クラリネット初心者におススメのリードはこれだ!リードの買い方や取り扱い方法を教えます♪
Date 2021.5.3
クラリネットの音を鳴らすためになくてはならないのが、リード!
リードは葦でできていて、これを振動させることで音が鳴るんです♪
初めて見るた方は「アイスの棒みたいなものをどうしたらいいんだろう?」と少し戸惑うかもしれません。
でも安心してください!
今回はクラリネット初心者さんのために、おススメのリードや扱い方などを細かく書いていきたいと思います。
目次
リードってどんなもの?
(参照:http://www.plantsoftheworldonline.org/taxon/urn:lsid:ipni.org:names:390837-1)
リードは、Arundo donaxという種類の葦(ケーン)を薄く削ってできたものです。
削ったり変形させたりしやすいことから、この種類が木管リードに使われているんだとか。
リードは自然のものなので、一枚一枚性質が全く違い、とてもバラつきがあります。
時には、全然鳴ってくれないダメリードだったり、時には素晴らしい一枚に巡り合えたり、、
リードは、クラリネットの演奏にとても大きく影響してきます。
クラリネットを演奏するためには、そんなリードたちとつきあっていかざるをえないのです。

クラリネットのリードは、いろんなメーカーがたくさんの種類のものを作っていて、そこから自分に合ったものを使って演奏します。
それでは、どんなリードを購入すれば良いのかを説明していきます♪
リードについてる番号ってどういう意味?
クラリネットのリードには、番号がついています。
これは、厚さの番号です。
2.5→3→3.5→4
という順番で、厚みが薄いものから、数字が大きいほど厚みがあります。
厚いリード→ 抵抗感があり芯のある太い音が出るが、息の量が必要で、自由度が少ない
つまり、薄すぎても厚すぎてもダメなんです笑
自分に合ったリードを選ぶことがとても大切で、自分のやりたいことが自由にできて、自分の思い通りの音色を出せるリードを探し出していきます!
初心者にオススメのリードはこれ!
初心者の方は「どのリードを買ったらいいの?」と最初は困ると思います。
クラリネットのリードの種類は本当にたくさんありますが、わたしが初心者にオススメしているのは、この、バンドーレンのトラディショナルというリードの3か2.5↓↓
バンドーレン B♭クラリネットリード トラディショナル 3
バンドーレンは、たくさんのクラリネット奏者が使っているメジャーなメーカーで、その中でも一番ベーシックなのがこの種類です。
中高生や大人の方は3、小学生や体力に自信のない方は2.5を使うと良いかと思います。
ちなみにわたしが現在使っているのは、このバンドーレンのV12の3です↓↓
バンドーレン B♭クラリネットリード V.12 硬さ:3 (10枚入り)

リードは箱で買おう!
最初にも書いた通り、リードは自然の木でできていて、一枚一枚が全然違うのです。
同じ種類、同じ番号、同じ箱に入っていたとしても、一枚一枚吹き心地が違い、残念ながら吹いてみないとどんなリードかはわからないのです!
なので、バラで売っているリードもありますが、基本は10枚入りの箱を購入することをオススメします。
1枚だけで購入すると、それが本当に自分に合っているのかわからず、せっかく良い練習をしていてもリードのせいで悪い方向にいってしまうことがあるからです。
リードを購入したら10枚を一気に開け、交代でリードを使うことで、一本一本をより長持ちさせることができ、変なクセがつくことなく早く上達することができます!
リードの取り扱いに注意!
リードは小さくて薄くて、とても繊細です。
リードの先が少しでも欠けてしまったり、割れてしまったりすると、ちゃんと音が出なくなってしまうんです。
特にリードの先端の部分はなるべく手で触らないように気をつけましょう!
リードを出すときやしまうときも注意をします。
常にリードの半分より下の、厚い部分を持ちます。
しまう時は、リードの下から先に入れるようにして、最後に上の部分をしまいましょう。
それと、吹き終わったリードは、しっかり水分をふき取ってからしまうようにした方が良いです。
リードに水分が残ったまま収納してしまうと、リードが水分を吸い取って先端が変形してしまうこともあります。
新しいリードは吹きすぎない
リードは自然のものなので、新しく出して急に吹き続けてしまうと、リードがびっくりしてすぐにダメになってしまします。
なので開けたばっかりの新しいリードは吹きすぎないようにしましょう!

次の日はもう少し時間を増やして、少しずつ慣らしていくようにすると長持ちします。
新しいリードはとても変化が激しいので、最初の日に吹いた時と次の日に吹いた時では吹き心地が違うこともあります。
少しずつ慣らしていくことで、リードを育てていきましょう♪
リードケースは便利☆
リードを5枚だったり10枚だったりを収納できるリードケースというのがあります。
こんな感じで並べておくと、バラバラにならず、演奏するときにすぐに取り出せます。
さらに、リードケースは置くところが平らになっているので、リードが曲がったり傷がついてしまったりすることがなく、良い状態で保管することができるんです。
最近のリードケースは、とってもかわいいものもあるんです☆↓↓
スヌーピー リードケース クラリネット(5枚入)ブラック
ちなみにわたしはこれをずっと使っています↓↓
GALAX ギャラックス リードケース スタンダード・シリーズ 本革製 クラリネット/アルトサクソフォン兼用 両面タイプ 茶 【国内正規品】

関連の記事はこちら

まとめ
いかがでしたでしょうか?
リードはとても繊細で変化が激しくて、扱いがとても大変ですが、リードの温かい響きが魅力的なクラリネットにはなくてはならない大事なものです!
リードと上手くつき合って、素敵な音を鳴らしていきましょう(^▽^)♪