歴史ある港町!南フランスのマルセイユはこんなところ
南フランスにあるマルセイユという町は、フランス最古の都市であり、フランス最大の港町。
たくさんの船が行き交い、港ならではの素敵な町の景色が広がり、海を眺めながらおいしい海鮮も食べられます。
そんなマルセイユの町を歩いてきたので、その様子をご紹介します!
旧港
フランス最大というだけあって、港にはたっくさんの船が泊まっています。
旧港は紀元前600年ごろに建てられたということで、古代から続く港なのです!
19世紀まではここが経済の中心となっていて、地中海とフランス植民地をつなぐ窓口でした。
ルイ14世の時代には、サン・ジャン要塞とサン・ニコラ要塞という2つの要塞が建てられ、錨泊地を守る役割をしてくれています。
朝に行われる「魚市」では、漁師さんたちが獲れたての新鮮なお魚たちをここで売るんだそうです。
サント・マリー・マジョール大聖堂 (マルセイユ大聖堂)
海のそばにでかでかと建っているマルセイユ大聖堂は、1852年から1893年にかけて建てられました。
1906年には歴史遺産にも登録されました。
全長142m、高さ60mの柱廊塔、20mに達する身廊、直径17.5m、高さ70mの中央ドームというものすごい大きさ!
中には、3000人も収容できます。
パニエ地区
旧港の北側にあるパニエ地区。
この地区は、紀元前600年にマッサリア(現マルセイユ)のギリシャ人たちによって作られました
旧港の北側のこの辺りには元々漁師がたくさん住んでいたそうで、今でも古い建物が残っていて、その古さがおしゃれになってる地区なんです。
洗濯物が外に干してあるのが、通りをさらにかわいくしちゃってます♪
良い町だけど治安には気を付けて!
今回はあまり時間がなかったので、イフ島やノートルダム・ド・ラ・ギャルド・バジリカ聖堂などの見どころには行けなかったのですが、マルセイユにはまだまだ見どころはたくさんあるので、是非いろいろ行ってみてください!
ただ、マルセイユは治安が悪い町としても有名なので要注意です。
わたしたちがメトロを待っていると、いきなり小学生くらいの男の子が話しかけてきて、
「マルセイユは治安が悪いから、そんなカメラを出してるとととられちゃうよ。気をつけて。」
なんて言いながら、
「お金持ってない?」
って聞いてきました笑
気をつけていれば楽しい旅になるので、是非マルセイユに行ってみて下さい(゚∀゚)