警察が横を通ったり。
わたしたちは凍えながら、同じ道を何度も歩き回りました。街が小さいので、見るものもそんなになくて。
こういうときは全然時間がたたないもので、数分おきに時計を見て、、
1時間が過ぎたあたりで、
もう寒すぎてどこでもいいから入りたい!!ってなって、ネットで開いてるお店を調べました。
しかしバーはどこも1:30まで。3:00まで開いてるのはクラブだけ。
ああー、日本だったらコンビニでもカラオケでも満喫でも、24時間開いてるところなんていくらでもあるのに、、
もうすぐ閉まるっていうアラブ人がやってるお店を見つけて、コーヒーを1杯ずつ買ってカイロ代わりにしました。
寒い寒い寒い。。。
眠い眠い眠い。。。
凍えながら何とか耐えて4:00!
駅が開いてすぐに中に入り込みました。
駅の中はホームレスばっかり。
そんな中、充電マシーンをこいで携帯に電気をためます。
そして電車に乗れたときの幸せさといったら!!
温かい!!!
TERという普通の電車で1人42ユーロで4時間半かけて帰りました。
でも無事にパリに着いたときはほっとしました。
いろいろありましたが今日はクリスマスイヴ。
夜はお家でちゃんとお祝いできました。
ブッシュ・ド・ノエルを作って、フォアグラにサーモンに、コルマールで買ったソーセージを食べながらキラキラ光るツリーを見て。
温かい家でお祝いできるのって、なんて幸せなんだあ!!!