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管楽器奏者が腹腔鏡手術を受けてから、再び楽器が吹けるまで♪


わたしは先日、子宮筋腫の摘出のために腹腔鏡手術を受けました。
 
手術のときのお話はこちらからどうぞ↓↓

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管楽器奏者が腹腔鏡手術を受ける!~子宮筋腫核出術
2021.07.19
    
管楽器奏者が腹腔鏡手術を受ける!~子宮筋腫核出術
クラリネット奏者であるわたしが腹腔鏡手術を受けた様子を書いてみたいと思います

腹腔鏡手術はまだ割と新しい手術法で、これからこの手術を受ける方はどんどん増えていくかと思います。
 
 
この手術はお腹に穴を開けるので、わたしのような管楽器奏者にとっては、
 
どのくらいの痛みなんだろう?
手術後どのくらいで楽器が吹けるようになるんだろう?
お腹に力を入れても大丈夫なの?
 
なんていう疑問もあるかと思います。
 
管楽器を吹けるお医者さんはなかなかいないと思うので、お医者さんに聞いてもわかりづらいですよね?
ということで今回は、管楽器奏者のわたしが腹腔鏡手術を受けてから、再び楽器が吹けるまでを書いてみたいと思います。
 
管楽器を吹かれる方や、術後の復帰の様子が知りたい方のご参考になれば嬉しいです♪

 
 

目次

手術後1週間目


手術後4日間は入院ということで、病院で過ごしました。

入院中のことはこちらの記事に書きました↓↓

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2021.07.19
    
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クラリネット奏者であるわたしが腹腔鏡手術を受けた様子を書いてみたいと思います!

 
そして、4日目に退院します。
手術直後はベッドから動くことができなくても、治るスピードはとても早くて、退院時にはちゃんと歩けるようになりました。
 
ただこの時点ではまだ、歩くと振動が傷にズキズキ伝わるので、長距離を歩いたり、階段を上り下りするのは辛いです。
 
 
そして、家での生活ですが、退院後2、3日は家事をするのは大変でした。
 
傷が痛むので、キッチンに立ち続けることができなかったり、掃除機をかけて歩くのが辛かったり、洗濯物を干すために手を伸ばせばズキっと痛む、、
立ち上がる時も腹筋を使うと痛むので、手すりを掴んで立ち上がったりという感じでした。
 
 
そして、すぐ眠くなります
傷を治すために体が一生懸命回復しようと頑張っているんですね。
 
 
傷は痛むし、何もしていなくても眠くなるので、手術後1週間はずっと家でぼーっとテレビや動画を観たりして、なるべく動かないようにして過ごすという感じでした。

 
 
 

手術後2週間目


2週間目になると、もうほとんど普段通りに日常生活ができます。
1週間目と比べて、動きやすさが全然違う!
 
まだ思うようにお腹に力は入りませんが、日常生活に特に支障はありません。
家事をしても辛くないし、買い物にも出かけられる♪
 
事務のような動きの少ない仕事に復帰してもいいのが、この手術後2週間目なんだとか。
 
 

そして、手術の時に穴を開けた4か所に貼ってあったテープも自然と取れてきて、中の傷が見えます。
 

傷は、ほんの1センチくらいの線がちょんちょんとついているくらいで全然目立たない!
 
 
ただ、傷はそのままにしておくと服が擦れて跡が残ってしまうので、傷用のテープを貼ります。
 


お医者さんにおススメしていただいた、Ato fineという傷あとテープをネットで購入♪
柔らかいし、肌の色ともなじむので、貼っていても違和感がありません。
 
 
 

手術後3週間目


このころになると、体は普段の調子に戻ってきているので、だんだん「そろそろ楽器吹いても大丈夫なんじゃないか??」と思い始めます。
痛みのことを考えなくてもよくなったので、気持ちにもゆとりが出てきたのかも?
 
 
お医者さんに言わせると、この手術後3週間で介護の仕事のような動きの多い仕事に復帰ができるそうですが、お腹に集中的に力を入れる管楽器を吹くことはどうなんだろう、、と疑問に思うところですね。
 
 
ということで、、3週間目の終わりごろ、実際に楽器を吹いてみました!
 
久しぶりに音を出してみると、なんだか不思議な感じ笑
口の周りの筋肉が衰えるのは心配していましたが、その辺は意外と大丈夫で、やはりお腹に力が上手く入らず、思うように音が出ない、、
 
それだけ、楽器を吹くときはお腹に圧をかけていたんだなあと感じます。
 
 
楽器を吹くのは、最初はほんの数分だけにして、毎日少しずつ吹く時間を増やしていくことに!
 
 
 

手術後4週間目


少しずつ楽器に触る時間を増やしていき、手術後4週間目からクラリネットを教えるお仕事を再開
 
教える時は演奏する時ほど楽器を吹かず、少し吹いて休んでを繰り返すことができたので、このタイミングでも復帰することができました。
 
まあでも、まだお腹にしっかり力は入らないので、吸った息をコントロールする力が弱く、、
このころは、ぺらっぺらの薄いリードを使うようにして、軽く息を入れて吹けるようにしていました。
 
 
教えるのは大丈夫でしたが、演奏するとなると常にお腹に圧がかかってしまうので、手術後4週間目に演奏のお仕事を入れるのは、ちょっとやめておいた方が良いのかなというのが、私の感想です。
 
 
 

手術後1か月後以降


手術後1か月が過ぎると、もう手術前と同じように楽器を吹くことができました
 
もちろん1か月吹かなかった分、少しは体がなまってしまっていますが、それも普段通りの練習を再開すれば、何事もなかったかのように楽器を吹くことができます。
 
わたしは手術後1か月以降に、楽器を吹いてお腹が痛むなんていうことはなかったです♪
 
 
演奏の本番を入れる時期を考えるなら、手術後4週間目くらいに楽器の練習を再開できて、そこからどのくらいの期間あれば心配なく本番を迎えられるのかを逆算すると良いかと思います。
 
わたしの場合は手術後1か月半以降なら、安心して本番を入れられるかなと感じました。
人によってその感覚は違うと思いますし、本番の大きさによっても異なりますよね!
 
 
 

まとめ

腹腔鏡手術は、本当に治りが早い手術です。
お腹に圧をかけて演奏する管楽器だって、1か月くらいあれば復帰できちゃいます♪
 
治すときはしっかり治して、今まで通りお仕事に復帰できるようになると良いですよね(o^―^o)
 
 

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この記事を書いた人

マソン優貴葉のアバター マソン優貴葉 クラリネット奏者

名古屋音楽大学を卒業後、フランスのムードン音楽院、ヴェルサイユ音楽院の最高課程を修了。
4年間のフランス留学を終え2019年に帰国し、現在は愛知県名古屋市を中心に演奏活動や、個人レッスン、音楽教室でのレッスンなど幅広く行っている。

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