ビゼーが晩年に住んだ、ブージヴァルのお家へ
『カルメン』や『アルルの女』の作曲者として有名なフランスの作曲家ジョルジュ・ビゼー(Georges Bizet)は、1875年6月3日にパリの郊外ブージヴァル(Bougival)という街で亡くなりました。
彼が晩年に過ごした家がまだ残っているので、見にいってきました!
↓ビゼーの家があるのはココ
パリの西郊外にあるブージヴァル街の中です。
ここへの行き方は、RER A線のNanterre Préfecture駅かSaint-Germain-en-Laye駅から、259番のバスに乗ってMaison rougeというバス停で降りたら歩いてすぐです。
こちらがビゼーが住んでいたお家!
2018年7月25日にYveline地方がこの家を買い取り、博物館のようにしてみんなに見てもらえるよう、現在は改装中なのだそうです。
玄関にはプレートがあり、「ビゼーはこの家で1875年6月2~3日の夜に亡くなった」と書かれてあります。
ビゼーはこの頃、妻と上手くいっておらず2ヶ月の別居生活を送っていました。
そんな中、あの名曲『カルメン』はこの家で書きあげられ、1875年3月パリのオペラ・コミックで初演が行われます。
しかし、ヒロインが女性労働者だったことや、ガラの悪い役あったり乱闘を行う場面があったりしたことで人々の反感を買い失敗に終わると、ビゼーはその3ヶ月後に36歳の若さで亡くなってしまうのでした。
その年の10月、『カルメン』がウィーンで上演されると大成功を収め、その後は世界中で愛される名曲となっています。
お家の前にはセーヌ川が流れ、とっても自然豊かで静かな場所でした。
バラが咲いてる♪
すぐそばにはこんな散歩道もあり、作曲に集中するのにぴったりな場所だなあと思いました。
残念ながらお家の中に入ることはできませんでしたが、ビゼーが住んでいた場所の雰囲気を味わうことはできました!
博物館ができあがったら、もっとビゼーのことがよく知れるようになるんじゃないでしょうか。
バスの本数も多くパリからも行きやすいと思うので、良かったら行ってみてください(^^)
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