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クラリネット初心者におススメのリードはこれだ!リードの買い方や取り扱い方法を教えます♪


 
クラリネットの音を鳴らすためになくてはならないのが、「リード」
 
リードは葦でできていて、これを振動させることで音が鳴ります♪
 
初めて見る方はどうしたらいいかわからず少し戸惑うかもしれません。


ということで今回は、クラリネット初心者さんのために、おススメのリードや扱い方などを細かく書いていきたいと思います。

目次

リードってどんなもの?


(参照:http://www.plantsoftheworldonline.org/taxon/urn:lsid:ipni.org:names:390837-1)
 
リードは、「Arundo donax」という種類の葦(ケーン)を薄く削ってできたものです。

マソン優貴葉

削ったり変形させたりしやすいことから、この種類が木管リードに使われているそうです!

リードは自然のものなので、一枚一枚性質が全く違い、とてもバラつきがあります

時には、全然鳴ってくれないダメリードだったり、時には素晴らしい一枚に巡り合えたり、、
 
 
リードは、クラリネットの演奏にとても大きく影響します。

クラリネットを演奏するためには、そんなリードたちとつきあっていかざるをえないのです。

マソン優貴葉

リードを選んだり育てたりすることも、クラリネット奏者の大事な仕事です!

クラリネットのリードは、いろんなメーカーがたくさんの種類のものを作っていて、そこから自分に合ったものを使って演奏します。

リードについてる番号ってどういう意味?

クラリネットのリードには、番号がついています。

これは、厚さの番号です。
 
2.5→3→3.5→4
という順番で、厚みが薄いものから、数字が大きいほど厚みがあります

  • 薄いリード→ 抵抗感なくすぐに音が鳴らせるが、ペラペラな音になりやすい
  • 厚いリード→ 抵抗感があり芯のある太い音が出るが、息の量が必要で、自由度が少ない

 
つまり、薄すぎても厚すぎてもダメなんです!
 
自分に合ったリードを選ぶことがとても大切で、自分のやりたいことが自由にできて、自分の思い通りの音色を出せるリードを探し出していきます♪

初心者にオススメのリードはこれ!

初心者の方は「どのリードを買ったらいいの?」と最初は困ると思います。
 
クラリネットのリードの種類は本当にたくさんありますが、わたしが初心者にオススメしているのは、この、バンドーレンのトラディショナルというリードの3か2.5

バンドーレン B♭クラリネットリード トラディショナル 3

 
 バンドーレンは、たくさんのクラリネット奏者が使っているメジャーなメーカーで、その中でも一番ベーシックなのがこの種類です。

中高生や大人の方は3、小学生や体力に自信のない方は2.5を使うと良いかと思います。
 
 
 
ちなみにわたしが現在使っているのは、このバンドーレンのV12の3です↓↓

バンドーレン B♭クラリネットリード V.12 硬さ:3 (10枚入り)

マソン優貴葉

経済的に余裕のある方は、いろんな種類のリードを試してみると、その違いがよくわかって面白いです!

リードは箱で買おう!


最初にも書いた通り、リードは自然の木でできていて、一枚一枚吹き心地が全然違うのです。
 
同じ種類、同じ番号、同じ箱に入っていたとしても、一枚一枚吹き心地が違い、残念ながら吹いてみないとどんなリードかはわからないのです!
 
 
なので、バラで売っているリードもありますが、基本は10枚入りの箱を購入することをオススメします。
 
1枚だけで購入すると、それが本当に自分に合っているのかわからず、せっかく良い練習をしていてもリードのせいで悪い方向にいってしまうことがあるからです。
 
 
リードを購入したら10枚を一気に開け、交代でリードを使うことで、一本一本をより長持ちさせることができ、変なクセがつくことなく早く上達することができます!

リードの取り扱いに注意!

リードは小さくて薄くて、とても繊細です。

リードの先が少しでも欠けてしまったり、割れてしまったりすると、ちゃんと音が出なくなってしまうんです。

特にリードの先端の部分はなるべく触らないように気をつけましょう!
 
 
リードを出すときやしまうときも注意をします。

常にリードの半分より下の、厚い部分を持ちます



しまう時は、リードの下から先に入れるようにして、最後に上の部分をしまいましょう。
 
 
それと、吹き終わったリードは、しっかり水分をふき取ってからしまうようにした方が良いです。

リードに水分が残ったまま収納してしまうと、リードが水分を吸い取って、先端が変形してしまうこともあるからです。
 

新しいリードは吹きすぎない

リードは自然のものなので、新しく出して急に吹き続けてしまうと、リードがびっくりしてすぐにダメになってしまします。
 
なので、開けたばかりの新しいリードは吹きすぎないようにしましょう!

マソン優貴葉

わたしは、新しいリードを開けた日は、2、3分吹いたら次のリードに交換するようにしています。
次の日はもう少し時間を増やして、少しずつ慣らしていくようにして長持ちさせるようにしています♪

新しいリードはとても変化が激しいので、最初の日に吹いた時と次の日に吹いた時では吹き心地が違うこともあります。

少しずつ慣らしていくことで、リードを育てていきましょう♪

リードケースは便利☆

リードを5枚だったり10枚だったりを収納できる「リードケース」というのがあります。
 

こんな感じで並べておくと、バラバラにならず、演奏するときにすぐに取り出せます。
 
さらに、リードケースは置くところが平らになっているので、リードが曲がったり傷がついてしまったりすることがなく、良い状態で保管することができるんです。
 
 
リードケースは、とってもかわいいものもあるんです☆↓↓

スヌーピー リードケース クラリネット(5枚入)ブラック

 
 

ちなみにわたしはこれをずっと使っています↓↓

GALAX ギャラックス リードケース スタンダード・シリーズ 本革製 クラリネット/アルトサクソフォン兼用 両面タイプ 茶 【国内正規品】

マソン優貴葉

両面で10枚入るので、コンパクトで持ち運びに便利で気に入ってるんですよね♪

まとめ

リードはとても繊細で変化が激しくて、扱いがとても大変ですが、リードの温かい響きが魅力的なクラリネットにはなくてはならない大事なものです!
 
リードと上手くつき合って、素敵な音を鳴らしていきましょう(^▽^)♪

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この記事を書いた人

マソン優貴葉のアバター マソン優貴葉 クラリネット奏者

名古屋音楽大学を卒業後、フランスのムードン音楽院、ヴェルサイユ音楽院の最高課程を修了。
4年間のフランス留学を終え2019年に帰国し、現在は愛知県名古屋市を中心に演奏活動や、個人レッスン、音楽教室でのレッスンなど幅広く行っている。

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