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鉄道オタクの作曲家!プラハのドヴォルザーク博物館を訪ねて

チェコ国民楽派を代表する作曲家、アントニン・ドヴォルザーク。
  
彼の名曲交響曲第9番『新世界より』は、クラシック音楽に詳しくない人でもきっと一度はどこかで聴いたことがあるのではないでしょうか?
  
  
店の閉店の時間になると流れたり、夏のキャンプで歌ったりする曲『遠き山に日は落ちて』
  
そう、この曲がドヴォルザークの『新世界より』なんです!
  
『遠き山に日は落ちて』は『新世界より』の2楽章のメロディーに歌詞をつけたものです。
  
  
そんなチェコの偉大な作曲家ドヴォルザークの博物館がチェコのプラハにあるので、そちらを訪ねたときのお話を、、

 
  
  
  
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こちらがドヴォルザーク博物館!
ピンク色のかわいい建物です。
  
入場料は50チェココルナ。
日本円だと約250円と、めちゃ安い!
  
  
中には、彼に関するものがたくさん展示してあります。
  
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彼の家にあった机。
  
  
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めがねも。
  
  
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ドヴォルザークは色々な国へ行っていたので、地球儀は必需品だったのでしょうね。
  
  
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こちらは昔の地図。
彼はこの1番と2番の場所に住んでいました。3番はこの博物館の場所です。
  
  
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そして1845年の汽車が貼ってあります。
  
なぜ、汽車かというと、、
ドヴォルザークが鉄道オタクだったから!!
  
  
彼の家はプラハ駅に近かったので、毎朝散歩で駅を訪れていました。
  
彼は列車の時刻表、シリーズ番号、運転手の名前まで暗記するほど好きで、作曲に行き詰ったときにも汽車を眺めに行ったのだそうです。
  
そして今では、プラハとウィーンをつなぐ「アントニン・ドヴォルザーク号」という電車が存在します。
  
  
 
さて、音楽に関するものは、、
  
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ドヴォルザークが実際に使っていたヴィオラ
本物だあ!!
  
  
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そしてこちらがZitnaのアパートに住んでいたとき使っていたピアノです。
  
1879年11月29日にBosendorferによってウィーンで作られ、1880年1月にプラハに送られました。
  
  
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ドヴォルザークのアパートにあったベートーヴェンの肖像画。モーツァルトの胸像もありました。
偉大な作曲家も、いろんな作曲家に影響を受けていたのですね。
  
  
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上の階に上がると、コンサートができるようになっていました。
  
  
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天井はこんなに素敵♪
時々ここでコンサートが開かれているようです。
  
  
  
こんな感じで博物館は結構小さいので、1つ1つをじっくり見ることができて大満足!
  
  
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ところで、博物館の中にはこんな小さなドヴォルザーク像が置いてありました。
プラハにはこれの本物があります。
  
  
それがこちら!!
  
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この像は音楽公会堂ルドルフィヌムの前に立っています。
  
ここルドルフィヌムで行われた、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団の最初の演奏はドヴォルザークによる指揮で演奏されたのでした。
 
  
○ドヴォルザーク博物館(Muzeum Antonína Dvoráka. Prague)

 
○ルドルフィヌム(Rudolfinum)

 

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この記事を書いた人

マソン優貴葉のアバター マソン優貴葉 クラリネット奏者

名古屋音楽大学を卒業後、フランスのムードン音楽院、ヴェルサイユ音楽院の最高課程を修了。
4年間のフランス留学を終え2019年に帰国し、現在は愛知県名古屋市を中心に演奏活動や、個人レッスン、音楽教室でのレッスンなど幅広く行っている。

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