サントリーニ島でハイキング♪イア~フィラのハイキングコースを歩いて
サントリーニ島では、賑やかな街の中を観光することが多いかと思いますが、素敵なのは街の中だけではありません。
サントリーニ島の主要な街イアとフィラの間には、海沿いに2つの街を結ぶハイキングコースというのがあります。
体力は必要ですが、この途中では街の中にいては見られない絶景を見ることができるのです!
約10kmのハイキングコースを4時間くらいかけて歩いてきたので、その様子を書いてみたいと思います。
出発前の準備
ハイキングに出かける時は、動きやすい服装、汚れても良いスニーカーで行くのをオススメします。
ハイキングコースは砂利道が多くてとても歩きにくいので靴は砂で真っ白に。
急な坂を上ることもあるので、動きやすい格好は必須です。
そして出発前に用意しておきたいのは、たっぷりの水!!
わたしは普段そんなに水を飲みませんが、それでもこのハイキング中に1.5リットルは飲み干しました。
途中で水を買えるところはそんなに多くないので、熱中症で倒れてしまわないよう、あらかじめ水はたくさん持っておくと安心です。
それから、日焼け止めをしっかり塗っておくのも大事です。
日陰はほとんどないので、天気が良い日は特にめちゃくちゃ焼けます笑
熱中症予防に帽子をかぶるのも良いかと思います。
ハイキングコースの場所
大雑把にですが、こんな感じでイアからフィラに向けて海沿いを歩いていきます!
ハイキングの開始場所は正確にはわかりませんが、この辺りからハイキングコースっぽくなりました。
アップにするとこの辺りかな。
ハイキング開始!
さあ、いよいよハイキングの始まりです!
今回わたしはイア→フィラの方に歩きましたが、フィラ→イアに向かって来る人の方が下り坂が多いためか圧倒的に多かったです。
すれ違う人はみんなヘトヘトで、空になった大きい水のペットボトルを持っていました笑
地面はこんな感じで、歩きにくいところが多くて転びそうになるので、気をつけないといけません。
途中で教会を発見。
↓場所はここ
振り返ると、出発したイアの街がもうあんなに遠くにある、、
歩いていて、たくさん出会ったのはトカゲ!
ものすごい数がいて、近づくとすばしっこく逃げていきました。
火山がすぐ近くにあるので、赤い粘土がたくさんあります。
こんなのなかなか見られないよなあ。
高くて怖いけど、きれいな海が見られます☆
さあ、あのてっぺんの教会を目指します。
山のてっぺんにある教会には、店やトイレなどはありませんが、座るところがあるので少し休憩できます。
さて、ここからは下っていきます。
向こうからこちらに向かってくるのは、ロバに乗った人たち!
歩くのがつらい人たちは、ロバが街まで連れて行ってくれるのです。
楽そうだけど、なんかちょっと怖いよなあ。
向こう側に見える崖の方まで行かなきゃいけないのでまだまだ先は長いです笑
この辺りは足場が悪く、足を滑らせると危険なので注意です。
先ほどのロバの乗り場を発見。
さあ、どんどん進みます。
ここに来てやっとお店が!
売っているものはそれなりに高いですが、海を見ながら休憩できます。
ここからは少し車が通る道路を通り、次は目の前に見える、あの山を登ります。
山を登るのは急だし滑るしで、これが結構大変!
細くて怖いし、、
この辺りが、ハイキングコースの中で一番怖かったような気がします。
さて、たどり着いたここは教会です。
↓ここです
この教会の側には公衆トイレがあるのですが、それがものすごく汚い、、
トイレというよりただの穴? ボットン便所的な、、
それでもハイキング中はここくらいしか公衆トイレはありませんでした。
次へ進むと、今度は反対側の海が見えます。
サントリーニ島は本当に細いんだなあ。
ここからはカフェやホテルなどが並びます。
海の見えるホテルということで高級で、4つ星ホテルなんてのもありました
振り返ると、わたしたちが出発したイアの街があんなに遠くに!
もうこんなに歩いたのか、、
そして、さらに歩くとImerovigliという街に到着!
狭い通路がまたかわいくて、とってもメルヘンチックな街なんです。
素敵な教会もあります。
この街をぬけると、、
ついにフィラの街が見えた!
もう少し歩きます。
だんだん街らしくなってきたら、そこはもうフィラの街!
中心の方へ向かえば、賑やかな街が広がります。
レストランでの食事やお土産探しを楽しめる♪
ハイキングをした感想
ハイキングは結構疲れましたが、ものすごいきれいな景色をたくさん見ることができたので、やってみて本当に良かったなと思いました!
ハイキングをしている人たちは、ヨーロッパの人らしき人が多く、アジア人には全然会わず。
きっとガイドブックにはあまり載っていないのかなと思います。
街の中心で観光スポットを見学したり、お買い物を楽しんだりする方が多いと思いますが、このハイキングはとってもやりがいがあります!
他の人があまり見ていないような絶景を、ハイキングをしながら独り占めしてみては?