クラリネットを丁寧に片付けよう!片付け方やスワブの通し方を教えます♪
クラリネットを吹き終わったら、ケースにしまって片付けると思いますが、この片付け方も大事!
ちゃんと片付けをしてあげないと、楽器のバランスが崩れたり、本体ににヒビが入ってしまうこともあります。
ということで今回は、クラリネットの片付け方を写真付きで解説したいと思います♪
- クラリネット初心者さん
- クラリネットを片付け方を知りたい方
- クラリネットの片付け方に不安がある方
リードをしまおう!
まずは、使っていたリードを片付けます。
リガチャーのネジを緩めてリードをはずしたら、リードについている水分はしっかりとっておきましょう!

リードに水分がついたままにしていると、リードが水分を吸って、膨らんだりうねったりして、吹き心地が変わってしまうことがあるので注意です!
リードはリードケースへ入れます。
こういうタイプのリードケースに入れるときは、写真のように、リードのお尻の部分から入れるようにします。

リードをしまうときに、リードの先端を傷つけたり、欠けてしまわないように気を付けましょう!
スワブを通そう!
クラリネットの管の中をお掃除するために使うのがスワブというものです。
布に紐とおもりが付いていて、これを管に通すことで管の中の水分を取ってくれます。
↓↓これからクラリネットを始める初心者の方は、初心者用のお手入れセットっていうのにスワブも入っているかと思います。
ヤマハ YAMAHA 管楽器お手入れセット クラリネット用 KOSCL5
ちなみにわたしのおススメのスワブはこれ!
Buffet Crampon ビュッフェ・クランポン スワブ (Bクラリネット用)

ビュッフェ・クランポンのスワブは水分の吸収力もいいし、長く使っていても糸のほつれが少ないので、中学生のころからずっとこのクランポンのスワブを買い続けています。

ではスワブの通し方の説明をします♪
まずはマウスピースを取り外します。
スワブを広げて、タル(バレル)の方からおもりのついた紐を入れ、ベルの方からおもりを出します。

スワブがぐちゃぐちゃになっていたり、紐に結び目ができていないかをしっかりチェックしてから入れるようにしてください!
出てきたおもりを引っ張ります。
これを2、3回やればOK!
マウスピースはどうする?
マウスピースは繊細なので、B♭クラリネット用のスワブを何度も通すと内側が削れてしまい、吹き心地が変わってしまうことがあります。
なので、わたしはマウスピースにスワブを通すのは毎回はやらず、普段はスワブを使って水分をふき取る程度にしています。
綿棒を使って掃除することもあります。
マウスピースの先端を傷つけてしまわないよう注意しましょう!
マウスピース専用のスワブが売られているので、マウスピースにスワブを通すときはこちらを使うと良いです!
クラリネット マウスピース スワブ (お手入れ用) アトリエ トマアズ (ネイビー)
穴(トーンホール)に水が溜まっていないかチェック!
クラリネットにはたくさんの穴があると思います(これを「トーンホール」といいます)。
ここに水が溜まったままクラリネットをしまってしまうと、この水分によって楽器が割れてしまう恐れがあります。

わたしのクラリネットも、バキっという音がして、管の半分ほどが一気に割れたことがあります。
自然の木でできている以上、割れてしまうのはしょうがないことなのですが、できる限りそれを避けるためにしっかり水分は取っておきましょう!
トーンホールの水を取るときに活躍するのがこのクリーニングペーパー。
薄い紙なので、狭いところにも入り込んで水分を吸い取ってくれる優れものです。
こんな風に、水が溜まってしまったところに挟んで水分を吸い取ります。

楽器ケースにしまう
さて、全ての水分をふき取ったら、クラリネットを分解してケースにしまいます。
上管と下管を外すときは、持ち方に注意しましょう!
持ち方は組み立ての説明の時に書いたので、良かったらご覧ください。

分解すると、管と管をつなぎ合わせていた部分(ジョイントといいます)に水がたまっていることがあるので、ここもしっかりスワブを使ってふき取っておきましょう!
マウスピースにリガチャーとキャップをつけてしまったら終了!
楽器ケースの蓋はしっかり閉めておきましょう!
まとめ
クラリネットは自然の木でできていて、本当に繊細なものです。
片付けまでしっかりやらないと、壊れてしまうこともあるので、最後まで手を抜かずしっかりやるようにすると良いですね!
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