クラリネットのスケール本(音階教本) をやってみよう☆おススメのスケール本をご紹介します
クラリネットを上手く演奏するために、とっても大切な練習が音階練習!!
音階はすべての基本です。
音階練習をすることで、良い音色を手に入れたり、指の動きが良くなったり、調性や音楽の進み方を感じられたり、とても良いことだらけです♪
音階練習をやるために必要なのが「スケール本」です。
スケール本は色んな人が書いているので、楽器屋さんに行くと色んなものが置いてあるかと思います。
「いっぱいありすぎて、どれを買ったらいいのかわからない、、」
という方のために、わたしが今までやってきたスケール本をいくつかご紹介しますので、購入のご参考になればと思います!
クラリネットの初歩/ ジャック・ランスロ
ジャック・ランスロのクラリネットの初歩は、クラリネット初心者にぴったり☆
クラリネットを始めて音が鳴るようになったら、1番最初に手に取ってほしいスケール本です。
ところどころに注意事項が書かれていたり、少し変則的な指使いの運指だったり、キイを右手でとるか左手でとるかなどの指使いも細かく書かれているので、初心者の方も安心して練習することができます。
音域の幅もあまり広くないのでとても吹きやすく、それでも音階練習のとても大切な要素が詰め込まれている一冊です。
お値段も1000円でおつりがくるようなお手頃価格で、薄くて軽いので持ち運びにも良いです。
Scales for Clarinet /アイヒラー
通称「アイヒラーのスケール本」。
音大の入試にもよく使われる、クラリネットの基礎となる有名なスケール本です。
音大の入試に使われるからといって、プロを目指す人たちだけがやるものというわけではなく、楽器を始めて2、3年の学生さんにもやってほしいとても良いスケール本です。
わたしも中学2年生のころ初めてこのスケール本と出会いました♪
先程の「クラリネットの初歩」に比べると、だいぶ音域が広いので最初はなかなか難しいかもしれませんが、何度も練習していくうちにだんだん慣れてくると思います。
特にそれぞれの調の1番最初の音階は、全ての調を暗譜するくらい、しっかり自分に染み込むように練習すると良いです!
楽器を始めて間もないころから、プロの日課練習にも使えるという、とてもおススメの一冊です。
クラリネット奏者の為の音階 第一巻 /イヴス・ディディエ
ディディエのスケール本は、わたしが高校生のころ使っていたスケール本で、アイヒラーのスケール本をマスターして、他のスケールもやってみたくなったら手に取ると良い一冊です。
高音域がたくさんでてくるので、指使いや音を当てるのが難しい!
音の幅が2度~オクターブと1度ずつ増えていくといった、跳躍練習がたくさん盛り込まれていて、クラリネットの音を操るためにとても良い練習です。
クラリネット教本 第2巻 /イェッテル
イェッテルの「クラリネット教本 第2巻」は、わたしが音大生のころ使っていたスケール本です。
このスケール本は、分散和音が多い!
これでもか!ってくらいやらされます笑
でも、この練習をやったおかげで、曲で頻繁に出てくる分散和音のパッセージにも強くなった気がします。
ちょっと上級のスケール本ですが、こちらもアイヒラーのスケール本をマスターした後にやるのに、とてもおススメです。
まとめ
スケール本は色々ありますが、できれば色々なものに手出すのではなく、自分でこれと決めた一冊をしっかりやりこむことをおススメします。
どのスケール本も、演奏技術を上げるためにとても良い効果を発揮してくれるハズ☆
日ごろからしっかり音階練習をしっかりして、良い演奏をしちゃいましょう(*´ `*)