1日半でこれだけ見れた!フィレンツェの美しい街並み
イタリアのトスカーナ州にあるフィレンツェ。
街の中心部にある歴史地区は、世界遺産となっています。
1日半の滞在で、フィレンツェの素敵な街を回ってきたので、観光情報などを盛り込みながらその様子を書いてみたいと思います。
わたしの1日半のプラン
☆1日目
12:30~13:30 昼食
13:30~14:30 ヴェッキオ橋を眺めつつウフィツィ美術館へ
14:30 ウフィツィ美術館でチケットの予約
14:30~16:00 ミケランジェロの丘へ
16:00~17:30 ウフィツィ美術館を見学
17:30~18:00 ヴェッキオ宮殿を見る(上まで上ろうとするが、木曜日だったので14:00に閉館していた、、)
18:30~19:00 疲れたのでホテルで休憩
19:30~20:00 スーパーでお土産探し
20:00~21:30 夕食
21:30~ ホテルへ
☆2日目
11:30~12:00 クーポラに入る列に並ぶ
12:00~13:00 クーポラに上る
13:00~14:00 昼食
14:00~14:40 ジョットの鐘楼に上る
15:00~ 電車でピサへ
という感じののんびりしたプランでしたが、階段を上ったり歩き回ったりしてヘトヘトだったので、十分満足した!という感じでした笑
それでは、そんなプランでまわったフィレンツェの見どころについて詳しく書いていきます!
街の中心地に立つドゥオーモ
こちらがフィレンツェの1番の観光名所、ドゥオーモ!
正式名称はサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂(Basilica di Santa Maria del Fiore)といい、ドゥオーモ(大聖堂)、サン・ジョヴァンニ洗礼堂、ジョットの鐘楼の三つの建物で構成されています。
14世紀までは建築、芸術のどちらも主導権をにぎることのなかったフィレンツェでしたが、ピサやシエナの大聖堂に対抗して、このドゥオーモを建てることにしたのでした。
ドゥオーモの中は無料で見学することができますが、ドゥオーモの後ろまで伸びるものすごい長さの列ができていたので、だいぶ待たないと中には入れません。
クーポラに上ってみる
そんなドゥオーモですが、この茶色いドームのあるクーポラというところに上ることができます。
クーポラに上るためには、ネットでの予約か現地で購入するかで手に入れます。
(チケットの購入の仕方はこちらのサイトに詳しく書いてあります)
今回わたしたちは前前日にネット予約をし、20ユーロでチケットを購入。
チケットは印刷してくるのを忘れてしまいましたが、ホテルのフロントにお願いしたら無料で印刷してくれました。
予約時間の15分前くらいになったら、クーポラの入口に並び始めます。
ドゥオーモの見取り図はこんな感じ。
入口で荷物チェックをして中へ。
クーポラへ上るまでの道はものすごく高いところにあります。
行きは下の方を、帰りは上の方の道を通って行きます。
階段は狭くて薄暗くて、探検をしているみたい♪
上からドゥオーモの中を見ると、、
高すぎて怖いけど、ドゥオーモの中を見下ろせちゃいます。
ドゥオーモの中を見るためにみんな外で何時間も並んでいましたが、クーポラに行くチケットを持っていればそんなに並ぶこともないし、ドゥオーモの中はもちろん上からも見れちゃうのが最高ですね。
天井の絵、ジョルジョ・ヴァザーリとフェデリコ・ツッカリの作品『最後の審判』が間近で見られる!
ステンドグラスもこんなに近い。
そして、さらに上って外に出ると待っていたのが、、
こんな景色!!!
茶色い屋根のお家がどこまでも続いてるよ、、
高くて結構怖かったですが、ここから見る景色はやっぱりいいので、おススメです!!
ジョットの鐘楼
さて、先程上ったクーポラをすぐ近くで見ることができる場所があります。
それが、ドゥオーモの隣に立っているジョットの鐘楼です。
ジョットの鐘楼に上るためにはチケットが必要ですが、クーポラのチケットを見せたら入ることができました。
ジョットの鐘楼は時間指定はなく、わたしが行ったときは待たずにそのまま入ることができました。
中に入ったら、400段以上の階段を上っていきます。
途中にいくつか休憩できるところがあるので、焦らずマイペースに上ることができます。
休憩スペースには網になった場所があって、ここから下を見ると、
一番下まで見える!
怖い、、
さて、ジョットの鐘楼から見た外の景色がこちら!!
フィレンツェのといったら、これでしょ!っていう景色♪
クーポラとフィレンツェの景色を一気に見られます。
橋に家がある?ヴェッキオ橋
フィレンツェにはアルノ川が流れていますが、そこに架かる橋がまた面白いんです。
橋に家がある!?
しかもとび出てるし笑
この橋の名前はヴェッキオ橋(Ponte Vecchio)といい、フィレンツェ最古の橋です。
現在この橋には宝石店が並び、たくさんの人で賑わっています。
ウフィツィ美術館
せっかくフィレンツェに来たなら見ておきたい場所のひとつが、ウフィツィ美術館。
ウフィツィ美術館は、イタリア国内の美術館としては収蔵品の質、量ともに最大な美術館です。
ここには、レオナルド・ダ・ヴィンチやミケランジェロ、ラファエッロなどという、絵画に詳しくない人でも一度は耳にしたことのあるような、イタリアの巨匠たちの作品が展示されているんです。
ウフィツィ美術館に入るためのチケットはネットでも予約できますが、今回は当日直接美術館へ行って買うことに。
ウフィツィ美術館の見取り図はこんな感じになっています。
14:30ごろチケット売り場へ行くと、ほとんど並ぶこともなくチケットを買えました。
予約時間は、選べる中で1番早かった16:15のを購入。
チケット代は20ユーロ。
まさかのルーブル美術館より高いっていう、、
まあ、その分良いものが見られると期待して。
予約時間の少し前になったら、予約ありの列に並びます。
荷物検査を受けて中へ入ると、、
中はこんな感じで、とっても美しくて広い!
天井までびっしり絵が描かれていて素敵ですよね☆
時間があまりなかったので、見逃せない名画を見ていくことにしました。
有名な絵画のまわりにはたくさんの人が集まっています。
ボッティチェッリの『ヴィーナスの誕生』
レオナルド・ダ・ヴィンチ『受胎告知』
ミケランジェロ『聖家族』
ティツィアーノ『ウルビーノのヴィーナス』
なんていう名画たちが勢揃いでした。
フィレンツェを一望できるミケランジェロ広場
さて、お次はフィレンツェの街を一望できちゃう場所、ミケランジェロ広場へ向かいます。
一望できるということは高いところに行かなければならないので、階段上りは必須です。
フィレンツェに来てから何段の階段を上ってるんだろう、、笑
でもこれも素敵な景色見るため!頑張らなきゃ。
広場に行く途中にはバラの庭園があり、ここでひと休みすることができます。
そして一番上のミケランジェロ広場にたどり着くと、
思わずため息が出てしまう美しい景色を見ることができます。
フィレンツェに来たらここには絶対行くべしです!!
ドゥオーモの側のジェラート屋さん
イタリアと言ったらやっぱりジェラート!
ドゥオーモの側にジェラート屋さんがあったので、休憩がてら寄ってみました。
美味しそうですよね。
値段は書いてありませんでしたが、イタリアのジェラートは大抵3ユーロ前後なので、食べたい種類を注文しました。
すると、、
「1つ8ユーロになります。」
え!8ユーロ!??高っ!!!
日本円にすると約1000円という、アイス1つ、しかも1種類の味だったのにそんなにするとは、、
驚きでしたが注文しちゃったものはしょうがないです。
でもこれ、めちゃくちゃおいしかったです笑
アイスの食感もなめらかで、ワッフルになってるコーンの部分までしっかりおいしい!
今回は値段の分だけおいしかったので良かったですが、注文する前にはしっかり値段を確認することをお忘れなく、、
フィレンツェのおすすめレストラン
わたしがフィレンツェで寄ったレストランの中で、本当においしかった!と思ったレストランをご紹介します。
それがここ、Osteria Brincelloというお店。
内装がかわいいですよね!
このレストランではおいしいイタリア料理が食べられます。
今回注文したのはこんな感じ。
お肉のセットを注文するとサラダとお水がついてきました。
この大っきいお肉はフィレンツェの名物!
ビステッカという名前で、真ん中にT字型の骨があります。
このお肉、やわらかくてすっごくおいしいんです!!
そしてこちらはパスタです。
これが、そこらへんのミートスパゲティなんかとは比べものにならないおいしさでした。
中のお肉はじっくり煮込んであるからか、口に入れるととろける!
そしてデザートには、せっかくイタリアに来たのでティラミスを注文。
手作りの優しい味に癒されました。
こんなにがっつり飲み食いしてしまいましたが、1人23.5ユーロという、パリだと考えられないお値段。
もしこれがパリだったら、倍の値段はしてただろうなあ。
本当に美味しかったので、フィレンツェに行ったら是非寄ってほしいオススメのレストランでした。
まとめ
1日半という短い滞在でしたが、それでも色々なものを見ることができました。
今回は行けませんでしたが、ヴェッキオ宮殿に上ったり、アカデミア美術館でダビデ像を見たりと、他にもフィレンツェの見どころはたっぷりあります!
そして、日本のGW中だったということもあり、たっくさんの日本人とすれ違い、イタリアにいるとは思えないほど日本語がいろんなところから聞こえてきました笑
フィレンツェでは階段をたくさん上ったり下りたり、たくさん運動しましたが、美しいものがたくさん見られるとっても素敵な街でした(^^)