リスボンのベレン地区にある世界遺産をたずねて
ポルトガルの首都リスボンのベレン地区。
ここには、大航海時代を代表する歴史的な建物が建てられています。
リスボンの世界遺産を一気に見ちゃいましょう!
べレン地区ってどこにある?
べレン地区があるのはこの赤い○のあたりの場所。
リスボンの南西です。
そして、3つの世界遺産はこんな場所にあります。
ベレン地区への行き方
まずはベレン地区への行き方をご紹介します。
メトログリーンラインの終点カイス・ド・ソドレ(Cais do Sodré)駅から、列車、バス、市電と、いろんな交通手段があります。
列車→カスカイス行きベレン駅で下車
バス→714番、728番
市電→E15
この6.3ユーロの1日乗車券を買えば、バスでも市電でも使用可能なので、早く来た方に乗っても良いし、レトロな市電に乗って雰囲気を楽しみながら行くのも良いし、、
この道路の真ん中にバス停があります。
バスは30分ほど揺られて、海を見ながらベレン地区に向かいます。
今回は行きは728番のバスで、帰りは市電に乗りました。
ちなみに市電はこんな感じです!
味があって良いですよね!!
揺れは激しいですが、なんだかアトラクションに乗っているみたいで楽しいので、機会があれば是非乗ってみてください!
ジェロニモス修道院
このジェロニモス修道院は、世界史の授業で名前が出てくるあの有名なヴァスコ・ダ・ガマがインド航路を開拓したことや、エンリケ航海王子の偉業を称えて作られた建物です。
マヌエル1世によって1502年に工事が始まり、19世紀にようやく完成。
大航海時代の、たくさんの富をつぎ込んで作られたのだそうです。
完成までには1世紀もかかりましたが、「ポルトガルが誇るマヌエル様式建築の最高傑作」とも言われ、1983年には世界遺産に登録されました。
そして、このジェロニモス修道院秘伝の味のパステル・デ・ナタが大人気なのです!
ポルトガルで一番おいしいといわれています。
ここでしか食べられない味!!
詳しくはこちらからどうぞ。
>>ポルトガルで1番おいしいパステル・デ・ナタを食べに行こう!
発見のモニュメント
海のそばにこんなでっかい建物が!
発見のモニュメントは、ポルトガルで開催された1940年の国際博覧会の象徴として造られ、その後1960年に、大航海時代を築いたエンリケ航海王子の500回忌を記念してコンクリートで再度造られました。
中にはリスボンの歴史が展示してあり、エレベーターで屋上まで上れるのだそうです。
エンリケ王子を先頭に、アフォンソ5世、ヴァスコ・ダ・ガマ、ペドロ・アルヴァレス・カブラル、マゼラン、フランシスコ・ザビエルなど世界史の授業で出てきた名前の大物たちの像が並んでいます。
反対側にもいっぱい。
モニュメントの前の広場には、1960年に南アフリカ共和国から贈呈された、世界地図と各地の発見年号が記されたモザイクがあります。
ここには日本が発見された年も載っていて、それは1541年にポルトガル船が豊後に漂着した年です。
ベレンの塔
こちらもまた世界遺産。
海の上にたたずむ素敵な建物!
中に入ることもできます。
マヌエル1世の命で1515年に工事が始まり1520年に完成、1983年に世界遺産に登録されたベレンの塔です。
ヴァスコ・ダ・ガマの世界一周を記念して、テージョ川を行きかう船を監視する要塞として造られ、後には税関や灯台としても使われました。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
海のそばで、世界遺産を巡りながら歴史を感じて、、
見どころたくさんのこの地区は、観光にはとってもおススメの場所です(*’U`*)