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パリのノートルダム大聖堂の火災から4ヶ月、現在の様子は?

2019年4月15日、パリのノートルダム大聖堂で火災があり、残念なことに建物の一部が壊れてしまうという事件がありました。
 
 
そのときの記事は、こちらからどうぞ↓↓

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パリのノートルダム大聖堂で火災
2019.04.16
    
パリのノートルダム大聖堂で火災
2019年4月15日、パリのノートルダム大聖堂で火災があったとき、わたしはパリにいました。

 
 

そんなノートルダム大聖堂は現在どうなっているのか、先日ちょうど大聖堂の近くを通ったので見てきました。

 

 

 

まずは正面。

大聖堂の前にある広場には柵があり、大聖堂に近づけないようになっています。
素敵な細かい彫刻がある、下の方が見えないのが残念ですよね。

 

 

 


こちらは側面。
 
真ん中には工事の足場が組まれ、ステンドグラスにはカバーがかけられています。
ここのステンドグラス、大好きだったのに残念だなあ、、
 

 

 

後ろから見るとこんな感じです。
火事では後ろの方の尖塔が中心に燃えたので、こちらから見るとそのひどさがわかります。
 

 

 


こんな状態のノートルダム大聖堂でも、ここを訪れる観光客はたくさん!
もちろん中に入ることはできませんが、たくさんの人が周りを歩きながら写真を撮り「あ~、残念だね」なんて話していました。
 
 
わたしは火事があって以来、ノートルダムを近くで見るのは初めてでしたが、実際に壊れていて工事している様子を見ると改めてその重大さに気づかされて、本当に残念なことが起こってしまったんだなと感じました。
 
 
 
 
そして最近、新たに悪いニュースが。
 
 
このノートルダム大聖堂の尖塔や屋根には400トン以上の鉛が使われていたのですが、それが火事の熱で焼け落ち、周辺の路上では基準値の800倍もの鉛が検出されていたことがわかりました。
 

それを全く知らされず、大聖堂を再建するために日々工事をしている作業員たちは、マスクや手袋などは一切つけず、作業後のシャワーも壊れていて使えなかったのだそうです。
 
 
 
そんなことがわかり、7月25日に作業はストップ。
汚染除去を行い、8月19日には工事を再開するそうですが、実際はどうなるのやら。
 
現在、作業員や周辺住民の安全対策が問題になっています。

 
 
 
 
ではなぜ、そんな危ないとわかっていたのにそれが人々に知れわたらなかったのか。
 
その理由は、マクロン大統領が隠していたから!!
 
 
 
マクロンはノートルダム大聖堂を5年で直すと宣言しました。
 
2024年にはパリオリンピックがあるので、その時にパリのシンボルとして大切なノートルダム大聖堂がないと困る!せっかくの機会に稼げるお金が減ってしまう!からだそうです。
 
しかし、あんなにも焼け落ちてしまった建物を5年という短い歳月で元に戻すということは、ものすごく難しいことなのだそう。
 
 
だからマクロンは、少しでも急がせるために工事を中止してほしくなかったのです。
 
 

 
さらには、フランスのほとんどの新聞や雑誌、テレビなどのメディアはマクロンの仲間!
メディアの上の人たちはマクロンからお金を受け取っているんだとか。
 
なので、マクロンにとって都合の悪いニュースはなかなか流れない仕組みになっていて、国民が知ることのできないこともたくさんあるのです
 
 
 

急いでいるのはわかりますが、国民の安全は犠牲にしないでほしいですよね、、
これからもデモは続きそうですね(;_;)
 
 

 

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この記事を書いた人

マソン優貴葉のアバター マソン優貴葉 クラリネット奏者

名古屋音楽大学を卒業後、フランスのムードン音楽院、ヴェルサイユ音楽院の最高課程を修了。
4年間のフランス留学を終え2019年に帰国し、現在は愛知県名古屋市を中心に演奏活動や、個人レッスン、音楽教室でのレッスンなど幅広く行っている。

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