フランスのアルバイト事情をご紹介します!
フランス留学中にアルバイトをやりたい方も多いのではないでしょうか?
働きたい理由は、
・フランスで働きながらフランス語を学びたい!
・ワーキングホリデービザで、生活費を稼ぎながらフランス生活を満喫したい!
なんていう感じで、人によってさまざまだと思います。
今回はそんな方のために、わたしの経験を踏まえながら、フランスでのアルバイトについて書いてみたいと思います!(2019年現在の情報)
フランスでの雇用契約は?
フランスでは日本のようにアルバイトやパートというものはなく、雇用契約はCDI(無期限雇用契約)かCDD(有期雇用契約)の2種類です。
CDDは数ヶ月という期限が始めから決められていて、その期限内しか働けません。
留学やワーキングホリデーで働く人はCDIが一般的かと思います。
最初はCDDで契約して、期限が切れたらCDIに変えるという職場も多いようです。
どのくらいの時間働けるの?
学生ビザなら、週に20時間まで。
ワーキングホリデービザなら、週に35時間までです。
時給はいくら?
2019年3月現在のフランスの最低賃金は10.03ユーロです。
始めは最低賃金からというところが多く、徐々に上がっていったり、何も変わらなかったり、、勤務先によって異なります。
フランスの有給制度
フランスでは日本のようなアルバイトはなくみんな正規雇用なので、嬉しいことに有給がつきます!
フランスで有給は、1ヶ月働いたら2.08日もらえます。
有給は、働くところによっては消化しないと消えてしまうところと、ずっと消えずに貯めておくことができるところとがあります。
わたしが働いていた日本食レストランでは嬉しいことに、有給を貯めておくことができたので、最後仕事を辞めるときに有給分のお金が一気に入り、それを新しいクラリネットを買う資金に充てることができました。
どんな仕事があるの?
日本食レストラン
この仕事が一番求人が多いと思います!
日本食レストランでは、日本人を募集しているところが多く、たくさんの日本人が働いています。
スタッフ同士の会話も日本語のことが多く、フランス語ができなくても安心。
さらに、まかないで日本食を食べられるのは最高です!
フランスのものばかり食べているとどうしても飽きてしまうので。
ベビーシッター
フランスでは共働きの家庭が多く、小学生までは学校までの送り迎えがあります。
なので、日本人や日仏家庭で、日本人のベビーシッターを募集しているところが多いです。
自宅で一緒に遊んだり、送り迎えをしたり、日本語を教えてあげたりと、やることはそれぞれの家庭によって異なります。
日本人向けの観光ガイド
フランスに住んでいるからこそ知っていることやできることを生かして、日本人の観光客をガイドするお仕事です。
旅行で来ている人たちにとっては、フランスに住んでいる人に案内してもらえるということはとても安心できるし、日本人同士ならではの分かり合えるところもあると思うので、旅行客には必要とされる仕事です。
ペットのエサやり
フランスはヴァカンスがあり、ヴァカンスは旅行に出かける人も多いです。
なのでその間、お留守番中のペットエサをあげるという仕事なんていうのもあります。
美容系、ファッション関係のお仕事
これは専門的な分野です。
日本人美容師に切ってほしいという日本人は多く、日本人美容師を募集している美容院もあります。
ファッション関係の勉強をしている人は、パリコレやブランドのイベントなどで単発で働いている人も多いです。
仕事の探し方
仕事の探し方でオススメなのは、OVNIやジモモのページで見つける方法が良いかなと思います。
日本人向けの仕事を見つけることができます!
あとは、もし自分が働きたいと思った場所があれば、直接訪ねて聞いてみるのも良いと思います。
自分がいいなと思った場所で働ければ、やっぱり仕事も楽しくなりますよね♪
フランスのチップ制度って?
フランスにはチップがあります。
例えば、レストランで良い接客をしてもらって気分が良くなったらテーブルに小銭を置いて帰ったり、タクシーの運転手にお釣りはとっておいてと言ったり、、
チップは気持ちなので、働いてる側からしたら、ちょっとでももらえたら嬉しい気持ちになります♪
レストランで働く場合お客さんにもらったチップは、その日にみんなで分けたり、店長が給料に入れてくれたりと店によって異なりますが、給料に少しプラスしてお金をもらうことができるという、日本にはないシステムがあるのです。
チップの量は日によって、店によって異なりますが、一般的に高級料理のレストランにはお金持ちが来るので、チップの額も高いようです。
ちなみにわたしが働いていた日本のラーメン屋さんでは、毎回大体1人2ユーロ前後のチップをもらえました。
ブラックなところで働くとどうなる?
フランスでの仕事は正規雇用が一般的ですが、中にはちゃんと正式に雇用せず、ブラックで人を雇っている店もあります。
そういうところで働くと、ビザで決められた時間からオーバーして好きなだけ働くこともできるし、所得税も引かれません。
その代わり有給はなく、保険にもは入れません。
契約書や給料明細もないので、ビザの更新の時には使えません。
さらに、給料明細がないので、時にはだまされることも、、
ブラックなところで働いた人の話を聞くと、大抵あまり良い話は聞きません。
実際わたしもそういうところで少しだけ働いたことがありますが、環境が良くなくすぐに辞めました、、
なので、もしフランスで働くならちゃんと雇用してくれるところをオススメします!
まとめ
フランスで働けば、フランス語を使う時間も増えるし、一緒に働く仲間と仲良くなれたりと、良いことがたくさん!
フランスで働きながら、フランスの文化を学んでみては?
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